07.15
ナカアイランド プーケット宿泊記
Kitagawa@Thailandです、サワディーカップ!
2014年の夏にバカンスで滞在したホテル、ザ ナカアイランド ラグジュアリーコレクションリゾート&スパ プーケット The Naka Island, a Luxury Collection Resort & Spa, Phuket の滞在記です。ナカアイランドについては以前も何度かご紹介していますが、今後しばらく滞在予定が無いので写真と情報をまとめて掲載しておきます。
ナカアイランドへの行き方
バンコクからプーケットまでのフライトはバンコクエアウェイズを利用。
搭乗する時間帯のフライトはあいにくモノクラス運行で、往復 4,580バーツでした。
バンコクエアウェイズでは搭乗クラスに関わらずラウンジを利用できますが、2014年6月1日~7月31日は改装のため閉鎖中。代わりに搭乗ゲート前にカウンターを出してスナックサービスを提供していました。
PG275便はBKK 10:00発、HKT 11:25着。国内線なので、あっという間ですね。
プーケットの空港からはタクシーでAo Po Grand Marinaへ。ドライバーがよく道を分かっておらず、前回車で来ている僕が道順をナビしなくてはなりませんでしたが15分ほどで到着、運賃は600バーツなり。なお、ホテルのリムジンだと片道1,400バーツです。
マリーナの駐車場でホテルのスタッフのお出迎えを受けてボートへ。
乗船するとすぐに冷たいお絞りやお水のサービスがあります。
ナカ島はプーケット本島の北東すぐの場所に浮かぶ島で、大きな「コ・ナカヤイ」と小さな「コ・ナカノイ」の2つがあります。ナカアイランドがあるのは大きな Koh Naka Yai の方。島に行くにはリゾートの専用ボート以外の手段は無いので、フライトスケジュールが決まったら早めにホテルへご連絡を。
リゾートはマリーナから見えるくらい近いので10分ほどで到着します。島の中ほどが山になっているのが、モルディブとは違うところですね。
こちらはラグジュアリーコレクションの写真集に載っているリゾートのエントランスの写真。
そして、実際はこんな感じです。
ヤシの木はどこに飛んで行ってしまったのでしょう…
桟橋でコンシェルジュの出迎えを受けて、そのまま電動カートに乗車。
スターウッド系のラグジュアリーコレクションブランドのリゾート、ナカアイランド・プーケットに到着です。
チェックイン
リゾートのエントランスで改めてウェルカムドリンクや花飾りをいただき、一人ずつ鐘を2回打ち鳴らします。
どんな意味があるんだったか…毎回聞いているんですけど、帰る頃に忘れちゃうんですよね。(笑
ナカ島の全図。
ナカアイランドの他には小さな村があるだけで、エクスクルーシヴ感は抜群。島内にホテルのゲスト以外の外国人は皆無です。
リゾートマップはこちら。
全室が戸建てヴィラとなっています。
カートでそのままお部屋まで連れて行っていただき、ルームチェックイン。
本とワインが満載のスーツケースもほどなく運ばれてきました。
トロピカルプールヴィラ
お部屋はこちらのトロピカルプールヴィラ、敷地面積は450㎡もあります。
ゲストルームについては、トロピカルプールヴィラ@ナカアイランドプーケット のページに詳しくまとめましたのでご覧ください。
ここはお部屋で過ごすスタイルに合ったリゾートで、僕らもほとんどヴィラにいました。
小さいながらプールもあるし、お庭にある東屋はシーリングファンもあって、僕のお気に入りの場所となりました。
未読だった本や雑誌もかなりの冊数が片付きました。
また、持ってきたワインの中からタイのロゼ Sakuna Syrah Rosé の紹介記事を現地からアップしました。
自転車
各ヴィラの前には自転車があり、リゾート内だけでなく島内の小さな村やビーチにお出かけすることも可能です。2年前の記事になりますが、自転車で島内を探検した時の様子をご参考に。
インターネット
室内を含め、リゾート全域でWi-Fiによるインターネット接続を無料で利用できます。
携帯電話の電波も問題なく入ります。
プール
リゾートのファシリティはプール周辺に集まっていて、お部屋にいない時はたいていこの辺りで過ごすことに。
スタッフの気配りも利いていて、とても快適なスペースです。
デッキチェアがお水の中にあるなど、いかにも大人のリゾートの雰囲気。アイランドリゾートのため、ゲストはほとんどがカップルです。
プール周辺の写真は別ページにまとめましたので、ナカアイランドのプールのページをご覧ください。
リノベーション
ナカアイランドがスターウッド系のラグジュアリーコレクションのブランドになる前、ここは「Sixsenses Sanctuary シックスセンシズ サンクチュアリ」というリゾートでした。ファシリティに大きな変化はないものの、細かい部分で少しずつ手が入れられているようです。
例えばこちらは2012年、リブランドされた直後の様子。
現在は下の写真のように、小さな防波堤が作られています。
デッキチェアの並びもスッキリしました。
プールサイドの木も景観を重視して一部が間引きされていますし、ビーチタオルも新しくなったり。
今後にも期待できそうです。
レストラン
レストランは TONSAI と My Grill の2か所。
どちらもオープンエアーの作りです。
TONSAI
朝食はTONSAIにて。午前6時半~午前11時です。
朝食には泡もあります、シャンパンブレックファスト!
