July 18, 2011

トレーダースホテルヤンゴン

トレーダースホテルヤンゴン Traders Hotel YangonKitagawa@ミャンマーです。
ヤンゴンでの滞在先に選んだのは、トレーダースホテルヤンゴン Traders Hotel Yangon、シャングリラ系のホテルです。ヤンゴンでは国際水準のホテルが極めて少なく、立地の良い高級ホテルとなるとここ以外に選択肢が無いというのが実情です。

トレーダースホテルヤンゴン Traders Hotel Yangon

町の中心に位置し、観光にも便利な場所です。
どこでどのタクシーに乗っても、「トレーダーズ!」の一言で必ず辿り着けます。(笑
タクシー代は、空港から 7USD、ヤンゴン市中なら 2,000チャット(約200円)。ホテルから空港へは、タクシーで所要 30~40分程度、7,000チャット(約700円)が目安です。

一階のロビーはゆとりある作り。一歩中に入れば、雑然としたヤンゴンとは別世界。観光でも商用でも安心して滞在できると思います。
ここはクレジットカードが使える数少ないホテルですが、4%の手数料がかかるため、今回はエージェントを通して決済しました。またキャッシャーではドルからチャットへの両替ができません。現地通貨を手に入れる場合、お隣のセントラルホテルか、その先のボージョーアウンサン・マーケットが便利です。(いずれも交渉が必要、レートは 1USD=750チャット~。)

Traders Hotel Yangonロビー

トレーダースクラブルーム

クラブフロアホテルは22階建てで、20~22階がクラブフロアになっています。
22階はどうやら改装工事中…ということで、ラウンジに近い21階をアサインしていただきました。禁煙フロアは 20階です。

トレーダーズホテルヤンゴン

アメニティKitagawaはシャングリラには滅多に泊まらないのに、メッセージカードとウェルカムアメニティがお部屋に用意されていました。
(これは標準のサービスでは無いと思われます。)

ベッド古さは感じるものの、清潔感のあるお部屋です。ベッドやリネンも良く、快適に眠れました。

今どきブラウン管のテレビは珍しいかと思いますが、備品は一通り揃っており不自由ありません。ただ、室内ではWiFiの電波を拾うことができませんでした。なるほど皆さん文句を言いつつPCを持ってラウンジに集まっている訳です。

デスク

ステーショナリーステーショナリーも揃っています。この辺り、シャングリラらしいですね。
デスクに用意されていた絵葉書はライトアップされたパゴダの写真で綺麗だったので、さっそくホテルから送りました。エアメール代が10円でビックリしましたよ。

ミニバーミニバー。冷蔵庫は空っぽで、飲み物は電話で注文です。缶ジュースが 3USD、缶ビール 4USDなり。お水はコンプリメンタリです。(毎日補充されます)

クローゼットには、セーフティボックス、アイロン、体重計、雨傘、バスローブ、スリッパなど。

冷蔵庫クローゼット

バスルーム

バスルーム

バスタブバスタブの広さや水圧は充分。すぐに熱いお湯で満水になります。タオルが少しくたびれているのが気になりますが、ミャンマーで快適なバスタイムを得られるのは助かります。

アメニティも揃っており、歯ブラシ、ひげそり、シャワーキャップ、くし、綿棒、バスソルトなど…もちろんすべて輸入品なので品質にも問題ありません。

フロアマップ

図の右が北です。

フロアマップ

トレーダースクラブ

クラブラウンジ21階にはクラブラウンジがあり、クラブフロアの宿泊客向けに開放されています。立ち寄ると、すぐに Mr. Kitagawa ! May I help you ? の声がかかります。前に話したこともよく覚えており、個々のゲストに応じた柔軟で親密な対応に好感が持てます。やっぱり、ホテルは人ですねぇ。

クラブラウンジではチェックイン・チェックアウトが可能なほか、WiFiインターネット接続、印刷も可能なWindows PCが2台、電話機、会議室があり、クラブフロアのゲストであれば自由に利用できます。日中は日本人を含め商談の場としても利用されており、良い意味で活気がありました。

カクテルアワーまた、時間帯により朝食・アフタヌーンティー・カクテルサービスも提供されています。飲み物はセルフではなくオーダー式、もちろん無料です。

夕方は 6~7時がカクテルアワーで、Kitagawaはカナッペとともにミャンマービールをいただきました。内容は毎日変わります。

ミャンマーのホテルは料金に朝食が含まれています。市中で外国人が気軽かつ安心して食べられる店を見つけにくいので、大変に助かります。
1階のレストランのバッフェはサラダやフルーツもあり、朝食としては充分な内容。卵料理やワッフルなども焼いていただけます。ただし、ビルマ料理は1種類と寂しく、ローカルフードは期待できません。

モヒンガーミャンマーの朝食として定番のモヒンガーが見当たらずに残念…とつぶやいたら、なんと朝食としてクラブラウンジでご用意します!とのことで、モヒンガーを作って貰いました。合わせてスープや薬味までご用意いただき、感謝!です。これがビルマの朝の味ですか…ナッツのとろみにライムの酸味が効いて、美味しくいただきました♪

ホテルからの眺望

ヤンゴンには高層建築物がほとんど無いため、ホテルからヤンゴンの町並みを一望できます。
西向きのお部屋から南西方向が見えます…向こうに霞むヤンゴン川が町の南端となります。

ミャンマー・ヤンゴン

シュエダゴン・パヤーヤンゴン一の見どころであるシュエダゴンパゴダは、一部の客室ほか廊下の突き当りから望むことができます。

(下の写真は望遠撮影)

シュエダゴン・パゴダ

スーレー・パヤー町の中心にあるスーレーパゴダは、クラブラウンジの一番奥の窓から見下ろすことができます。

(下の写真は望遠撮影)

スーレー・パゴダ

備考

ネットが不安定だったり両替ができなかったりと、やや不満もありますが、ヤンゴンでは現段階でトップクラスのホテル。今回は短い旅のサポートをいただき、こちらのスタッフには大変にお世話になりました。泊まられる場合は、クラブフロアへの宿泊をおすすめします。

トレーダースホテルヤンゴンの詳しい情報と予約はシャングリラのホームページから
 http://www.shangri-la.com/jp/property/yangon/traders

2011年ミャンマー旅行インデックス