01.27
カテドラル、セゴビア大聖堂 (スペイン)
スペインの首都マドリードから北西約90km、標高1,000mの丘陵に築かれた古都セゴビア。ユネスコ世界遺産にも指定される旧市街の真ん中に大聖堂を見つけ、中を覗いてみました。ゴシック様式ながら装飾は控えめで淑やかな印象、スカートを広げたような外観から「大聖堂の貴婦人」の異名を持つそうです。
ロケーションは城壁内、マヨール広場の角にあります。
長大な セゴビアのローマ水道橋 Acueducto Romano を見た後、歩いて来ました。
Catedral de Segovia
【住所】 Plaza Mayor, 40001 Segovia, SPAIN
【TEL】 +34 921 46 22 05
【URL】 www.turismodesegovia.com/es/que-ver/monumentos/catedral
【入場料】 €3
入場料や開館時間などの案内。
塔にも登れるようですが、お天気が優れないので今回はカテドラルのみの見学です。
建築には200年以上を要したそうで、16世紀から18世紀にかけて作られたもの。
カスティーリャ王国の中心都市として栄えたセゴビアの最盛期にあたり、スペイン最後のゴシック建築です。
中はとても広く、全長は100mを超えています。
そして天井の高さも凄い!
聖歌隊席は古く、旧カテドラルから移された15世紀末のもの。
その背後にはバロック様式の立派なパイプオルガンが聳え立っていました。
中世の贅を尽くした装飾。
見どころは17世紀のステンドグラスやエンリケ4世から寄贈された14世紀の祭壇の飾り衝立など。
中庭へ続く扉。
ここも像を組み込んだ細密な浮き彫りが見事ですね!
中庭の尖塔、高さ90mです。
後期ゴシック様式にしてはファサードの装飾が控えめで、全体的にモダンな印象すら感じる大聖堂でした。
ここで使われている石も旧カテドラルから運んで来たそうです。
回廊に沿って古いコインや鍵の展示もありました。
セゴビアでは ローマ水道橋、アルカサル、カテドラル が主な観光名所で、この3つを散策すれば旧市街の城壁内を一回りできます。少しお腹が空いたのでこの後は名物、子豚の丸焼きを食べに行きました。見つけたお店 ホセ・マリア JOSÉ MARÍA は美味しくて地元の人でいっぱいなのも納得、オススメの一軒です。
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