10.12
W香港ホテル W HONG KONG
今日は W HONG KONG Wホテル香港 を取り上げます。エアポートエクスプレスにつながっているので空港からのアクセスは抜群。新興エリアにあってスタイリッシュな設備とサービスを持つ高級ホテルですが、尖沙咀から離れているため香港に慣れた旅行者や在住外国人向けかもしれません。W香港の記事は3度目なので、今回はここの特徴でもあるルーフトッププールなどの写真を多めでご紹介します。
アクセス
香港国際空港からは 機場快線 エアポートエクスプレス で一発です。
九龍(カオルーン)駅を降りてエスカレーターを2つ上がればエレメンツのど真ん中に出られます。香港W酒店と表示も出ているので迷うことは無いハズ。
エレメンツは香港の高級ショッピングモールで、ショップやレストランなど一通り揃っていて便利です。詳しくは ELEMENTS エレメンツ のページをご覧ください。
W香港ホテルへはそのまま歩いて行けます。入口が小さいので、最初はちょっと分かりにくいかも。
アライバルロビー
こちらが正面エントランス。
車寄せにはベルが常駐していて、タクシーも常に待機しています。
Wホテルはニューヨーク発のブティックホテルで、スターウッド傘下ブランドの一つ。
デザインに高いこだわりを持つ若手のビジネストラベラーをターゲットとしており、宿泊料も少し高めです。僕はWのコンセプトを割と気に入っており、当ブログでも過去に Wバンコク、Wサムイ、Wメキシコ、Wサンフランシスコを取り上げてきました。年末には発祥の地ニューヨークからWニューヨークをご紹介する予定です。
1階のアライバルロビーの様子。ここのスタッフはいつも親切で助かります。
ちなみにW香港には2012年に初めて泊まっています。一部写真が重複しますが、最初の記事はWホテル香港のページでご覧いただけます。
壁に埋め込まれたWの文字はめらめらと揺れていますよ!
ロビーに向かう前から高級感と遊び心が程よくミックスされた内装で楽しませてくれます。
Wホテル香港
リフトで6階にあるレセプションへ。
時間帯によってマットのメッセージが変わる演出は他のWホテルでも見られますが、香港ではリフトの床が画面になっています。うーん、落ち着かない。
メインロビーは黒を基調としたシックな装いです。
夕方はキャンドルが灯されてオシャレですね~
以前も書きましたが、スタッフは若い人がメインです。
英語もきちんと通じますが、対応のスピードには改善の余地がありそうです。
ゲストルーム
ゲストルームは393室。ベストビューは西向きの港が見える側で、毎回必ずこちら側をアサインしていただいています。
お部屋については以前まとめていますので、Wホテル香港のファビュラスルームのページを参考にしてください。
広めでスタイリッシュなお部屋は使いやすく、クールで快適な香港ステイが出来るでしょう。
オモチャやマガジンが少し減りましたが、ミニバーやアメニティは充実しています。Wではバスルームが室内から丸見えなプロパティもありますが、ここW香港ではスライドドアで仕切れるようになっているので友人・家族との滞在でも問題は無いかと。テレビの分かり難さなどはセットアップの変更によって改善されていますが、メインの電話の使い勝手の悪さは相変わらずです。ま、これもデザイン優先ということで色々といじくって楽しんでみてください。
バー
ロビーフロア6階の奥にある WOOBAR ウーバー。以前は「リビングルーム」なんて名前でした。
Wに泊まったらバーでのひと時も外せません。夕方はハッピーアワーも設定されています。
SPGプラチナ会員ということで、こちらでウェルカムドリンクをいただけました。
Wで出てくるお酒はアルコールが強くパンチの効いたものが多いのでご注意を。下の写真はオリジナルカクテルの YUZU BLOSSOM、何やら凄いのが出て来てしまいました…
飲んだあと口の中がヒリヒリするお酒なんて初めてですよ。和風テイストで良いかなって思ったのですが、Wを甘く見てました。改めて材料を見てみると、純米大吟醸酒に山崎12年、レモンに柚子、さらにリンゴ&ワサビまで混ぜてあるそうで…って、ワサビかよおい!
ここW香港も夜になるとガラリと雰囲気が変わって大勢のゲストで賑わいます。
ロビーには爆音で音楽がかかってまるでクラブ状態になることも。この辺りは先日ご紹介したWサンフランシスコと同じですね。
プール
Wホテルでのプールの呼び名は WET ウェット。
贅沢にもルーフトッププールで、76階にあります。ホテルの屋外プールとしては世界でも屈指の高さで、アジアでここより高い屋外プールはシンガポールのマリーナベイサンズくらいしか思い浮かびません。宿泊の際は水着をお忘れなく!
