棚田とプールが美しい！リッツカールトンコサムイのスパビレッジで感動のトリートメントを

ホテルスパというと小さくまとまっているイメージがありますが、これほど開放的な造りは初めて！トリートメントの設備やテクニックも最高で、泊まったら絶対に体験したい至福のひと時です。

場所はタイのサムイ島にある ザ リッツカールトン コ サムイ The Ritz-Carlton Koh Samui。島内でも特に贅沢な環境のリゾートで、チェックインの際にスパの場所も教えてもらっていたのですが…迷子になるほど広く、電動カートを呼んで真ん前まで送ってもらいました（汗

スパビレッジ Spa Village という名前が出ていますが、まるでシェルターのような厳つい外観で、中に入ってみるとレセプションは思いのほか小さい。リッツカールトンサムイにはこの夏のバカンスにおける最初の滞在先として泊まっており、肌が陽に焼けてしまう前にさっそく Spa Village Global Classics と呼ばれるボディマッサージを予約しました。

トリートメント用のお部屋が８室あり、中も見学させてもらうと…レセプションの裏手には見渡すほどのスパの敷地が広がっていて驚きました。なるほど、これは確かに“スパビレッジ”ですね！
棚田を模した丘を囲むように３つのパビリオンと８つのスイートが点在しています。

目立つのはスパ専用プールで、トリートメントの利用者のみが使えるそうです。
Kitagawaの知る限り、サムイ島のホテルにあるスパとしては最大の面積で、プールまで設けてしまうとは。予約した時刻より早めに来て、こちらでゆっくり過ごせば一層リラックスできるのではないでしょうか？

日を改めまして、予約した時刻にスパビレッジへ。
ココナッツに力を入れているようなので、トリートメントに使うオイルもココナッツがベースのものを選択してみました。なお、料金は 1時間3,100バーツ、1.5時間4,100バーツ、2時間5,500バーツ（税金サービス料別）でした。

泊まっているプールヴィラも立派ですが、スパのお部屋も機能的な造り。スパスイートに足を踏み入れると部屋が左右に分かれていて、片方が空調の効いたトリートメントルーム、他方がシャワーなどのあるウェットエリアです。シャワーヘッドが付いたボディスクラブ用のベッドは珍しい。スクラブの後に自分でシャワーまで行かなくても、寝たまま洗い流してもらうことができます。

近年、バンコクの高級スパも腕を上げておりホテルスパとの差が小さくなりつつありますが…ここリッツカールトンサムイのそれはアテンティブな応対はもちろんのこと、他では見られない独特のストロークと力加減のテクニックを見せつけられました！レベルは非常に高く、今回の滞在の印象を良くした要因の半分はこのスパの素晴らしさと言っても良いくらい。それほどオススメなので、宿泊される方は忘れずに、そしてしっかり希望を伝えて、至福のひと時を体験してみてください。

2020年, '20 タイ