12.23
深セン地下鉄 (中国・深圳)
深センを走る地下鉄、深圳地铁 Shenzhen Metro に乗車してみました。
中国では上海の地下鉄で大混雑を経験して以来移動はタクシーばかりですが、深センのメトロは香港のそれと雰囲気が近く、延伸を続ける路線網は観光にも便利そうです。
路線図
路線図を以下に示します。(クリックで拡大図を新しいウインドウで表示)
2015年12月現在、1号線(羅宝線)2号線(蛇口線)3号線(竜崗線)4号線(竜華線)5号線(環中線)の5路線が営業中。最新の情報は 深圳地铁 の公式サイト www.szmc.net/ でご確認ください。
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深圳の主な駅と見どころ
深センの主要な場所へは地下鉄のみでアクセスできるようです。
香港からの観光客が訪れそうな主な見どころと駅は以下の通り。「站」は中国語で“駅”を意味します。
世界之窗站 1号線・2号線
会展中心站 1号線・4号線
深圳コンベンションセンター、シェラトン深圳福田ホテル
老街站 1号線・3号線
東門歩行街(賑やかな歩行者天国)
蛇口港站 2号線
蛇口フェリーターミナル(マカオや香港国際空港へのフェリー乗り場)
福田口岸站 4号線
中国-香港の越境ゲート
運賃
運賃は距離制です。
2015年12月現在、深圳のビジネス街の中心部にあたる「会展中心」から乗った場合の各駅への運賃は、フェリー乗り場の「蛇口港」6元、テーマパークの「世界之窗」3元、香港国境の「福田口岸」2元なり。
ちなみに蛇口から福田口岸までタクシーに乗ったら約60元でした。
乗り方
地下鉄の乗り方は簡単。
全駅が自動改札で、券売機で切符にあたる 単程票(円形のメダル状のトークン)を購入して乗車します。香港のオクトパスカードに相当する 深圳通 Shenzhen Tong というカードも存在するようです。
行き先をタッチして表示された金額を投入すればOK。
分かりやすいですね!
Kitagawaが乗ったのは「世界之窗」から「会展中心」までの7駅、所要15分。運賃は2名分で6元でした。
中国の他都市と同様、深センでも各駅でX線による手荷物検査を行なっているのでラッシュ時に乗ると少し時間を要するかも。
車内の様子
色々なタイプの車輌が走っていますが、総じて近代的な車内。
アナウンスには英語も含まれ、次の駅を示す電光掲示板も設けられていました。
ホームドアも設置されており、全体的に香港地下鉄MTRと変わらない雰囲気です。
後日、混み合う時間帯に東門歩行街のある「老街」まで一往復してみましたが乗降マナーも悪くは無いと感じました。
深センは訪れる度に発展しており驚かされます。
その変化を楽しむために移動には外の景色を眺められるタクシーを多く利用しましたが、初めて乗ってみたメトロも分かりやすく快適で、観光には便利な存在だと感じました。タクシーは英語がまず通じませんからね、地下鉄の方が安くて気軽かも知れません。
その他、駅構内ではファストフード風のお店が並ぶ一角も見かけました。
お手軽に食事を済ませる場所としても駅ナカは使えそうです。
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