07.29
ペニンシュラ・マニラ ホテル宿泊記 (フィリピン・マニラ)
フィリピンの首都マニラで ザ ペニンシュラ マニラ The Peninsula Manila に滞在中です。
広大なロビーは目を見張る豪華さで、夕方には管弦楽の生演奏も。そしてホテルマンの親身な姿勢と知識は感動もの、久しぶりに高級ホテルと一流ホテルの違いを感じさせてくれました。
The Peninsula Manila
【住所】 Corner of Ayala and Makati Avenues, Makati City, Metro Manila, PHILIPPINES
フィリピン共和国 マニラ首都圏マカティ市マカティ通り
【TEL】 +63 2 887 2888
【FAX】 +63 2 815 4825
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ザ ペニンシュラ マニラ
The Peninsula Manila
マニラの新興ビジネス街、マカティの中心部に位置する正統派ホテルの一つです。
ニノイ・アキノ国際空港からホテルまでは渋滞が無ければ20~30分。ホテルのリムジンで2,495ペソ、空港発のクーポンタクシーで640ペソ(約13ドル)、メータータクシーだと高速代別で270ペソ前後が目安です。基本的には距離に関わらず車で出入りするホテルであり、車寄せは交差点に対して建物の裏側にありました。
マニラの中では治安の良いマカティですが、フィリピンらしくセキュリティは厳重でエントランスにはまるで空港のようなX線スキャナーや金属探知機も。とは言ってもさすが名門ホテル、ドアマンからベル、そしてレセプションへと流れるようにスムーズで会話と笑顔も欠かさず、宿泊が一段と楽しみになりました。
磨き上げられた大理石のフロアーと3階の高さまでブチ抜きのロビーは圧巻。
大きな窓からの採光が良く、カフェ「ザ・ロビー」はいつも満席に近い客の入りでした。一方で自由に座れるスペースが少なく、壁際にイスが少しある程度なので待ち合わせには不便かもしれません。
チェックインも丁寧で、ビジネスカード(名刺)を求められたのが記憶に残りました。
この時対応してくれたスタッフは英語だけでなく片言の日本語やタイ語まで話せるフレンドリーな男性で、滞在中は何かとフォローしてくれました。全体的にホテルマンのレベルが高く、ゲストの名前だけでなく前日に口にしたことも覚えていてコミュニケーションを保つ努力が心地よい滞在を演出してくれました。
フロアマップ
チェックインを担当したレセプショニストがそのままお部屋までエスコート。
リフトはキーカードでコントロールされていました。
スーペリアルーム Superior Room
スタンダードなスーペリアルームに滞在、広さは38㎡です。
普段は複数名で動くことが多いKitagawaですが、今回は珍しく一人で来ています。ここマカティで進行中の開発プロジェクトを自分の目で確かめてプレビルド物件を買付けるのが主な目的。これはプライベートな投資なので現地の写真や物件の詳細をツイッターでつぶやいています。
シンプルな作りですが質感が高く、高級感を覚えるお部屋。
マカティ中心部の交差点に面していながら外の騒音がまったく聞こえない静粛性も気に入りました。
ウェルカムアメニティ
フルーツの盛り合わせがウェルカムアメニティとして届いていました。
ペニンシュラマニラはクラブラウンジの評判が良いホテルですが、今回は日中まったくホテルにいないのでクラブフロアの指定を行なっておらず。ラウンジはロビー右手(北側)のタワーにあるのでクラブフロアに宿泊するならそちらに泊まるとアクセスしやすそうです。
クローゼット内のセーフティボックスが大型で助かります。
週末にマニラの市内観光へ出かける時は一眼レフを市中に持って行っても問題ないかコンシェルジュに尋ねたところ、マカティの外に出るなら腕時計はお部屋の金庫に残しておくことを勧められました。
夕方にはターンダウンのサービスも。
日中に使ったカップは新しいものと交換され、きちんとアイスペールに氷が届いているなどまったく隙がありません。お水も飲みきれないほど(笑)用意してくれます。
バスルーム
大理石が張られたバスは明るく清潔感があり、水圧やタオルの数も充分でした。
お部屋の面積に対して水回りに大きなスペースが割かれています。バスタブのほか独立したシャワールームもあってレインシャワーも併設と文句なし。トイレも個室になっていて電話も引かれていました。