プールに行けるリフトが限られているのが分かり難いかも。
高層階へ行くリフトは一番奥だけと覚えておくと良さそうです。他のリフトに乗るとスパやプールのある72~76階へ行くボタンがありません。
一つ下のフロアにあるチェンジングルームで着替えることもできますが、階段が無いので行き来が面倒です。まぁ何でもアリのWなのでお部屋からバスローブでプールに直行してもOKですし、水着に裸足でリフトに乗ってたって誰も何も言いません。(笑
入口から怪しげなライティングに痺れまくり!
この床は以前 W HONG KONG って書いてありましたが、いつの間にか WET に変わりましたね。
Wは大人のホテル、とにかく夜がオシャレです。
みんな陽が沈むとスイッチが入るようで、夜遅くの方がバーもプールも賑わってきます。
日中の様子。
プールは午前6時~午後10時のオープンです。
小さいながらジャクージもあって、こちらは温水になっています。
プールサイドの WET Deck ではアルコールも提供。お酒を飲みながら星空の下ジャクージに入って女のコとじゃれ合っていても誰も気にしないホテルなんて、香港でもここWくらいではないでしょうか?お高く留まった隣の某リッツカールトンじゃこうはいきませんからね。(笑
一つ下のフロアには屋内のジャクージも。
最近使ってませんが、まだあるのかな?
でも(公式サイトではうまく隠して撮影していますが)目の前には香港で最も高いICCが建っていてめちゃくちゃ邪魔!
せっかくこちらは76階だというのに、その素敵なロケーションの感動を見事にブチ壊してくれます。
ビルの間から僅かに香港島の夜景が見えなくもありませんが…
仕方ありません、もしヴィクトリアハーバーを眺めるならこの憎きICCの最上階にあるバー OZONE オゾン へ繰り出しましょう。
朝食
ロビーフロア6階の横にある KITCHEN キッチン はオールデイダイニングで、午前6時半~午後11時のオープン。
朝食バッフェはこちらで。
オープンキッチンになっています。
謎ドリンクがいっぱいあるのがWらしく。
フードのバリエーションはそれほど多くはなく、サラダなどはむしろ貧弱と言ってよいほど。
一方でジャムやバターが10種類もあったりと、力の入れようが明後日の方向なのがWホテルらしくもあり。
ヌードルバーもあります。
Wって朝からガツガツ食事って雰囲気じゃないんだよね。
ゲストもしれっと新聞でも読みながらヨーグルトだけ食べていたりと、この辺りは他のWと似た感じでしょうか。
かくいう僕もブレックファストは軽めに。ここの前後もホテル滞在が何か所も続いていますし、お昼は飲茶も食べたいし。
朝のコーヒーでアイスラテを頼んでも無料でいけるのは、さすがアジアですね。
2014年はヌードルもいただいてみました。
こちらは2012年。
窓からの眺めは油麻地(ヤウマティ)避風塘。
と言っても観光客でピンと来る人はまずいないでしょう、ここは船の台風シェルターとして作られた港なんです。これも香港の一面ということでお楽しみを。
2014年10月現在のメニューは以下の通り。
SPGプラチナ会員の場合、ベネフィットで朝食を選べます。
インターネット接続サービス
ロビーでのWi-Fiによるインターネット接続サービスは無料です。
一方、ゲストルームではこんな表示が出てますけど、ホントですかね?SPGプラチナ会員の場合は無料になります。
シャトルサービス
ホテルから尖沙咀へのシャトルサービスが無料で提供されています。
ただし乗れるのは人のみで、スーツケースを持っての乗車はできませんのでご注意を。
2014年10月現在のルートは以下の通り。
予約不要、30分おきにエントランスから出発です。
感想
新興エリアにあってスタイリッシュな設備とサービスを持つ高級ホテルです。部屋は広くて快適。伝統や格調より新しさと機能性を重視するゲストには香港でこの上ないホテルだと思います。
高層ホテルの割に、お部屋やプールからの眺めは感動という程でもなく、あまり期待しない方が良いかも。スタッフもトークだけでなく動きが伴うともっとスムーズに滞在できそうです。
エアポートエクスプレスの九龍駅につながっているので空港からのアクセスは抜群。ショッピングモールの ELEMENTS エレメンツ に連絡しているのも便利ですね。
ただし尖沙咀から離れているため観光で動き回る方にはかえって不便なロケーションかもしれません。地下鉄の駅も下にありますが面倒なので使ったことはありませんし、ホテルの価格帯からすればタクシーがメインの移動手段になるでしょう。香港にある同じスターウッド系ホテルでは シェラトン香港ホテル&タワーズ が尖沙咀のプロムナードの真ん前にあって観光に便利です。
香港W酒店
【住所】 1 Austin Road West, Kowloon, Hong Kong
【TEL】 +852 3717 2222
【URL】 www.w-hongkong.com/
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