正確にはプロセッコですけどね、ここはイタリアンなので。
カシスリキュールまで置いてあるので、朝からキールロワイヤルも楽しめそうです♪
たくさんのフルーツ、ジャム、ドライフルーツ。
コムハニーもあるのがいかにもホテルの朝食っぽいですね。
サラダやブレッドやフルーツはバッフェ方式で、メインはオーダーで作っていただけます。
メニューに載っていないエッグベネディクトもご用意いただけました。
こちらはランチ。午前11時半~午後6時です。
イタリアンを注文するとブレッドが、タイ料理を注文するとエビセンが付いてきます。複数名で両方注文すると、両方が出てきました。(笑
タイ料理で1品350~450バーツ、イタリアンが1品390~590バーツといったところ。
ほぼ同じものをルームサービスでもオーダーできます。
My Grill
もう一つのレストラン My Grill はディナーのみのオープン。
午後6時~深夜0時(ラストオーダー午後10時半)です。
シーフードとステーキがメニューの中心。
こちらがディナーの一例です。
グリルは素材を活かしたナチュラルな調理で、
付け合せやソースは数種類から選べます。
そうそう、今回のナカアイランドの滞在をツイッターでつぶやいたら、急きょお友達も一緒に来ることに。
週末にこちらをご馳走していただきました!
フランス産のオイスター。あとは辛口の白があれば、もう他には何も要りませんね!
ご馳走様でした~
プールに浮かぶ丸いお席に座りたい場合、予約した方が確実です。
SPGメンバーの場合、フードについて15%引きのプロモーションを実施していました。
詳しくはお部屋のニュースレターでご確認ください。
ファシリティ
リゾート内の様子。
坂が多く、緑に溢れています。
改めて、同じ場所のカットを写真集から。
この竹が覆いかぶさる道はスパに続いています。
実際はこんな感じ。
夜も雰囲気がありますね。
スパエリアにあるサウナやアイスルームは無料で利用できます。
フィットネスセンター
プールサイドのジムは24時間オープン。
マシンの他、ベンチやダンベル、バランスボールなどワークアウトに必要なものは一通り揃っています。
エクスカーション
カヤック、自転車ツアー、ウォーキング、ランニング、ワークアウト、ダンスなどのエクスカーションが日替わりで催されています。プライベートレッスンも1時間1人2,000バーツで受けられます。詳しくはお部屋のニュースレターでご確認を。
連れは週3回あるキックボクシングのクラスに毎回参加していましたが(教え方は素晴らしいそうです)、Kitagawaは頭脳戦が専門なので広場に新しくできたチェスやペタンクの対戦を。駒が重いので、これだって立派な運動になります、よね?(笑
毎日アイスクリームを無料でいただけるサービスも健在。
なかなか人気のようで、「今日もアイスを食べに行かなくちゃ!」って他のゲストと声を掛け合ったり。プールサイドにて、午後2時~午後5時です。
ウォータースポーツ
カヤックやウィンドサーフィンを無料で利用できます。
プールサイドには、潮汐や日の出日の入り時間のボートが新設されていました。
サンセットは、以前ご紹介したバーZから見るのがおすすめです。
あとファシリティではありませんが、小さな祠を見つけました。
これ、タイ語で ศาลพระภูมิ sarnphraphoom と言います。明日も晴れますように!ってお祈りしておきました。
シャトルサービス
ほとんどのゲストがリゾート内だけで過ごすと思いますが、プーケット本島へ無料のシャトルボートサービスも出ているようです。リゾート発は午前7時と午前11時、帰りのマリーナ発は午後5時と午後10時、要予約です。
桟橋からのタクシーは、コンシェルジュに行きたい場所を相談しておけば予め料金を調整の上で車を呼んでおいてもらえます。
感想
毎年プーケットではあちこちのリゾートを泊まり歩くのですが、今年の夏はここ一か所だけの滞在にしました。4~5月は北米・カリブ・中米で計21か所のホテル滞在が続いていたので、さすがに疲れてしまいました。
勝手知ったるナカアイランドでのんびり過ごして、しっかり休息できました。ちょっと飽きてきちゃったくらいです。
ここは島ですし、基本的に見どころは無いので、観光して歩きたい人には不向きなリゾート。どちらかと言うとプーケットのリピーター向けのホテルだと思います。
訪れたのは6月末。雨季に当たるので雨が降る日もあり、3日ほど続けて天気が崩れることも。
滞在が長いので雨の日はお部屋でだらだら過ごしていましたが、もし滞在が短い方は乾季である11~2月のステイがおすすめです。
長かった滞在も終えてしまえばあっという間。スタッフの見送りを受けて、ナカアイランドを後にします。
帰りもホテルのエントランスにある鐘を一人ずつ打ち鳴らしました。またいつか来れるかな?
