10.08
Le Méridien Fisherman’s Cove (セーシェル・マヘ島)
アフリカの島国セーシェルは「インド洋の真珠」とも呼ばれ、手付かずの自然が魅力です。その玄関口となるマヘ島ではセーシェルで最初に開業したリゾートホテルの一つ ル メリディアン フィッシャーマンズ コーヴ Le Méridien Fisherman's Cove に泊まりました。優雅なインフィニティプールの前は真っ白なボーバロンビーチ!程よい広さと静けさでセーシェル旅行におすすめのホテルです。
Le Méridien Fisherman’s Cove
【住所】 Bel Ombre, Mahé, SEYCHELLES
【TEL】 +248 4 677 000
【FAX】 +248 4 620 900
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エクスペディア予約: ル メリディアン・フィッシャーマンズコーブ
インド洋に100を超える島が散らばるセーシェル共和国。初訪問で代表的なマヘ島に滞在し、様子の分かった2度目にプララン島とラディーグ島へ足を延ばしました。マヘ島は首都ヴィクトリアや国際空港もあるセーシェル最大の島ですが、まるで森に埋もれているかのような緑と静けさに抱かれていました。主にヨーロッパからのハネムーナーや自然派のバカンス客に好まれるディスティネーションで、ホテル代は非常に高くインド洋でも特に東洋人が訪れない楽園です。
行き方
セーシェルのマヘ島までドバイ経由の エミレーツ航空ファーストクラス を利用。
セーシェル国際空港からルメリディアンフィッシャーマンズコーブまで車で30分。僕らはレンタカーを使いましたが(駐車場は無料です)島内には自分で見て回るような見どころは無いのでホテルの送迎またはタクシーの利用が一般的です。
到着すると温かい出迎えを受け、ウェルカムドリンクをいただいて一休み。
インド洋を一望できるロビーに座ってチェックインの手続きをしました。
説明はとても丁寧で話す英語も聞き取りやすく、リゾート内にあるレストランやファシリティについて一通り教えてもらいました。
綺麗な写真ばかり並べていますが、実は到着した時は曇り空。滞在が短いので晴れてくれるか心配でした。
ロビーには手描きの古い俯瞰図も飾られていました。
一番右側の大きな建物に泊まります。
リゾート内には起伏があってスーツケースは担いで階段を運ばれます。僕らのお部屋は海に面していますが、内陸に位置するゲストルームも高台に建てることでほとんどのお部屋がオーシャンビューとのこと。案内してくれたベルの男性はシュノーケリングのガイドも担当しているそうで、ぜひ海で泳いでみるように薦められました。
オーシャンフロントスイート
全68室あるゲストルームのうち37室がスイートルーム。
リゾートの一番奥、インド洋に面するデラックススイート・オーシャンフロントに泊まりました。詳しくは当ブログ内の ルメリディアンフィッシャーマンズコーブのオーシャンフロントスイート の宿泊記をご覧ください。
屋根は茅葺きでナチュラル感にあふれ、一方で室内は近代的な作りです。
よく清掃されており水回りや空調も良好ですが、造作はシンプルで質感は高くありません。これはセーシェル全体に言えますが、高めのホテル代に対して設備やデザインは貧弱なことが多く、はるばる日本から来ると「東南アジアのリゾートで同じ金額を出せば」などと比べて見劣りしてしまうことでしょう。しかしコスパの悪さゆえセーシェルを訪れるバカンス客の経済的な水準は高く、ゆえに落ち着いた環境が守られているのもまた事実。加えて本当に絶景を見ようとなるとマヘ島からさらに飛行機や船で移動が必要となるので、ここセーシェルは予算と時間と手間を惜しまない、心から特別な休暇を求める人だけが集まっている場所なのだと実感しました。
プール
プールは横に長く、その周りをビーチチェアが囲んでいます。
リゾート内では他に行く場所も無いので朝食後は早めに場所取りを。一端がインフィニティプールとなっており、ここで写真を撮るとインスタ映えします。
プールの中には岩山のオブジェが作られているのですが、これはリゾート前の海に見られる岩礁をモチーフにしているのだと思います。
また、ヤシの木がめちゃくちゃ長いのも目を惹きますね~開業からの年月の長さがヤシの高さにもつながっているのでしょう。
ボーヴァロン・ビーチ
