January 26, 2012

フォーポイント・バンコク スクンヴィット (ホテル宿泊記)

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット15

タイの首都、バンコクにあるスターウッド系ホテルは 2012年現在 8軒もあります。高級なところから順に、セントレジス、シェラトン、ウェスティン、メリディアンとご紹介してきました。
今日はスターウッドの中では比較的宿泊料の安い フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット15 をご紹介します。


フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット15

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット15バンコクのスクンヴィット通りソイ15を入ってスグに位置しています。大通りには面していませんが、地下鉄MRTや高架鉄道BTSの駅があるアソーク交差点まで徒歩10分以内で、雨さえ降らなければ交通の便は悪くありません。

こちらは2010年末のオープン。開業が遅れたりドタバタしていた記憶がありますが、お部屋やスタッフは開業当初から整っており、値段の割に良い印象を持っているホテルの一つです。(タイで同時期にオープンして、高いくせに未だにドタバタが続いている ウェスティン・スィレイベイとは大違いです…)

本稿では、2010年の開業直後の写真と、2012年の直近の写真を、混ぜて使用してみました。ほとんど変化が見られず、今後も安心して泊まれそうです。

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンビットロビーは天井が高く、暖色系のポップなカラースキーム。レセプションは若いスタッフばかりですが、仕事はスピーディーで気持ち良い対応です。

フォーポインツと言えば価格重視でサービスは簡素な印象がありますが、ここはベルもいますので、荷物が多い時は手伝ってもくれます。欧米のフォーポインツでは、こんなこと有り得ませんよ!

フォーポイントバンコクスクンヴィットゲストの多くは欧米やタイ周辺国からのツーリストやビジネスマンのよう。ロビー横にはPCコーナーがあり、いつも誰かしらネットを使っている姿が見受けられます。

コンフォートルーム@フォーポイントバンコクスクンビット

ゲストルームは 268室、8階建てにして結構な部屋数があります。だからと言って狭いかというと、お部屋は 32~38㎡で、価格の割にまずまずの面積です。
(先日ご紹介した ル メリディアン・バンコクは、24階建てで 282室、36~37㎡でした。)

ここでは、ホテルの大半を占めるスタンダードなお部屋、「コンフォートルーム」をご紹介します。建物の形状により各部屋少しずつ面積が違いますが、構成や内装はほぼ同じです。

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンビット

フォーポインツバンコクスクンビット

フォーポイントバイシェラトン・バンコク スクンヴィット

クローゼット

クローゼットにはバスローブの他、アイロンやアイロン台も用意されており、スターウッド系ホテルとして基本的なものは一通り揃っています。

ミニバークローゼット

そうそう、ここのセーフティボックスは中にちゃんとコンセントもあります。バンコクの他のプロパティでは金庫内に電源が無いことが多いため、おっ!と思いました。

ミニバー

ミニバーポットやコーヒーなども揃ったミニバー。最近、カップめんも置かれるようになりました。

ベッド

ベッドは Four Points by Sheraton Four Comfort Beds と銘打たれていますが…

フォーポイントバンコクスクンヴィット

ホテルの価格帯と如実に比例するのがマットレスの質でして、スターウッド系ホテルの他ブランドで採用されているものと比べると、寝心地は一段階、いや二段階ほど落ちる感じがします。僕の相性が悪いだけかもしれませんが…

ワークデスク

デスク回りはそれほど質感の高くない作り。MDFを切ってバシバシ貼りました、って感じ。スターウッド系ホテルですので、室内のインターネットの利用は有料です。

ワークデスク

マルチメディアデスクにはマルチメディア端子もありました。この辺りは、新しいプロパティならではですね。

ウェルカムアメニティこちらはウェルカムアメニティとしていただいたクッキーです。

ホテルの朝食についてはこちらをご覧ください。

バスルーム

バスタブ最近多いタイプですっかり見慣れてしまった感もありますが、バスルームとの間を開放できる作りです。シャワーブースもあり、バスルームは高級ホテルのそれと遜色ありません。バスアメニティとしては、歯ブラシが用意されていない のでご注意を。

(個人的には、歯ブラシが置かれていないことにむしろ好印象を覚えます。もちろん頼めば、無料でお部屋まで持って来てもらえます。)

バスルーム

フロアマップ

建物は2棟に分かれており、お部屋番号の末尾 01~25が「プールウイング」、31~53が「ガーデンウィング」となるようです。

フロアマップ

左下の一番大きな616号室の記事は、フォーポイントバイシェラトンバンコクスクンヴィットのエグゼクティブスイートルームをご覧ください。

お部屋からの眺め

ホテルは8階建てで、残念ながらどのお部屋からも眺望は期待できません。Good View というリクエストでアサインしていただいたお部屋がこちらです。

バンコクのホテル

向こうに見えているのは ウェスティン・グランデスクンビット と、窓がいっぱいあるのは シェラトン・グランデスクンビット です。この一帯、ホテルホッピングされるSPGな方には、ゴールデントライアングルですね(笑

プール

プールウイングの8階にはプールがあります。

プール

ここはホテル内で唯一?のゲストの溜まり場。
夜になるとDJブースが設けられ、オープンエアのバーではお酒を楽しむゲストの姿が増えて、とてもアジアとは思えないグルービーな雰囲気に。(笑

感想

アームチェア2010年のオープン直後にステイした時は全体的に質感が薄っぺらいように感じたため当blogでのご紹介を見合わせていたのですが、他と比較せず当ホテルのみ見てみますと、それほど劣化も見られず料金相応に良いホテルだと思います。ゲストはサッパリした格好の旅慣れた雰囲気の方を多く見かけました。英語の口コミサイトでも悪くない評判です。別のページでも書いたとおり、ここのスタッフは若い方がメインですが、みなさんゲストに対して常に注意が向いており、一生懸命さが好印象です。

宿泊料としては 1万円を切りますが、バンコクではこの価格帯のホテルの評価が一番難しいんですよね…という訳で、Kitagawaとしてはリコメンドもアンリコメンドもしません。個人的には「たとえ当日でも年間通じてほぼ一定の金額で予約が入る」という点に安心感を感じています。

→ このホテルのスイートルームはフォーポイントバイシェラトンバンコクスクンヴィットのエグゼクティブスイートルームのページでご紹介しています

タイ滞在記&ホテル情報 (バンコク・サムイ・プーケット) 2012年