キャセイパシフィック航空ビジネスクラス(バンコク→香港)
Kitagawa@Hong Kong です。
今日は キャセイパシフィック航空(CX)のバンコク線をご紹介します。香港-バンコク間のフライトは毎日6便。たいてい 333(エアバス 330)か トリプル(ボーイング 777)、ときどき ジャンボ(ボーイング 747)で運行されています。
本日のシップはこちらの エアバス330-300 です。
タイのスワンナプーム国際空港、Gコンコースから搭乗です。キャセイパシフィック航空のラウンジからもすぐの距離。
乗り込んで席に着くとすぐにウェルカムドリンクをいただけます。ドアクローズ前に新聞や飲み物をいただけるのは嬉しいサービスです。日系だと離陸してシートベルト着用サインが消えるまで、飲み物のサービスはありませんので。
もちろん離陸後も改めてドリンクのサービスがあります。キャセイのオリジナルドリンクである「パシフィックサンライズ」を頼んでみました、シャンパンベースのカクテルです。ナッツも温めて出されており、ビジネスクラスに相応しいサービスぶり。袋入りのあられを渡して終わり、しかも中身は減量中…という某社とは随分と違いますね。
さて、シートを見てみましょう。残念ながら近距離では古い機材があてがわれることが多く…
キャセイで言うところのリージョナルシート、JALならスカイラックスシートなんて名前が付けられているタイプです。
このシートにも新旧がありまして、こちらは操作が手動の古いもの。
広さは充分、しかも飛行時間が 3時間足らずと言えども、がっかり感があるシートなのは否めません。
特にボロいのが個人用モニタでして、見辛いのなんの。まぁ近距離では映画を見る余裕は無いんですけどね。
ちなみに同じエアバス333でも、新機材ではフルフラットになるシートがヘリンボーン配列で搭載されています。嬉しいことにときどき近距離にも入ってきますので、キャセイパシフィック航空ヘリンボーン型シートのページにてご紹介します。
機内エンターテイメントのコントローラーはよく見るタイプです。
KitagawaはJ-POPチャンネルを聴くことが多く。春は日系と同じで桜がらみの歌を特集していたりしますね。
さて、離陸したらすぐに機内食のサービスへと移っていきます。この辺りのテンポの良さはさすが。キャセイではメニューを配る際に名前で呼ぶのも好印象です。
パンは数種類から選べて、Kitagawaのお気に入りはガーリックトースト。ちなみにANAだとパンは2種類から、JALだと朝食ではパンすら出ないこともあり…。キャセイが近距離にも手を抜かない姿勢が良く分かりますが、日系ももう少し頑張って欲しいところです。
ちなみに本稿ではバンコク発の午前便の写真を使っていますが、香港発の午後便だともう少し内容が豪華になります。
メインのお料理はカートに実物を並べて持って来てくれるので、見て選べて分かりやすいです。味付けはやや濃いめに感じますが、機内食としては良くできている方。同じ路線を飛んでいるタイ航空のビジネスクラスよりは美味しくいただけます。ワインはシャブリをいただきました。
そしてデザートのアイスクリーム、さらにプラリネに食後の飲み物と、朝から抜かりがありません。チョコレートもボックスで持って来ていただけるので、好きなものを好きなだけ取ってOKです。
キャセイの優れたところはチームワークで、サービスのテンポの良さと分かりやすさは日系とは一味違い見ていて気持ちの良いものです。熱いおしぼりや飲み物のお代わりなども、程よいタイミングでサービスされ、近距離でも満足な内容です。
バンコクから香港までの飛行ルートはこんな感じです。
同じ路線をタイ航空も飛ばしていますので、スタアラな方はタイ航空、ワンワールドな方はキャセイの選択になるでしょうか。運賃が安いのはもちろんエアーアジアです。(笑
ちなみに香港へ商談に行くのに、朝からお酒をガンガン飲んでいますが…(笑
前述のとおり、この日はフライトのディレイにより香港での日程が変更となってしまっており。わざわざお隣に人のいないシートにしてもらい、blog用に写真を撮っています。もし機内で少し休むなら、写真のベトナムを抜けるあたりまでにメインを片付けて、以降のサービスを断られると、仮眠にはちょうど良いかと思います。