2014
03.11

聖ペテロ教会 (展望台からリガの見どころを一望)

ラトヴィア 旅行記 リガ

ラトヴィアの首都、リガ。ここもかつてハンザ同盟に加盟していた都市で、旧市街が見どころになっています。
まずは 聖ペテロ教会 St. Peter’s Church に行き、展望台からリガ旧市街を一望してみました。高いところに登ると、主な見どころの位置関係が一目瞭然です!

最初ここに教会が作られたのは13世紀ですが、これまでに何度も損傷を受けているそうです。とても詳しい情報が掲載されている公式サイトの英語ページに説明を譲りますが、これでもか!というくらいに何度も火災・落雷・戦争で倒壊していて気の毒なくらい。リンク先には第二次世界大戦で尖塔が吹き飛ばされた痛々しい写真も掲載されており、現在の塔が再建されたのは1973年のことです。

聖ペテロ教会

こちらが正面。
聖ペテロ教会、塔の高さは123メートルです。

聖ペテロ教会 リガ

さて、晴れているうちにさっさと展望台へ登りましょう。
というのも、ラトビアに到着してしばらく雨が降り、ホテルを延泊して天気の回復を待っていたのです。もう後が無いってところでようやく晴れてくれて助かりました。

こちらが聖ペテロ教会の展望台から北の眺め。
歩いてまわれる範囲に見どころがギュッと詰まっています。ドゥアマ広場の周辺には「リガ大聖堂」をはじめ、「リガ城」や「三人兄弟」など中世の建築物が多く残っています。かつて町を守った塔のなかで唯一現存する「火薬塔」も必見です。

リガ 地図

足元を見下ろしてみると、間口の小さな、まるでオモチャみたいなおうちがいっぱい!同じバルト三国の旧市街でも、屋根の感じがタリン旧市街とは全く異なりますね。
この細い路地を入ったところに、ローゼングラールスという素敵なラトビア中世料理のレストランがあります。

ラトヴィア 旅行記

時計回りに、今度は東に目を向けてみると、こちらは新市街です。
大きな塔はラトヴィアの自由を象徴する「自由記念塔」。ど真ん中に嫌でも目に入る大きなビルはラディソンBLUホテル・ラトビアの建物で、その手前エスプラナーデ公園に建っているのは「キリスト生誕大聖堂」です。

ラトビア 旅行記

最後に、聖ペテロ教会から南を眺めます。
左端のオペラ・ホテル&スパが今回泊まったホテル。遠く見えますが、直線距離で600メートルってところです。ストックマンはデパート、ガレリヤ・ツェントゥルスはショッピングモールで、どちらも近代的でたいていの物は揃います。

ラトヴィア 見どころ

ダウガワ川沿いを少しズーム。かまぼこ型の屋根がユニークな建物は「中央市場」です。
その手前がバスターミナルになっていて、隣国エストニアからラトビアへのバスやラトビアからリトアニアへのバスはここに発着します。ちょうど電車が走っていますね!今度は鉄道でリガまで来てみようと思います。

リガ 見どころ

写真には入りませんでしたが、聖ペテロ教会のほぼ真下には「市庁舎広場」があり、美しいギルドの館「ブラックヘッド会館」が必見です。ツーリストインフォメーションもあるので、まずはこの辺りから観光を始めるのが良さそうです。
リガの主な見どころについては、リガ旧市街の見どころのページに写真と簡単な説明を掲載しますのでご覧ください。

最後に、聖ペテロ教会の中の様子です。
内装がレンガ造りって、ちょっと珍しいかも。あと、展望台に行くエレベーターが設置されていてビックリしました。

聖ペテロ教会

そうそう、いったいどこから現れたのか、展望台はド派手な服装のおばちゃん軍団でいっぱいでした。
バルト三国で日本人に会うのは珍しいのですが、なんと聞こえてくるのはコテコテの関西弁!賑やかでいいんですけどね、一瞬ここが通天閣かと思いましたよ。(笑

聖ペテロ教会
Sv. Pētera baznīca

【住所】 Skārņu Street 19, Riga, Latvia LV1050, LATVIA
【URL】 peterbaznica.riga.lv/
【TEL】 +371   6718-1430
【開館時間】 6~8月: 午前10時~午後7時 / 9~5月: 午前10時~午後6時
【休館日】 月曜
【料金】 教会は無料、展望台は €7

聖ペテロ教会 展望台

プロフィール
Kitagawa

Kitagawa
南国のアイランドリゾートから地球の果ての辺境まで、4か国語の会話力を駆使して2008年から2024年までに100か国以上を旅しました!飛行機の搭乗歴は1000回を超え、2012年にはFAA(アメリカ連邦航空局)のパイロットライセンスも取得。バンコク在住。
当ブログでは今まで訪れた旅先から、写真を17430枚と心に残った体験を1112件公開しています。(2024.12.04)

2013年, '13 ラトビア

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA