02.04
ノートルダム大聖堂 (フランス・パリ)
パリで飛行機をトランジットする機会があり、お天気も良かったのでセーヌ川に沿ってぶらりお散歩。いつも最後に辿りつくのは川の真ん中に浮かぶノートルダム大聖堂で、久しぶりに覗いてみたらちょうどミサの時間でした!
Cathédrale Notre-Dame de Paris
【住所】 6 Pl. du Parvis Notre-Dame, Paris 4e, FRANCE
【TEL】 +33 1 42 34 56 10
【URL】 www.notredamedeparis.fr/
【開門時間】 午前8:00~午後6:45 (土日は~午後7:15)
【閉門日】 なし
【入場料】 無料
セーヌ河岸を東へ歩いて行くと、パリ発祥の地 シテ島 がセーヌ川の中州に現れます。ここでひと際目立つ建物がノートルダム大聖堂で、周辺の見どころとともにエリア一体がユネスコ世界遺産に登録されています。
下の絵画はほぼ同じアングルで、カルーゼル橋越しに見たノートルダム大聖堂です。
ヨハン・ヨンキントの「La Seine et Notre-Dame de Paris」という1864年の作品で、ここに来る前にオルセー美術館で鑑賞してきました。
レリーフは実に繊細、見る方角によっても違った印象を与えてくれます。
初期ゴシック様式のローマ・カトリック教会で、建造には200年も要したそうです。
ミサ
内部は広くどっしりとした作り。ステンドグラス越しに身廊へと差し込む光がキラキラと幻想的です。
訪れた時はミサの真っ最中でした!
さすが観光都市パリとあってミサ中も静かにしていれば見学が許されます。
美しい歌や音楽で満たされた神秘的な空間をしばし共有させていただきました。
ノートルダムとはフランス語で「我らの貴婦人」を意味し、聖母マリアに捧げるカテドラル。お祈り中の市民も多く、邪魔にならない様に中を足早に一回りしました。天井までの高さは33mもあり、巨大なステンドグラスが目立ちます。
バラ窓
ここで見逃せないのがバラ窓で、丸いステンドグラスは圧巻の直径10m!
大聖堂を彩るバラ窓は教会の西の入口、北、南の3か所あり、それぞれキリストの生涯がモチーフになっているそうです。
正面のファサードが優美
最後に全体像を。手の込んだ浮き彫りが見事です。
ファサードに聖人の彫刻がズラリ。
中央の入口の上にあるアーチ形のレリーフはキリストの最後の審判を表したもの。
1163年に着工し、戦火をくぐり抜けて今に残るノートルダム大聖堂。
ナポレオンの戴冠式が行われるなどパリの歴史との関わりも深く、エッフェル塔 や 凱旋門 と並んで外せない観光名所の一つです。見どころいっぱいで訪れる度に新しい発見があるので、次回はミサの時間を外してじっくり見学したいと思います。
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