バスアメニティ
アメニティはアメリカの Oscar de la Renta オスカーデラレンタ を採用。
使い捨ての歯ブラシやコットン・綿棒などは一つずつ黒いペニンシュラホテルの箱に収められていました。
ワークデスク
デスクの天板もピッカピカ。
引出しにはレターセットなどのステーショナリのほか、ファクスも収納されていました。今どきファクス?なんて思うかもしれませんが、相手が金融機関や知財関係の場合はセキュリティの観点から今でもメールを受けていない取引先が大半で、まだまだファクスも必要です。もちろんホテル内にはビジネスセンターもありました。
気になった点を挙げれば、お部屋の広さの割にTVのサイズが小さいことと、エアコンの設定が分かりにくいところでしょうか。バスローブは2名分置かれており肌触りも良好です。
ミニバー
フリッジはソフトドリンク200~240ペソ、ローカルビール200ペソ、スピリッツが325ペソ~。
電気ケトルも置かれていますが、高級ホテルらしく(温かい飲み物はルームサービスで注文される前提で)ミニバーにコーヒーは無し。紅茶の銘柄はTWGでした。
高層ビルの林立するマカティにあってペニンシュラは11階建てなのでお部屋からの眺めは期待できず。
眺望を求めるなら向かいに見えている マカティ・シャングリ・ラ の方が良いでしょう。フィリピンには各地にシャングリラホテルがあるので、セブ島などバケーションの機会があれば泊まってみたいですね!
朝食
朝食は朝6時~10時半、ロビー右手奥の「エスコルタ」にて。
ここは日曜日の夜を除きランチやディナーのバッフェも提供しているようです。
アイスラテを頼んだら期待通りのものが出てくるのはさすが東南アジアですね。
飲み物ではホテルオリジナルのアイオープナーがあるほか、朝からヤシの実を丸ごと置いていてビックリしました。とても美味しくて多くのゲストが天然のココナッツジュースを楽しんでいました。フィリピン料理もあって定番と言われるスペイン発祥のソーセージ ロンガニーサ Longganisa に挑戦してみましたが…これは甘くて口に合わず。サラダやコールドカッツの品揃えや切り方はなかなか思いつかないセンスで工夫が見られました。
アフタヌーンティ
ペニンシュラホテルとあって、やはりロビーでのアフタヌーンティも人気なのだとか。
今回のマニラ滞在は一人でしたし日中は外出していたので残念ながらいただく機会はありませんでした(涙
ロビーで流れている音楽は生演奏でした。
マニラの最高級ホテルでは管弦楽を聴けると噂を聞いていましたが思った以上に本格的。また音が良い感じに反響して小さなコンサートのよう。メジャーナンバーを中心に弾いていたので、結構混み合いますが夕方はロビーで過ごすのもオススメです。
プール
プールとフィットネスセンターがロビーの右手奥にあります。
ここは誰でもアクセスできる動線ですが記帳が必要で、座るとすぐにパラソルやお水、タオルを用意してくれました。日中はライフガードも常駐しており安心して遊べます。
ペニンシュラマニラの南は アヤラ・センター Ayala Center と呼ばれ、ショッピングモールやデパートが集まっています。Kitagawaのオススメはゆったりとした作りの グリーンベルト Greenbelt で、ハロハロを食べたフィリピン料理レストラン メサ Mesa などお洒落なカフェやレストランがあって便利でした。観光名所の サン・アグスチン教会 のあるイントラムロスなど、メトロマニラ中心部まではタクシーで170ペソ(約400円)前後が目安。ホテルとしてはメータータクシーではなくUberの利用を勧めているようです。
まとめ
場所柄ビジネス客向けのホテルですが、安心して出歩けるマカティの中心部にあるので観光の拠点としても良いでしょう。ただしアヤラセンターに行くには地下道を渡る必要があり大回り、徒歩でショッピングが目的ならシャングリラをはじめフェアモントやラッフルズの方が出入りしやすいと思います。
クラシカルなホテルですが、ホテルマンの動きや会話が洗練されており正統派のサービスを久しぶりに味わうことができました。次回も迷わずペニンシュラマニラに泊まりたい、と思わせるだけの質の高さとサービスに満足です。また機会があればぜひクラブフロアに滞在して、アフターヌーンティなどホテルライフを満喫したいと思います。
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