The Naka Island, a Luxury Collection Resort & Spa
【住所】 Naka Yai Island, Phuket, 83110 THAILAND
【TEL】 +66 76 371 400
【FAX】 +66 76 371 455
【WEB】 www.luxurycollection.com/nakaisland
お願い
ナカアイランドには今後しばらく宿泊の予定がありません。
もし、このページをご覧になって参考になった!そして実際に行ってきたよ、という方は一言でも良いので最新の情報をコメントとして残していただけると幸いです。
いただいたコメントをすべて公開するとは限りませんが、僕が次に行く際の参考にさせていただきます。最後に、プーケットでの滞在が素敵なものになりますように!
コメント
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kitagawaさん こんにちは^ ^
いつも貴重な現地情報をありがとうございます!
趣向が違うホテルですし価格帯も異なりますので、こんな質問はナンセンスかと思いますが‥
プーケットメリディアンとナカアイランドリゾートのそれぞれ”ここが一押しポイント!”
みたいな事があれば教えて下さい。
昨年はパタヤVSホアヒンで色々教えて頂き、とても参考になりました。
今年も年末年始のホテル選びの決断が出来ないので、ぜひよろしくお願いします。m(__)m
akkonさん、こんにちは。
年末年始のステイでこの2か所だと、メリディアンの方が楽しめると思います。
ルメリディアンプーケットはレストランの選択肢が多く、週に何度か特別なバッフェもあったり。あとは気軽にホテル外にも出かけられるので、飽きにくいのが最大のメリットかと。ビーチも、プーケットらしからずプライベート感があります。
先日パーティーでマネージメントと話しましたが、最近は日本人マーケットを切り捨てた!ため、ロシアや中国・インド・韓国のゲストの割合が高まっており、とても国際色豊かな雰囲気。半面、細かい部分は大雑把にもなりつつあり。
一方で、僕のように騒々しいのは一切勘弁!と言うならナカアイランドが適していますが、良くも悪くもやることのないホテル(笑)です。それを求めて行くのでなければ、高かったのに何もできなかった!ということになりかねないかも。レストランが選べませんので、メニューだけでも先にもらって見てみてはいかがでしょうか。
僕の方は年末、ニューヨークで年を越すことになりました。
タイムズスクエアは混み合うので、ナイトクルーズでカウントダウンをしようと思っています。
決まったら、また教えてくださいね。素敵な年明けになりますように!
kitagawaさん お返事ありがとうございます。
先日のスケートの練習風景、拝見しました! ニューヨークで格好良く滑れそうでしょうか??
そしてクルーズでカウントダウンとは・・・やはりスケールが違いますね 素敵です✨
実は、その後ホテルのHPを見比べた夫&息子は「ナカアイランド!」と即答でした・・・
ですが、旅先での食べ物はとても重要なので、メニューを頂けるようにお願いしてみます!
(私 タイに行きたいと言いながら、こともあろうに甲殻類・貝類のアレルギーなのです(涙 )
シンガポールで乗り継ぎの際に1泊だけマリーナベイサンズへ泊まり、
残り5泊をプーケットで考えていますので、残念ながら飽きる程プーケットに滞在は出来ません。
ナカアイランドで静かにリゾートを楽しみたい!という気持ち半分。助言して下さったように、せっかくのプーケットなので賑やかな雰囲気の年越しも良いな!という気持ち半分です。
また家族会議をして、決定したいと思います♪
来月お盆はバリ島「ラグーナリゾート」へ行ってきます!!!