Baie Beau Vallon
ルメリディアンフィッシャーマンズコーブはマヘ島きっての広さを誇るボーバロンビーチの西端に位置します。
ホテルのプロムナードにはビーチに降りられる階段があり、右手に歩いて行くと地元の子供たちが遊んでいました。引き潮の時は穏やかでターコイズブルーの海面が美しく、真っ白な砂浜に息を呑みます。ただし満潮になると波が強く打ち付けるので、海で遊ぶなら満干潮の時刻に沿ってスケジュールを立てると良いでしょう。
水中ポスト
ビーチではシュノーケリングを楽しむことができ、色は地味ですが熱帯魚もいっぱい泳いでいました。海の中の様子は マヘ島のビーチ巡り の旅行記に動画を掲載しています。
また海中にはホテルが設置した「郵便ポスト」があり、実際に郵便を差し出せます。
ポストは下の写真で示した黄色いブイの場所。
泳いで行ってみましたが、足がまったく届かない水深で素潜りの心得が無いと投函は不可能な深さです。月・水・金にはガイドさんがシュノーケリングに連れて行ってくれるエクスカーションを実施しており、参加は無料。パウチされた絵葉書を切手代込み50ルピーで販売していました。
申込みやシュノーケリング用ギアのレンタルは小屋にいるスタッフへ。
サンゴを育てているのかな、自然保護活動のコーナーもありました。
サンセット
セイシェルの夕陽。
北向きのホテルなので水平線に沈む太陽を見られないのが残念!インド洋の素晴らしいサンセットは次に向かった隣国の セントレジス・モーリシャス で望むことができました。
日没後のルメリディアンフィッシャーマンズコーブも美しい。
空を見上げれば満天の星空でした!
朝食
Le Cardinal
朝食はロビー横のレストラン Le Cardinal にて、ほぼ満席で驚きました。
マヘ島では歴史あるホテルなので常に稼働率が高く、日によっては満室でスイートすら予約が入らないほど。Kitagawaもお部屋を取るのに苦労したので早めの予約がおすすめです。
夜も日替わりでバッフェを提供しています。
ハーフボード(2食付き)で泊まっているゲストはここで夕食となりますが、朝食のみで予約して夜は実物を見てからどこで食べるか決めても良いと思います。
バー
Le Cocoloba Bar
プール近くにあるバーもテーブルやサービスがしっかりしておりダイニングの一つとして機能しています。
軽食やランチをいただくのに最適ですが、手軽にディナーを済ませたい日も使えます。カクテルは175ルピー(1,483円)から。
クレオール料理レストラン
Paris Seychelles
ホテル内にはアラカルトのレストランも一つあり、夜のみのオープン。
セーシェル料理をベースにしたフレンチを海風に吹かれながら楽しむことができ、滞在中に一度はここでディナーをいただきたい。実際に注文したお料理の写真を Paris Seychelles のページにアップしたのでご参考に。夜はスマートカジュアルのドレスコードがあり、サンダルやハーフパンツはNGです。
セーシェルのお天気とベストシーズン
セーシェルは割と降水量が多く天候も変わりやすい。
比較的雨の少ない5~9月に来ましたが、数日降り続くこともあったので日程には余裕が欲しいところ。曇ると下の写真のように景色も冴えませんが、そんな日は読書をしたりスパなど室内で過ごすのも大人のリゾートライフです。
ココナッツの殻をぶら下げたお天気チェッカー?が可愛いですね~
しかも「飛んで行っちゃったら、嵐」とか冗談なのか本気なのか(笑
プールとビーチのそれぞれを楽しめて眺めも良いホテルですが、レストランの数を考えると2~3日の滞在で丁度良いくらい。そもそもマヘ島には見どころがありませんので、ここを最終目的地とせずに世界遺産 ヴァレ・ド・メ自然保護区 のある プララン島 や絶景ビーチ アンス・スース・ダルジャン のある ラ・ディーグ島 へ足を延ばす前後に泊まる旅程が良いと思います。
周辺情報
ボーバロンビーチはマヘ島でホテルが多いエリアですが、通りに出ても周りには何も見当たりませんでした。東に1km行けば警察署の建つ三叉路があり、その周辺にATM、ガソリンスタンド、商店が集まっています。クレジットカードの通用度が高い国なので現地通貨なしでも旅行できますが、チップなどを払うためにルピーが必要なら空港で予め両替しておいた方が良さそうです。
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