August 17, 2011

タイ航空ファーストクラス(77J/B777-300ER)

タイ航空ファーストクラス

ソロシートタイ航空はバンコク-成田間にデイリーで3往復のフライトを持っています。
面白いことにすべて機材が異なり、現在のところ B747、B772、B77J の3タイプが投入されており、当然のように便によってシートも違いがあります。

※ファーストの設定が無い国際線については、タイ航空ビジネスクラス(B777-200)タイ航空ビジネスクラス(B777-200ER) をご覧ください。

今回はいわゆる新造機と言われる 77J、もといボーイング 777-300ERに搭乗しましたので、そのロイヤルファーストクラスをご紹介します。

タイ航空ロイヤルファーストクラス

BKKからTGのFに乗る際は、ファーストクラスラウンジでの食事やオーキッドスパラウンジでのマッサージを楽しむことができますが、77Jで飛んでいるTG676便はバンコク 7:35発の早朝便のため、時間的にスパか食事のいずれかのみとなってしまうのが残念なところ。
搭乗の際は スワンナプーム空港の地上アテンドサービス が受けられます。

では、飛行機を見てみましょう。タイ航空のサイト掲載のシートマップは以下の通りです。
FとCの間に大きなギャレーがありますので、他のシップに比べてファーストの独立性が高くなっており、タイ航空の中でも最上級のシートと言えそうです。

TG 77J

タイ航空ファーストクラスファーストクラスのアブレストは、1-2-1 の 2列。
ファースト 8席で エコノミー 54席分相当のスペースを占有しています。

シートは 1K。
窓4個をいただきました!

タイ航空ロイヤルファーストクラスこの日は満席とのこと。周りを見ると、皆さん朝っぱらからスーツにネクタイで、パジャマみたいな格好なのは僕くらい。どちらが旅慣れたパッセンジャーの姿なのかは、言うまでも無く…(笑

ブーブクリコお席に着くと、おしぼりとともにウェルカムドリンクとしてヴーヴクリコをいただきました。

おうちで飲んでるシャンパンと同じかぁって感じですが、まぁいずれにしても朝シャン(朝からシャンパン)は贅沢です♪

収納収納もあちこちにあります。

スイートこの機材はファーストクラスキャビンにオーバーヘッドコンパートメントがありません。その代り、スライドドアの戸袋の部分が開くようになっており、クローゼットとして使用できます。
まぁファーストで荷物をいっぱい持ち込むような乗客はまずいないと思いますが、荷物を手元に置いておけるのは安心です。

ブリュッセル グランプラス新聞やら雑誌やら、次々と届きます。

機内誌には、この春訪れたブリュッセルのグランプラス が特集されていました。

メニュー程なくメニューもいただきます。
シャンパンはヴーヴ・クリコの他にドン・ペリニヨンを積んでいるようです。

シャンパン

ヘッドセットアメニティはちっちゃなリモワのスーツケース型のボックスに入っていました、これは後日ご紹介を。スリッパは大きさが2種類あるようです。

ヘッドホンはノイズキャンセラー付き。画面も大きいので、機内エンターテインメントを楽しんでいくことにしましょう。

機内エンターテインメント選んだ映画はこちら。
というのも、映画はどれが何語なのかサッパリ分からず、メニューの言語にも日本語が無いため、とりあえず邦画を選んだ次第です。インターフェースは要改善でしょう。

ちなみに、この写真だけJALっぽくね?という突っ込みは平にご容赦を。本稿はロサンゼルスに向かうJAL機内で書いております…(笑

機内食

フルーツテーブルは相当な大きさで、2名で対面で食事をしても充分な広さをもっています。

まずはフルーツをいただきましたが、さすがタイ発、甘くて美味しいです。ヨーグルトに蜂蜜を入れたい!と言ったら10秒で出て来ました。パンも程よく温められています。

朝食で、朝食ですが、ビジネスクラスと同様にお味の方は…
僕が味音痴なのか、はたまた日本人向けではないのか。

ちなみにTGのYの機内食は今年、スカイトラックスの「ベスト・エコノミークラス機内食」を受賞しています。よっぽど、エコノミーの食事を頼んでみ(以下略

機内食到着前の軽食は、焼きうどん またはサンドイッチです。

ま、搭乗前にファーストクラスラウンジで食事を済ませておくのが正解なんでしょうね。

ファーストクラスシート

シートの様子。フルフラットになります。横になったところ、すぐに眠りについてしまいました。

タイ航空ファーストクラス

オットマンも立派。というか僕の場合、足が届きません。
オットマンというより、対面式に座るためのコンパニオンシートなのかもしれませんね。

タイ航空ロイヤルファーストクラス

星空消灯後は天井に星が出ます。
オーバーヘッドコンパートメントが無いので、解放感があっていいですね!

コントローラーはタッチパネル式で、各部細かく調整ができるようになっています。
シートの操作だけなら、ワンタッチボタンでの操作も可能。

ライトコントロールシートコントロール

スイート仕様らしく、ドンディスボタンもありました。

ドンディス花

画面が大きめで輝度も高く、見やすいパーソナルモニタでした。
6時間のフライトもまもなく終了、高度を下げていきます。

パーソナルモニタ

日本列島。当たり前ですが、上の地図と同じ地形ですね。

日本

最後に、ファーストクラスキャビンの全景です。

ボーイング777-300ファーストクラス

新鋭機のファーストクラスともなれば、当然にシートは良いのですが、どうも機内食が僕の好みと合いません。次回から機内での過ごし方を少し変えてみようと思います。
この路線は年に何度も乗りますので、ファーストとビジネスの全機材に搭乗するまでは、しばらくタイ航空にお付き合いしてみようと思います。

タイ航空の日本線のスケジュールおよびシップは タイ航空ホームページ に掲載されています。

【タイ航空(TG)の他の機材紹介】

タイ航空(ビジネスクラス)バンコク→名古屋
タイ航空(ビジネスクラス)バンコク→名古屋 旧機材
タイ航空(ビジネスクラス)クアラルンプール→バンコク 新機材
タイ航空(エコノミークラス)バンコク→アテネ
タイ航空(ビジネスクラス)国内線 インボラ
タイ航空(エコノミークラス)バンコク-プーケット 国内線

2011年の日本航空・全日空・タイ航空の搭乗記