October 17, 2010

国際列車(ルーマニア・ブカレスト→ブルガリア・ソフィア)鉄道の旅

ルーマニアからブルガリアへの国際列車今日は国際列車で移動です。

ルーマニアとブルガリアはお隣同士の国ですが、バスだと首都間を結ぶ直行便がありません。(国境となるドナウ河沿いの町 ルセで乗換えが必要)
一方、鉄道は遅いのですが、ブカレストからソフィアまでの直行便があり、夜行列車も出ているようなので、ここは旅情あふれる鉄道での移動にしました。

ちなみにガイドブックからは「もちろんブカレストとソフィアを結ぶ列車もある」(地球の歩き方 09~10年版)という22文字の情報しか得られませんでした…(笑
そこで現地の代理店に調査してもらったところ、この列車は1日2便あり、夜行の方は ブカレスト 20時02分 発 → ソフィア 05時50分 着 となっているようです。(2010年9月現在)
料金は一等寝台ひとり 180レイ(45ユーロ)なり。今回は代理店さんに購入をお願いし、手数料は 5ユーロ/人でした。チケットは1ヶ月前から販売されるようです。

国際列車(ルーマニア・ブカレスト→ブルガリア・ソフィア)

ルーマニアの首都、ブカレストにある「ブカレスト・ノルド駅 Gara de Nord」。
国際・国内列車ともにこの駅に発着し、地下鉄の駅もあるため、迷うことは少ないかと思います。

ブカレスト・ノルド駅

掲示板を見ますと…ありました、ソフィア行きは7番ホームだそうです。
(上から3行目には、ハンガリーの首都 ブダペストの文字が!ハンガリーはルーマニアの左隣の国、昨年ブダペストからも電車に乗ったので、懐かしいです。)

駅は薄暗く怪しげな人もうろうろしており、どう見ても治安が良いとはいえない雰囲気です。構内で唯一安心感のありそうな「マクドナルド」で出発の時間を待ちます。
マックはルーマニアの物価からすると高めですが、英語が通じる、トイレがある、無線LANを無料で使える、さらにクレジットカードで支払いができる!という点で、旅の強い味方です。
現地通貨がほとんど残っていなかったのですが、駅の両替屋はレートが最悪 なので、カードで夕食を買えて助かりました。

さて、本日の列車はこちら。

ブカレストからソフィアへの国際列車

ソフィア行き表示を見たら、ロシアのモスクワから走ってきたようです。ロシア→ウクライナ→ルーマニア→ブルガリア という4ヶ国をまたぐ国際列車…全部乗ったら一体どのくらい時間がかかるんでしょうか?

ホームに改札は無いので、そのまま乗車します。

寝台車のコンパートメントの様子。
なかなか年季の入った車両です。Kitagawaは アジア、アフリカ、南米など世界中で鉄道に乗っていますが、まぁ寝台列車はどこもこんなものですね。シートは固めですが、シーツは清潔なものが張られていました。

列車の通路コンパートメント

今回は2人で1部屋の利用なので、コンパートメントは鍵を閉めて自由に使えるのが助かります。各車両に車掌さんが乗っており、すぐに切符の回収と毛布の配布に来ました。(切符を持って行ってしまうのは、最初えっ?と思いましたが、降りるときに返してくれました。)
ベッドは3段のため、これでは座るところがありません。車掌さんに真ん中の段を片付けてもらい、下の段をイス代わりにすることにしました。
そうこうしているうちに、列車は出発です。通路から日本語が聞こえてくるなぁと思ったら、お隣のコンパートメントは学生旅行の女の子 2人組でした。ルーマニアとブルガリアに旅行だそうで…。う~ん、同じ地に来ている僕らが言うのもなんですが、普通選択しないデスティネーションですねぇ。

夕食【本日の夕食】

車内販売の類は一切無い、という情報を得ていたので、色々と買い込んでおきました。駅で買ったスープが旨い!ルーマニアはスープ(チョルバといいます)が美味しく、外れがありません。パンも付けて貰えましたよ。

列車は深夜、国境でいったん停車し、入出国の手続き があります。
同時に、牽引する機関車の切換え作業があるので、結構な時間止まっていました。

注)ルーマニアもブルガリアも「シェンゲン協定」に加盟したものの、2010年9月現在ではまだ発効しておらず、この旅行の時点ではスタンプが免除されていません。手続きそのものは、イミグレの係官が車両を回ってパスポートを集めて行くので、乗客は降りることはありませんでした。今後、この手続きは無くなる方向で進んでいるようです。

ソフィア中央駅さて、何かと遅れると聞いていた東欧の列車ですが、ほぼ定刻にブルガリアの首都 ソフィア中央駅に到着。でも、外が真っ暗な時間に着いてもらってもねぇ…本当は少し遅れてくれると助かったのですが。

駅には乗降客もいて、こんな時間から窓口も開いていたので、後日乗るギリシアへの列車のダイヤを調べたりしました。また、ターミナル前のカフェも営業しており、こちらで朝のコーヒーをいただきつつ町が目覚めるのを少しばかり待ちます。なんとこの駅、Wi-Fi(無線LAN)サービスがあり、ビックリしました。回線速度は期待できませんが、無料で使うことができます。駅にある両替屋もそれほど悪くないレートで現地通貨へ両替ができて、助かりました。

トラム駅からブルガリアでの滞在先、シェラトンホテルまでは3km程度。ただしソフィアでは駅前のタクシーや流しのタクシーは絶対NG!とのこと。実際、料金を訊いても話になりませんでした。トラムでたった4駅なので、ここは公共交通機関で移動します。

しかし、待てど暮らせど該当する番号のものがやってきません。反対行きはどんどん来るのに、どうなっているのやら。結局、別のルートでホテルに向かったのですが、着いてようやく理由が分かりました。駅からホテルの前に続くマリア・ルイザ通りは道路を掘り返す大工事を行なっており、トラムの線路も引き剥がされていました…。
2010年9月現在、マリア・ルイザ通りを通るトラムは運休中です。

さてさて、今年7ヶ国目のブルガリア旅行の始まりです。

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