March 08, 2011

ソフィア(ブルガリア)からテッサロニキ(ギリシア)への国際列車

ソフィア(ブルガリア)からテッサロニキ(ギリシア)への国際列車

ソフィア(ブルガリア)からテッサロニキ(ギリシア)への国際列車ブルガリアの首都ソフィアから、ギリシアの玄関口テッサロニキまで、国際列車にて移動します。朝7:00発で12:50着、約5時間の鉄道の旅です。

チケットは1名14ユーロ、別途3ユーロの座席指定料を支払いました。もちろんブルガリア・レヴァ建てで払うこともできますが、支払いは現金のみでした。

RILA国際列車の切符は駅構内のRILA(リラ)という窓口で購入します。前々日に買いに行ったら「当日の朝に来い」と言われてしまいました…(笑
列車の時刻はホテルに頼んで電話で確認してもらいましたが、この窓口でもかろうじて英語は通じます。

ソフィア中央駅こちらが「ソフィア中央駅」、ルーマニアのブカレストから来た時と同じ場所です。構内にマクドナルドや、駅前にはカフェなどもあります。

ソフィアからテッサロニキへの鉄道7時発の 361号は、1番ホームのようです。駅には改札も何も無いので、そのままプラットホームに出て列車を探して乗り込みます。

客車は2両のみと短く、今回は2等車に乗車です。
車内はコンパートメントになっており、廊下との間のスモークが入ったドアは閉められました。1部屋6人掛けで、前の人と膝がぶつかるほど狭いです。今回はギリシアから旅行に来ていたカップルとの乗り合わせで、割と快適に使うことができました。
右の写真はドアのボタン、各国語で記載があったのが興味を惹きました。

通路コンパートメント各国語ボタン

車窓からの眺めは旅情を高めてくれますね。
時々駅に停車します。すれ違う列車は落書きだらけ…

駅国際列車

国境の駅で停車です。
というのも、国際列車は走行する国の運転士がその国の機関車で牽引するため、先頭車と客車の付け替え作業があるのです。
この間にパスポートが回収されて出入国のスタンプが捺されます。停車中に勝手に車外へ出るのは自己責任で…国によっては鉄道や国境での撮影が厳禁の場合もあります。

国境駅

ギリシアの機関車。

機関車

今回乗ってきた客車、編成はたった2両だけです。

客車

無事、ギリシアの玄関口テッサロニキに到着しました。

テッサロニキ鉄道駅テッサロニキ駅構内

この路線の時刻表を掲載しておきます。(2010年9月 現在)

時刻表

一日に1本のみ、ソフィアからアテネまで首都間を結ぶ長距離列車が走っているのが確認できると思います。他は全てテッサロニキ止まり。
計画段階ではアテネまで夜行寝台で乗っていく案もありましたが、今回は日程を勘案しまして、本数の多いテッサロニキまでの乗車としました。せっかくなので短い時間ですが テッサロニキも観光します。
その後はアテネ乗継でサントリーニ島へと、飛行機による移動となります。

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