12.19
マカオから深圳・蛇口へのフェリー
Kitagawa@中国です、你好!
マカオから深セン(深圳)への移動にフェリーを利用してみました。蛇口のイミグレは空いているとの噂通り入国もスムーズ。他にもマカオから深圳空港や、あるいは香港国際空港から直接蛇口や深圳空港へ向かう路線も運航されています。
外港客運碼頭 アウターハーバー・フェリーターミナル
まずはマカオ半島側にあるフェリーターミナル、外港客運碼頭(外港客运码头)へ。
香港とマカオを行き来する時によく使う乗り場ですね。
深セン行きチケット売り場は入って左手にある ターボジェット Turbo Jet の窓口へ。
向かう「蛇口」は“じゃぐち”ではなく Shekou、シャーコウと発音します。
こちらが乗船券、次の午後3時15分の便に乗ることに。
運賃は 238マカオパタカ(約3,600円)なり。
3階にはレストランがあるので出発まで食事をいただきました。
時刻表
2015年12月現在の時刻表。
上がマカオ発、深圳空港行き。下がマカオ発、深圳・蛇口行き。
蛇口行きの12:30発と15:30発に限り、ここではなくタイパ(氹仔)のフェリーターミナルからも出ていました。
最新の時刻表はターボジェット(噴射飛航)のWebサイトで確認を。
www.turbojet.com.hk/jp/routing-sailing-schedule/macau-shekou/sailing-schedule-fares.aspx
これらの情報は シェラトンマカオホテル のコンシェルジュからいただいたものです。当初、香港経由で深センに向かうつもりでしたがフェリーで直接行けると教えてもらい今回の移動となりました。
マカオから深圳・蛇口へのフェリー
同じ中国国内ですが出入国審査があります。
出航の30分前にオープンする蛇口行きのゲートでチケットを見せてイミグレに進み、待合い席のあるボーディングブリッジで乗船待ち。
船内の様子、自由席ですね。
お手洗いもあるようです。
乗ったフェリーは五邑湖という名。
午後3時30分出航、深センには午後4時42分に到着しました。時差は無いので所要70分といったところ。
僕はどんなに揺れても酔わないのですが(ずっと寝てました)天候が悪く船酔いしている人も少しいたようです。
下船してイミグレで入国審査。
一番右に外国人用のレーンがあり、他の乗客はすべて中国人とあってまったく待たずに通過できました。
中国本土は入国カードの記入が必要ですが、外国人の利用が少ないせいか船内では案内されず…イミグレで貰ってその場で記入しました。建物は古めかしいものの、羅湖や福田口岸の国境に比べたら通過は断然スムーズではないでしょうか。
蛇口客運碼頭 蛇口フェリーターミナル
深センのフェリーターミナル、蛇口客運碼頭(蛇口客运码头)です。
到着・出発ともに同じフロアのようで、蛇口からマカオや香港国際空港へ向かうゲートも見えました。逆方向の移動も分かりやすそうです。
両替所もあり。
2015年12月現在、100香港ドル(HKD)= 82元(CNY)というレートでした。
ターミナル前は 深セン地下鉄(深圳地铁)の2号線「蛇口港」駅。(入口までは横断歩道を渡り少し歩きます)
深セン中心部までは約20駅で、運賃は距離によりますが6元ほどです。
雨こそ降っていませんがお天気が悪く、荷物を持った多くの人がタクシー乗り場へ直行していたので僕らもタクシーを利用することに。深セン中心部まで約25km、100元が目安と訊いていましたが、所要36分で60元でした。
ちなみに深センは広東省の都市ながら広東語ではなく北京語が話されています。英語はまず通じないので中国語が話せないならホテルの名前と住所を漢字で書いてタクシーの運転手さんに見せればOKです。Google Mapは地図が古いうえに中国ではブロックされており用を成しません。
マカオから香港経由で来るとなると ターボジェット→タクシーまたは地下鉄で紅磡(ホンハム)駅へ→国境まで香港MTR→国境を越えてさらに移動となるところ、フェリー&タクシーでスムーズに移動することができました。イミグレも通過しやすく、少し割高ですが荷物がある場合はオススメできるルートです。
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