KITAGAWAさん、始めまして。
いつも楽しみにブログを拝見しています。また、旅行に行くときにはいろいろと参考にさせていただいています。
こちらでご紹介されているNaka Islandを先日、2月上旬に訪問してきました。
KITAGAWAさんがお書きのように、ゆっくりとリゾートを楽しむことができて、ゆったりした休日を満喫できました。また、マリンスポーツや様々なActivityなども楽しむことができ、のんびりするだけでなく、飽きることなく楽しく過ごせますね。少し驚いたのが、チェックインの際に写真を撮影されることでしょうか。スタッフがみなゲストの顔を把握してくれるのですね。細やかなサービスに感激しました。
お部屋に用意されているドライフルーツも大変美味しく、また、午後のアイスクリームもプールサイドで楽しむことができました。今回訪問したところ、こちらでご紹介の状況と大きく変わったことはないように思えます。
KITAGAWAさんのご紹介の情報があったので、事前の情報もあり、大変充実した休日になりました。どうもありがとうございました。
これからも情報の発信楽しみに拝見いたします。
kitagawaさん こんにちは! いつも ツイッターやインスタの記事も楽しみにしています。
未だ先の話ですが、年末の旅行先にサムイと悩んだ結果プーケットに決定しました! そこで再び悩むのがホテル選び。以前からkitagawaさんの記事を読ませてもらいとても気になっていた「ナカアイランド」が候補の一つなのですが、初めてのプーケットのため街に近い方が良いのか?など、色々考えています。
ビーチフロントのリゾート感があるホテルが希望でspg系でなくても良いのですが、どこかオススメリゾートがあれば教えて下さい。
また、ちなみに「ナカアイランド」ですと、シュノーケリングしてお魚に会えたりしますでしょうか?
お時間がある時で構いませんので宜しくお願いします。
とらさん、こんばんは。
ナカアイランドで充実したバカンスを過ごされたとのこと、タイのアイランドリゾートのファンとしては嬉しい限りです。そして現在も変わらぬホスピタリティが提供されているようで安心いたしました。
近年は地球の裏側のカリブ海を攻めているのですが、行きやすさやサービス、料金の妥当性など総合点はやはりプーケットが群を抜いているように感じます。
今後も情報のアップデートや他のリゾートも記事にしていければと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。
akkonさん、いつもお世話になっております。
町に近いというとプーケットタウンのことでしょうか?うちはバカンスとなるとリゾートからまず出ないのですが、プーケット島の町はわざわざ見に行くほどのことも無いかな…というのが正直なところです。
ナカアイランドは本当にお籠り系のホテルなので、むしろ何もしないことを求めるゲストに向いていると言えそう。
また、お魚が目当てとなるとプーケットから少し離れないと心躍るような水中世界に出会うのは厳しい気がします。いつも日数が長いのでオフシーズンにばかり泊まっており、海は波が高いことが多く、実はプーケットで潜ったことが無いんですよね…お役に立てずすみません。
最後に、現在は本文中以外では固有名詞をあげて個別のホテルについておすすめという表現は控えているのですが、あえてサイト上で紹介を見送っているプロパティとして「スリパンワホテル」と「フォトホテル」の名を挙げさせていただきます。後者は日本人のホテラバでもまずチェックから漏れているユニークな小規模リゾートなので、むしろ何も下調べせずに行くと良い体験になるかもしれません。
kitagawaさん 色々ご事情もあるなか、貴重な情報をありがとうございます!
どうしても超ハイシーズンにしか行けないため、お値段との兼ね合いも悩みどころになっています(汗
また、調べれば調べるほど定員2名というお部屋設定をしているホテルが多くて驚きました。
基本リゾートホテルでのんびりが大好きですが、ちょっと現地の街を散歩程度は見て歩きたいと思ったりして・・・
ナカアイランドだと離れすぎ?って前回も悩んだ末、このページに3年前に同じような質問をしていましたね(笑 失礼しました。
未だ一度も行ったことのないバンコク。今回も乗り継ぎのみになりそうなので近いうちにバンコク市内にも訪れてみたいです!!
いつもありがとうございます。
生牡蠣が、メニューから無くなってました!
念のためリクエストしましたが…無理でした。