シェラトン深圳福田ホテルのスタジオスイートと北京ダック （中国・深セン）

Kitagawa＠中国です。深セン中心部で泊まった 深圳大中华喜来登酒店、こと シェラトン深圳福田ホテル Sheraton Shenzhen Futian Hotel をレポートします。個人的にはラウンジでいただいた北京ダックが印象的で、スタッフの対応も良く快適に滞在できました。地下鉄２路線が利用できるので観光にも便利です。

ビジネス街のど真ん中、次々と高層ビルが建築されている一角に聳え立っています。
深圳会展中心 Shenzhen Convention and Exhibition Center に近いので展示会絡みでお泊りになる方も多いのではないでしょうか。中国のホテルはどこも巨大ですが、ここも大きいですね～

ロビー

車寄せにはベルが常駐しており、彼らの高いホスピタリティが滞在を一層気持ちのよいものにしてくれました。
レセプションやコンシェルジュも英語がよく通じるので安心です。

クリスマス前とあって吹抜けいっぱいのツリーが目立ち、夕方にはピアノの生演奏も。
ホテルオリジナルの地図はハードカバーで折畳み式。ホテル周辺や深セン全体がイラストで載っていて分かりやすく重宝しました。細かいところにも力が入っているようです。

フロアマップ

シェラトン深圳福田ホテルは28階建てで、宿泊棟は「東翼」と「西翼」に分かれています。
リフトのボタンを押すにはキーカードをかざす必要がありました。

ゲストルームは全354室。今回は東棟の17階、スタジオスイートルームをアサインしていただきました。
プールやクラブラウンジなどのファシリティは西棟に集まっているのでアクセスするには一度ロビーに降りなければなりません。

デザインに鏡の多いホテルで、観葉植物もあちこちに置かれていました。
ホテル内ですれ違う中国人ゲストはスーツを着たビジネスマンばかり。ミーティング施設は38室もあるそうで、バンケットの利用客も多いのでしょう。

スタジオスイート

面積は75㎡、これは広いですね！
室内の見た目は新しく、どうやら近年リノベーションされているようです。

壁はダークウッドで落ち着いた雰囲気。
ただでさえ広いのにベッドルームにはアーモアが置かれていないため一層お部屋が大きく感じました。

窓側にまとめられたソファやワークデスク。フルハイトウィンドウで日中は気持ち良い明るさ。
シェラトン深圳のコンセントはすべてマルチタイプになっており、これもなかなか便利でした。

お部屋に届いていた新聞とフルーツの盛合わせ。

ドレッサー付きのクローゼットは広過ぎて、とうとう一度も使いませんでした。

ミニバー

ミニバーとフリッジの内容。
ソフトドリンク 38元、ビール 48～50元、スナック 32元といったところです。

お部屋のあちこちに無料のお水と、中国茶（有料）も用意されていました。

些細なことですが、壁に掲げられている人物画が僕の目には陰気に映りました。

バスルーム

バスルームも清潔感があり、ここも鏡が多用されています。お掃除が大変そうですね…
バスタブとシャワーは別になっていますが、お部屋の広さや巨大なクローゼットに比べるとバスは窮屈。ベイシン周りも余裕が欲しいところです。

シェラトンクラブラウンジ

西棟の24階にあるシェラトンクラブラウンジ。
クラブフロアに宿泊のゲストとスターウッドSPGプラチナ会員は無料で利用できます。終日スタッフが常駐しており、お手洗いやバーカウンターもあって本格的。チェックアウトの手続きもこちらでできました。

夕方のカクテルアワーは充実！
さすが中国ですね、夕食代わりになってしまうボリュームでした。

件の北京ダックも。
肉切り包丁とともに一羽丸ごと置いてあるなんて中国は凄いな～なんて言いながら僕らで少し切っちゃいましたが、後からスタッフが飛んできました…そうですよね（笑

点心も美味しいしスープまでありました。
中国のホテルはこの手のサービスに力が入っていることが多く、東南アジア全体で見ても頭ひとつ抜けていると思います。ホテル好きには楽しみの一つで、シェラトン深圳に泊まるならクラブフロアが断然オススメです！

朝食

朝食は東棟１階、オールデイダイニングの「怡聚軒 The Exchange」にて。

他にはカフェ「アフターワーズ Afterwardz」、イタリアン「メッツォ Mezzo」、バー「ハヴァナ Havana」があります。いずれもドレスコードはスマートカジュアル止まりなので気軽に利用できそうです。

プール

プール、フィットネスセンター、テニスコートがあり、アクセスは西棟９階から。
2015年末まで屋内プールは工事中でした。

周辺情報

中国の経済特区である深センは高層ビルが次々と建てられており、高級ホテルも揃い踏み。
シェラトンの向かいにはフォーシーズンズホテルが光り輝いていました。同じスターウッド系ホテルでは郊外に ウェスティン深圳南山ホテル や、香港との国境手前に フォーポインツバイシェラトン深圳ホテル があって選択肢は多い街です。

ただし観光客目線では魅力に乏しい街で、実はKitagawaも今までビジネスでしか来たことが無く、初めてプライベートで滞在しました。見どころとしてはテーマパークの 世界の窓（１号線で７駅、世界之窓駅 下車）や、繁華街の 東門歩行街（１号線で５駅、老街駅 下車）辺りが 深圳地下鉄 の乗換え無しでアクセスできるので訪れやすいと思います。

今回は２週間前までの予約＆週末のステイということで、高級ホテルながらお値打ちに泊まることができました。
駅の真上、知名度抜群、そして最寄りの香港国境からも地下鉄やタクシーで10分足らず。立地が良いので次回もシェラトン深セン福田ホテルを宿泊先の第一候補にしようと思います。

2015年, '15 香港・マカオ・中国