10.09
プールヴィラスイート@ザ リッツカールトン コサムイ
美しい海を臨むプライベートプール付きの豪華なヴィラで夏休み。タイのサムイ島にある ザ リッツカールトン コサムイ The Ritz-Carlton, Koh Samui に宿泊しました。
緑に囲まれた島の北東の岬を贅沢に使ったリゾートで、手付かずのプライベートビーチを持つサムイ島で数少ない最高級ホテルの一つ。滞在が長めなのでオールインクルーシブで予約し、お部屋にもこだわってみました。ここではエクスクルーシブプールヴィラとアルティメットプールヴィラの違いについても体験や感想をまとめます。
The Ritz-Carlton, Koh Samui
行き方:バンコクから国内線でサムイ空港へ
空港からホテルまで6km(車で15分)
【住所】 9/123 Moo 5, Tambon Bophut, Koh Samui, Surat Thani, 84320 THAILAND
【TEL】 +66 77 915 777
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チェックインの様子やプールやビーチなどのファシリティについては当ブログ内の ザ リッツカールトン コサムイ The Ritz-Carlton, Koh Samui のホテル宿泊記をご覧ください。朝食やランチ、ディナーコースなどリゾート内での食事も リッツカールトンコサムイの全レストラン紹介 のページにまとめました。
リッツカールトンコサムイの客室は大きく「スイート Suite」と「ヴィラ Villa」に分けられますが、前者は山の中腹にあるホテル棟、後者は海に面した斜面に点在する戸建ての造りで、別のホテルと言って良いほどロケーションが異なります。泊まるなら断然ヴィラがおすすめで、どちらを選ぶかによって印象がまったく違ったものになりそうです。
ヴィラは特別室の「ヴィラカサラ Villa Kasara」を除けば、すべて「アルティメットプールヴィラ Ultimate Pool Villa」と「エクスクルーシブプールヴィラ Exclusive Pool Villa」となっており、その広さやレイアウトに違いはありません。しかし眺望の差は大きく、できる限りアルティメットプールヴィラを選びたいところ。どれほど違うのか後述しますので、予約される方はお部屋選びの参考にしてみてください。
エクスクルーシブプールヴィラ
Exclusive Pool Villa
リッツカールトンサムイのプールヴィラは面積が97㎡。
リゾート内の通りから玄関までは少し離れていて、お部屋によってアプローチに変化があって面白いですね。玄関ホールも立派な設えで、ベンチや雨傘も置かれていました。
まずは入ったところから室内を見渡してみました。
セラミックタイルの床がシームレスに繋がっていて広がりを感じさせます。海側はほぼ全面がフルハイトの窓なので自然光が入って明るく気持ち良い。ゆとりある敷地を贅沢に使ったレイアウトも無理がなく、使いやすいと思います。惜しむらくはリビングからプールへの窓が嵌め殺しで開けることができませんでした。
リビング
大きなデイベッドが置かれたリビングにはシーリングファンもあってゆったり寛げます。
上の写真でテレビに映っているのは、サムイ島の北約60kmにあるタオ島に近いナンユアン島です。この海域で最も美しいと言われるプライベートアイランドで、実は今回のバカンスの最終目的地。この後サムイ島から船で向かうので、その絶景を ナンユアン島旅行記 にまとめる予定です。
ベッドルーム
さすがに高級感溢れる設えのベッドルーム。
写真には入っていませんが、こちらにもテレビが掛けられていました。
ワークデスク
ミニバー
バス
大きなガラス窓に沿ってバスタブが置かれていて、ランプシェードとも形が合わせてありました。ベイシンは当然ダブルですね、鏡もピカピカに磨かれていました。アイランドリゾートの戸建てヴィラとしては間違いなくトップエンドの造りと美しさで、清掃も完ぺきです。
シャワー
バスタブとは別に独立したシャワーもあり、さらに屋外にもレインシャワーが設けられています。
アメニティ
トイレ
クローゼット
プール・テラス
ヴィラは全室にプライベートテラスがあって、プールも付いています。どのお部屋もプールの位置が高く柵も無いので、子連れなどファミリーで滞在する場合は転落しないように見張りが必要です。
アルティメットプールヴィラ
Ultimate Pool Villa
海に面する最前列のお部屋はアルティメットプールヴィラという最上位のカテゴリに位置付けられています。眺望の差は圧倒的なので、もしリッツカールトンサムイに泊まるなら宿泊費が高くてもこちらがベストです。インテリアはエクスクルーシブプールヴィラと同じなので室内の写真を省略しますが、ページ冒頭の動画はアルティメットプールヴィラのプライベートプールから撮影しているので立地など参考にしてください。
フロアマップ
ヴィラの部屋番号は9101~9417です。
レストランやプールのあるビーチから離れた方が眺望が良くなるものの、その分歩いてお部屋に出入りするのは大変になります。電話で頼めば電動カートで迎えに来てくれるので、遠慮なくお願いしました。
リッツカールトンサムイのお部屋選びとアップグレードについて
「アルティメットプールヴィラ」と「エクスクルーシブプールヴィラ」は眺めの違いのみで分けられておりお部屋の広さやレイアウトはまったく同じですが、前述の通り想像以上に眺望が異なる(はっきり書いてしまうと期待外れな眺めの部屋も多い)ので要注意です。重ねて、ホテル側ではこの両者の間に「パーシャルビュー」というゲストが指定できない独自のカテゴリーを設けており、つまりエクスクルーシブプールヴィラからアルティメットプールヴィラにはアップグレードされない策を講じています。参考までに、パーシャルビューの一例を掲載します。
リッツカールトンはもともとリワードに消極的ですが、特にマリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナステータスなどに対するアップグレードがあまり期待できないブランドなので(空室があっても二段階のアップはしないと明言しており、わざわざ中間のパーシャルビューを作って防ぐほど徹底しています)ここは予約の段階からアルティメットプールヴィラを指定したうえ、さらにチェックインの際に不満があれば部屋の変更を申し出るくらいの気持ちでいた方が良いと思います…ご存知の通りこのクラスのホテルは高い部屋から予約が埋まりますので。
なお、今回は複数名で泊まるためこんなこともあろうかとカテゴリを一つずつずらして3部屋を予約してみました。エクスクルーシブプールヴィラの予約に対してわざわざ視界が遮られるパーシャルビューがアサインされたのは思わず苦笑してしまいましたが、当初からアルティメットプールヴィラを取っている予約に対しても完ぺきな眺望とは言い難いものであったことを記しておきます。これについては期待外れであるとコンプレインを出したので、半日ほど待たされたものの最終的に素晴らしい眺めのヴィラを用意していただけたのですが、リッツカールトンというブランドと僕らの持っているステータスを勘案するとスマートな対応とは言い難い印象を受けました。いずれにしても目の前に広がるのは海だけ!というお部屋は非常に少ないので、過度な期待をせず混み具合や滞在日数によってはある程度の妥協が必要なホテルなのかも知れません。
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