ファビュラスルーム@Wホテル香港
Kitagawa@Hong Kong です。
前項でご紹介したWホテル香港 について、続いてゲストルームの写真をアップします。
Wはお部屋の名称が凝っており、スタンダードなお部屋でも「ワンダフルルーム」「クールコーナールーム」「ファビュラスルーム」「スペクタキュラールーム」と、いったいどれが何やら…(笑
コーナールームは 45㎡、その他は 40㎡の広さで、主に景色によってカテゴリーが分けられているようです。
Wホテル香港「ファビュラスルーム」
6階にあるロビーから、ゲストルームに上がるリフトに乗換えて、お部屋に向かいます。リフトの操作には非接触式のキーカードが必要。ホールは本棚のデザインで、どこにボタンがあるのか一瞬分からないくらいの装飾です。
お部屋の番号も本の形をしています。さすがに紙製ではありませんが…
ロビーのビビッドなカラーリングは影を潜め、客室フロアは微妙な色合いのグレーで統一されています。なかなか高級感があって良い感じです。
お部屋に入るとすぐに、大きな窓からの開けた眺望が飛び込んできます。バスルームがL字コーナーになっているため、横に広がりを感じられます。
直線が美しいですね。ビシッと決まっています。
お部屋の様子。Wホテルにしては奇をてらわずにシックな装いです。
各所の取っ手は木の枝のような形状をしており、そこだけまるでノイズのように調和が崩れるのが面白いですね。この木の枝のモチーフは、ロビーなどでも目にすることができます。
ライティングデスクは見かけだけでなく実用に耐えるレベルの作り。室内インターネットの使用は、SPGプラチナ会員の場合は無料となります。
デスクの WISH という台に乗っている銀色の筒は…なんと万華鏡です。(笑
デスクサイドには AV関連のコネクタ類。段差を上手く利用した秀逸な設計です。
別のコンセントに予め変換アダプタも付けられていますが、マルチアダプターも“有料のアメニティ”としてお部屋に用意されています。これ、使っても戻しておけば無料という面白い運用がされています。
続く窓側には、iPod のドックなど色々と並んでいます。
CDはいかにもWっぽい、やかましいセレクションです。(笑
収録されている曲は、他のWホテルと同じです。
ミニバー。アルコールも充実しています。
シャンパングラスはスイートルームか、頼まないと借りられないホテルがほとんどですが、全室に予め置かれているのが素晴らしいですね。泡が大好きなKitagawaには嬉しいサービスです。
フリッジの中身。見たことない瓶が入っていると、ついつい飲んでしまいます。
そうそう、お土産を買うのが面倒で ホテルのセレクションは旅行者にとっては有難く、フリッジのビールをそのままお土産にしちゃうこともしばしばです。
これはウェルカムアメニティでしょうか?お味は…ちょっと微妙かな(笑
写っていませんが、ポットもお部屋に用意されています。
さて、こちらは…W自慢の怒涛のアメニティです。
絆創膏のような実用品から、お風呂に浮かべるアヒルさんまで、雑多なものがごちゃごちゃと。普段絶対に買わないようなものが入っているので、Kitagawaはついつい興味を惹かれて開けちゃうんですよね(笑
前述したコンセントの変換プラグもここに入っており、写真左下のようなタグ(使うのはfreeだけどお持帰りは250HKDね)が付いています。高級ホテルにあるまじき ウェスティン・クアラルンプールみたいなやり方より、ずっとクールでしょ?
お部屋に目を戻しまして、こちらがハーバービュー。
海にたくさん浮かんでいるのは、クレーンの付いた大型船です。これもいかにも香港な光景ですね。
(W香港では香港島が見えるお部屋を「スペクタキュラールーム」として別カテゴリにしていますが、プールのところで書いたとおり目の前の ICCビルが邪魔なので、個人的にはこの「ファビュラスルーム」からの景色の方が好きです。香港島を眺めることを重視するなら他にもっと適したホテルがありますので、追々ご紹介したいと思います。)
ベッド周り。リネン類は充分に質感の高いものが使用されています。
ベッドサイド。カーテンのコントロールも電動化されています。
夜のお部屋もイイ感じ。暗すぎずちょうど良い明るさです。
Wホテルはターンダウンの際にTVを付けておいてくれます。冷蔵庫で見つけたイエローラベル・ブリュットでも飲みながら、世界各地の素敵なWの映像を見ているうちに、気付いたら寝てしまっていたり。
ちなみに写真の画面に映っているのは着工前の Wリトリート・コーサムイ ですね。
こちらは入口横のクローゼット。セーフティボックスは引出しの中です。
金庫内には充電用のACもあり、細かいところまで抜かりありません。
バスルーム
Wと言えば凝った水回りも魅力的。バスも覗いてみましょう。
シャワーブースはレインシャワー。ガラス戸をスライドさせれば、左側にはトイレが現れます。ここ 5年以内に作られたホテルで時々見かける作りですね。今年ご紹介したホテルでは、ル メリディアン・バンコク などがそっくりです。
出ました!バスとの仕切りは L字コーナースライドドア ですよ。下の写真で左が開けた状態、右が閉めた状態。壁全体が動く感じです。
しかも上吊り式で下レール無し!先日、セントレジス・バンコク のページでも書きましたが、こいつを自宅のホビールームにぜひ施工したいと考えているのです。
タイルとカーペットを突き合わすのも、ここまできっちり施工できれば悪くないコンビネーションですね。そして水回りにも注目…1つのベイシンにカランが2つという面白い作りです。これは狭いバスに無理やりダブルシンクを作るより良いアイデアで、いただきです!
スクエアなバスタブ。壁には15インチ液晶TVが埋め込まれています。
夜のバスルーム。ミラーの一部が抜けていて照明になっています!
これすごくクールですね。ガラスに銀を蒸着する段階でマスクしているのかな?と近付いて観察してみると、どうも蒸着後に一部を剥がして後工程で演出されているようで…これなら割と簡単に自宅にも採用できそうです。鏡をそのまま平面プロッターにブチ込めるかしら?
バスアメニティは他のWと同様に、Bliss Spa です。
ブリススパはニューヨーク発祥のスパで、いつか行きたいと思いつつ、ニューヨークに立ち寄る際はいつも一人。さすがに男一人では行きづらく…(笑
ここのバスアメニティは香りがさっぱりしており割と好みです。ちなみに同じ北米のスキンケア用品ではシカゴ発の H2O+ を気に入っており、クレンジングやボディソープは色も可愛くおすすめです。最近は日本でも手に入るのかな?
…と、呑みながら宿泊記を書くとどんどん話が脱線しちゃいますね。Wホテル香港のご紹介はこの辺で。(笑
W香港の朝食
最後に朝食の写真をアップしておきます。ダイニングはオープンキッチンになっていてフードやドリンクのプレゼンテーションも秀逸なんですが…探しても写真が出てきませんでした。これは皆さんが訪れた時のお楽しみ、ということで!
さて、次回はどこのWホテルをご紹介できるでしょうか?
来月訪問する Wバリ あたりを予告しておきます。
→ 2012年 香港旅行記インデックス
→ 2014年 香港旅行記
※ このページは2012年に作成されたものです。
より新しい記事は2014年に作成の W香港ホテル のページをご覧ください。