03.13
中央市場 (ラトビア・リガ)
雨上がりで観光をするには肌寒いある日、ラトヴィアのリガにある 中央市場 Riga Central Market を覗いてみました。
どこか無骨な印象を受けるホールには整然とお店が並び、色とりどりの果物や野菜、お肉やチーズが積み上げられていました。市場ではその国の人々の生活振りを見ることができ、興味が尽きません。
まずはこちらをご覧ください。
公式サイトのプロモーションビデオなんですけど、めちゃくちゃオシャレ!上手なカメラワークと編集で、これを見たら今すぐにでも旅に出たくなってしまいます。実際はもっとひっそりと薄暗いんですけどね…(笑
リガの中央市場はバスターミナルのすぐそばです。
ラトビアまで長距離バスで来ると、中央市場の向かいにあるバスターミナルに到着します。かなり大きな建物なので、ここの場所は覚えていました。
かまぼこ型の屋根がユニークです。
この建物は1930年代に作られたもので、元は飛行船の格納庫だったそうです。なるほど、どうりで巨大なわけです。
他のページでも書きましたが、リガに着いてからしばらくお天気が崩れました。
旧市街の観光は晴れるまで後回しにして、雨が降っても影響の少ない中央市場を見てみることにしました。あいにくの天候にもかかわらず露店も並び、美しく積み上げられた果物と各店共通の古めかしい秤が印象的です。
中央市場の中はゴミ一つ落ちていません。
通路も広々としていて、市場にしては随分と整然としています。バルト三国を旅して感じたのは、几帳面な国民性です。商品は整然と陳列されていますし、市バスも時刻表通りに動いていますし、お釣りもきっちり返ってきます。日本人にとって旅行しやすく親近感すら覚える地域です。
日用品を売っているフロアーもありました。
これは渋い、日本でいうところの昭和テイストです。(笑
全ての商品には値札がついているので、指さしでもお買い物を楽しめます。
訪れた2013年4月は、まだ通貨として Ls ラッツ が使われていました。この年を最後にして、ラトビアでもユーロが導入されることになります。
思いがけず雨が降ってくれたせいで、なかなか足を延ばす機会のない市場を覗くことができました。
観光名所ではないため観光客の姿はまったくありませんが、地元の人たちの日常生活を垣間見ることができて面白かったです。
Rīgas Centrāltirgus
リガのバスターミナルから徒歩すぐ
【住所】 Negyu St. 7, Riga LV-1050, LATVIA
【URL】 www.rct.lv/en/
【TEL】 +371 6722-9985
【営業時間】 館内: 午前8時~午後5時 / 屋外: 午前7時~午後6時
余談ですが、リガでのお買い物ならフィンランド資本のデパート ストックマン STOCKMANN が便利でおすすめです。
ヘルシンキでいつも立寄るのがストックマンなので、Kitagawaにとっては親しみを覚えるデパートです。
コメント
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Kitagawaさま
こんにちは! 海外の市場はカラフルで元気が出ますね!
市場で食材を仕入れて自炊する そんな旅もしてみたいです
お料理ができると、もっと旅も楽しくなるんでしょうね~
僕は家事全般がダメダメなので、なかなか自炊旅行に踏み切れないのですが、
キッチン付きのアパートを借りて海外生活!なんて、一度パリあたりでやってみたいものです。