ヤンゴンのパゴダ(ミャンマー旅行記)
Kitagawa@Yangonです、ミンガラーバー。
ミャンマーの見どころと言えば、パゴダしかありません。首都ヤンゴンや仏教遺跡バガンの町に点在するパゴダは 10年前にくまなく見て回っているのですが、せっかくなのでヤンゴンの 2大パゴダを改めて訪れてみました。
ミャンマーに来ること=パゴダを見に来ること、と言っていいほど、ミャンマーを象徴しビルマ人に大切にされているものです。
スーレー・パゴダ
町の中心にあるのが スーレーパゴダ。ロータリーの中心に黄金の塔がそびえ立っていますが、内部は素朴な雰囲気で、市民の祈りの場になっているようです。
トレーダーズホテルヤンゴンからも、このパゴダを望むことができました。ホテルから歩いて5分くらいの距離です。
以下の写真は10年前、2001年に訪れた時の スーレー・パゴダ。
パゴダの左手前に写っているバスは、なんと名古屋市の市バスです。日本の中古車が多く活躍しており、今回の旅行でもこのバスを見かけて嬉しくなってしまいました。
シュエダゴン・パゴダ
ミャンマー最大のパゴダと言えば、ヤンゴンの丘の上に輝く シュエダゴンパゴダ です。
2500年以上の歴史があり、60以上の塔に囲まれた壮大なものになっています。今も多くのビルマ人が参拝に訪れ、その礼拝の様子や信仰の厚さも必見です。この迫力と美しさ、そして境内に漂う神聖な雰囲気は写真では伝わりませんので、ぜひ一度訪れてみて欲しいと思います。
下の写真はトレーダーズホテルヤンゴンから望遠で撮影したもの。少し距離があるので、タクシーで向かいます。
昔は104段の階段を数えながら登ったと記憶していますが、今回はエレベーターを使用しました。境内に入るには裸足になる必要があり、エレベータ乗り場の横に下駄箱があります。
入場料は 5USDですが、ドルが下落しているせいか 5000チャットでしか受け取りません…なんか嫌な感じですね。今回は、“隙あらば外国人からは多く取ろう”という対応をあちこちで受けました…多少の割増しは観光客として織込み済みではありますが、昔は無かっただけに大変残念に思います。
さて、こちらが聖なる黄金の塔です。
巨大さが伝わりにくいと思いますが、高さは 99.4mあり、25階建てのビルに匹敵する大きさです。ちなみにエジプトで見たギザのピラミッドの現在の高さは 138.74mです。
周りは数々のストゥーパや仏像が囲んでいます。
Kitagawaも自分の生まれた曜日の碑に、ビルマ式にて参拝させていただきました。
ちなみに生まれ持った性格は…「短気」だそうで。当たってる?
境内の様子。
参拝に訪れるビルマ人が絶えることは無く、祈りの合唱や鐘の音が響き渡り、こちらも厳かな気分になってまいります。境内には多数の建物や仏像がありますので、ここはぜひガイドを付けて回ることをおすすめします。
今回はお天気が優れませんでした。
ということで、10年前…2001年に撮った秘蔵の写真を掲載しておきます。
祈る人々
真剣に祈る姿を見るにつけ、信仰というものの深さを改めて感じさせられます。
自分が生まれた曜日の碑に礼拝する人々。
皆さんは自分が何曜日生まれかご存知ですか?
市内交通
パゴダ巡りにはタクシーが便利です。料金は要交渉ですが、簡単に拾えて、ヤンゴン市中ならおおむね 2000チャット(約200円)で移動できます。ぼったくられることは2011年現在もまず無さそうですが、恐ろしく古いので覚悟してご乗車を。エアコンやメーターは全て壊れているのがデフォルトのようで、窓や扉が開かない車もありました。(笑