March 07, 2011

ブルガリア料理レストラン「Хаджидрагановите къщи」

Kitagawa@Sofia です。
昨日に引続き、夕食はブルガリア郷土料理を楽しみました。日中は 世界遺産「リラ修道院(リラの僧院)」まで遠出をしたので結構疲れていたのですが、ホテルのコンシェルジュにあちこちのレストランのホームページを見せて貰っているうちにお腹が空いてきてしまったのです(笑

Hadjidraganov's Houses向かったのは、ソフィア中央駅に程近い「Хаджидрагановите къщи」、確か ハヂィ・ドラガノフ・カシティ とかなんとか発音したはず…難しすぎ!
ブルガリアの田舎風?に飾られた店構えに期待が高まります。

民族衣装鹿の頭

メニュー店内は様々な趣向を凝らした小部屋がいくつかあり、壁や天井には所狭しと民族衣装などが飾られています。

メニューは分厚く、例によって非常に詳しく文章でお料理が説明されていますが、内容は割と分かりやすく、注文がし易かったと記憶しています。

Хаджидрагановите къщи

さて皆さん、ブルガリアという国名を聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか?
僕は「ブルガリアと言えばヨーグルト!」ってことで、いかにも安直ですがまずは「アイリャン」というヨーグルトドリンクを注文してみました。
グラスを手にしているのはKitagawaです。本場はスゲー!と感動させてくれるかと思いきや…

アイリャンヨーグルト

まったく違う意味で衝撃を受けました。
これは僕らが知っているアノ味そのまんま!というか、明治ってロゴの入ったパックから注いでない?と疑ってしまうほどに、本場ブルガリアの「アイリャン」は「明治ブルガリアのむヨーグルト」に近い口当たりでした。(笑
右の写真はヨーグルトをベースとした冷たいスープ、これまたヨーグルトを水で薄めた感じで特別な感想はなく…

気を取り直して、メインに移っていきます。
今回ご紹介したいのはこちら、「カヴァルマ」です。これは土鍋に肉と野菜を入れ、ハーブやトマトとともに煮込み、上に卵やチーズを載せてオーブンで焼いたもの。
ブルガリアの代表的なお料理で、是非とも食べたいと思っていた一品ですが…

カヴァルマ

出てきた瞬間から食欲をそそるような香り。期待をしつつ口に運ぶと…
熱くて濃厚で、思わず「これは凄いっ」と漏らしてしまうほどの美味しさです。肉や野菜にソースが染み込み、絶妙な焼き加減のチーズと絡まって、これは掛け値なしに旨い!卵との相性も抜群です。
大げさではなく、このカヴァルマに出会えただけでも今回の旅の価値はあった、と今でも度々話題に上るほど感動をした一皿でした。あぁ、僕の拙い文章や写真では味が伝えられないのが本当に惜しいです。

そうこうしているうちに、ブルガリアの民族音楽が。
奇妙な形の楽器に目を奪われます…あの白いやつは何で出来ているんだろう?

ブルガリア民族音楽

夜更けまで食事は続きます…

ブルガリア料理チョルバ

デザートこちらのお店、大変気に入りました。ガイドブックに載っているようなブルガリア料理は一通りあり、お味も美味しく値段もお手ごろ。ソフィアに立ち寄られる際は是非!とおすすめしたいと思います。そうそう、お料理にはヨーグルトよりワインの方が合うと思いますよ。

場所は Dedeman Princess Sofiaホテルのすぐそば。店内は結構混んでおり、ローカルとツーリストが半々という感じでした。お店のホームページはこちら、英語ページもあります。

Хаджидрагановите къщи
(Hadjidraganov's Houses)
http://www.kashtite.com/

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