グランドハイアット東京 Grand Hyatt Tokyo (ホテル宿泊記)
Kitagawa@Tokyo です。
昔はよく渋谷や新宿で遊んだものですが、このところ都内での滞在は六本木か銀座ばかり。2012年2回目の日本滞在でお世話になったホテルはこちら、「グランド ハイアット東京 Grand Hyatt Tokyo」です。
グランドハイアット東京
21階建てのホテルで、ゲストルームは389室。ロビーは1階、クラブフロアは10階にあります。
僕は六本木では昨年から東京ミッドタウンにある リッツカールトン東京を気に入っているのですが、都内でお友達と会う時は「六本木ヒルズ」と言えば通じるグランドハイアット東京の方が便利だったりします。銀座や新宿からはタクシーで 2,000円以内。駐車場はバレーパーキングにも対応しており、もちろん成田空港へのリムジンバスも発着しています。
年に数回しか泊まらないハイアットですが、それでもホテルのメンバーシッププログラム「ゴールドパスポート」のメンバーということで、到着日のアーリーチェックイン、出発日のレイトチェックアウトなど、ご対応いただきました。
そうそう、ここはプールのロッカー代が割と高め(4,200円)なので、ワークアウトされるつもりの方はGPに入っておくと良いかも…平会員でも無料になりますので。(笑
ここは車寄せから客室へのエレベーターまで近く、乗換えもいらないので、出入りが多い場合には便利です。お部屋の防音もしっかりしており安心です。夜11時以降はキーカードが無いとエレベーターが作動しません。
全体的に若いスタッフが多いものの、ベルやレセプションの対応は割とスムーズです。
グランドルーム キング@グランドハイアット東京
グランドハイアット東京の宿泊料は1泊4万円前後~。今回は東京タワーの見える側のお部屋をアサインしていただきました。
階や位置によって眺望の当たり外れが割と大きいホテルの一つで、低層階の南向きは「向かいのマンションビュー」だったりして全く冴えません。北向きのお部屋も森タワーに面してはいますが、ビル越しに東京タワーが見えるのでお気に入りです。写真はエレベーターホールから撮影したものです。
お部屋はハイアットらしく機能的にすっきりまとまっています。広さは42㎡~
ダークブラウンの木目が一定の高級感も演出していると思います。
入ってすぐ目につくのは、通路脇に設えられたミニバー。
和モダンなテイストの器は外国人にウケそうです。無料のアメニティとしては、コーヒー・紅茶・緑茶など。
内容は充実しており、グラスはフルートグラスを含め4種類も用意されています。
フリッジには僕が普段飲んでいるハイネケンもあって助かります。
ミニバーを使わないという方も、ホテルの真正面にはコンビニがありますので、飲み物には困らないかと思います。余談ですが、このローソンは昔、プロラボの堀内カラーさんがあったところですね!よくお世話になりました。付近にセブンイレブンはありません。ホテルの駐車場の連絡通路からヒルズ内に入れば、シティバンクのATMを24時間利用できます。真っ暗で誰もいないヒルズ内はかなり不気味ですが…(笑
デスク
さて、お部屋の中も一通りご紹介を…ライティングデスクはしっかりとした作り。
電話は使いやすく、対応も迅速で、割と込み入った質問でもほとんど待たされることなく回答を得られます。
引出しの中身。
セーフティボックスも引出しの中に収納されています。金庫内にコンセントもあり、抜かりありません。
テレビの横にDVDプレーヤー。このお部屋には残念ながら iPodのドックはありません。
ベッド
低めのベッドは座るにも寝ころぶにもちょうど良い高さ。
リネン類の質感は高級ホテルのそれとしては平均的。個人的にはピローにもう少し厚みが欲しいところです。
お部屋の奥の窓側は「へ」の字型になっていて、窓がコーナーウインドウ風に作ってあるのがユニークです。ブラインドの処理など含めて秀逸な設計です。
窓際にはテーブルやイスも置かれており、ちょっとしたリラックススペースになっています。ただし向かいの森タワーから室内が見えてしまうので、スクリーン全開で過ごすわけにはいきません。
ベッドサイドのルームコントローラー。
お部屋のライトやブラインドはここで操作しますが、文字が見づらく使いにくいのが残念でなりません。
バスルーム
入り口を振り返ると、お部屋から一続きにバスが作られています。
バスはお部屋の3分の1近いスペースが取られており、余裕があります。
スライドドアを開け放てば、お部屋からウォークインが可能です。
バスタブは大きめで、洗い場があるのがいかにも日本的!これはイイですね~
目いっぱいお湯を張ったバスタブに入って外に溢れさせても良いなんて、ホテルじゃなかなかできません。
水圧も十分。ハンドシャワーやレインシャワーも併設されており、世代を問わずに使いやすいと思います。
シャンプーやローションなどはコーセーの製造。その他のバスアメニティも、使い捨てにしては割と品質が高めです。
水回りの明るさや清潔感も良好。ベイシンは浅めです。
お部屋のスリッパは大小1つずつ用意されているのですが、大は大きすぎ、小は小さすぎ、どうにも用を成しません。ディスポのスリッパにしては柄がカワイイだけに、使い物にならないのは残念!
ハンガーの数は充分で、ランドリーに出した服はクローゼットのハンガーにかけて戻しておいてくれます。アイロンやアイロン台が見当たりませんが、頼めば用意してもらえます。
トイレの便座はシャワートイレになっています。まぁTOTOの製品でしたので、商標で「ウォッシュレット」と書いてしまってもよいのかな。
バスローブ以外に浴衣があるのが日本的で、外国人ゲストには結構ウケるのかもしれませんね。
久しぶりに着てみましたが…普段何も着ずに寝ているKitagawa、まったく寝付けませんでした。(笑
朝食
朝食のバッフェは、2階にあるフレンチキッチンにて。
ここの朝食、期待は禁物です。エッグステーションでオーダーする卵料理は上手な仕上がりですが、ジュースはイマイチ、サラダも貧弱で、何より陳列がしょぼいというか何というか。
もっとも、今滞在しているロサンゼルスのハイアットに比べれば素晴らしい内容ではありますが、都内の1泊4万円前後の外資系ホテルって基準で見ると、少し寂しい内容です。
という訳で、僕は「けやき坂」の和定食がお気に入りです。前夜2時までに電話しておけば、ルームサービスしていただけます。バッフェの代わりとしてルームサービスがコンプリメンタリになるかどうかはルームレートによりますので、チェックインの際にご確認ください。
今回の滞在もかなり注文が多かったのですが、たとえ深夜でも充分な対応をしていただけて大変助かりました。Kitagawaとしては、バスの広さ、お部屋の防音の良さ、立地の分かりやすさが、高評価です。快適に滞在できるホテルですが、眺望やラグジュアリー感には物足りなさもあり、どちらかというとビジネスでの滞在向きだと思います。六本木なら今はやっぱり リッツカールトン東京が第一候補かな。
そうそう、今回はリノベーションされたクラブラウンジを覗いてみることを楽しみに訪れたのですが…都内では約束がいっぱいで一度も立ち寄る時間がありませんでした。(涙
次回の東京での滞在はペニンシュラで決まってしまっているのですが、またヒルズに用があればグランドハイアット東京をもう少し詳しくご紹介できればと思います。