10.13
ウェスティン ヨーロッパ&レジーナ 1ベッドルームスイート (イタリア・ベネチア)
イタリアのベネチアで泊まった ウェスティン ヨーロッパ&レジーナ ベニス The Westin Europa & Regina, Venice の宿泊記です。いかにもヨーロッパらしいクラシカルなホテルで、運河を眺めながらいただく朝食が贅沢。滞在したスイートルームは館内で最も広いお部屋の一つです。
The Westin Europa & Regina, Venice
【住所】 San Marco 2159, Venice, 30124 ITALY
【TEL】 +39 041 240 0001
【FAX】 +39 041 523 1533
booking.com で 最新の口コミと料金をチェック!
www.booking.com/hotel/it/thewestineuropareginavenezia.ja.html
事前決済でお得なプラン
エクスペディア予約: The Westin Europa & Regina
レンタカーで縦断するイタリア旅行の終点、ベネチア。
島内に車の乗入れができないのでローマ広場のパーキングに駐車しました。ウェスティンまでは水上タクシーを使うとアッという間ですが、意外に高いのと迷路のような路地をそぞろ歩くのも楽しみの一つなのでKitagawaは歩いてホテルに向かってみました。スーツケースは車に残したまま小さなバッグ一つなので気楽なものです。
最短距離は2kmほどですが、一度寄ってみたいと思っていた サンタ・マルゲリータ広場 Campo Santa Margherita の方から大回りして一時間ほど散策。階段や橋を数えきれないほど渡って久しぶりのベネチアを満喫しました。ちなみにホテルの送迎を利用するとローマ広場まで片道65ユーロとのこと。せっかく大運河に面するホテルですし、アプローチが分かりにくいので チェックインの際は迷わず水上タクシーを使うことをオススメ します。
ウェスティン ヨーロッパ&レジーナ ヴェネツィア
The Westin Europa & Regina, Venice
密集する建物の間に隠れて建つウェスティンヨーロッパ&レジーナ。
とても分かりにくい立地です。高級ブティックが軒を連ねる 22マルツォ通り Calle Larga 22 Marzo にある「グッチ」の横の小路がウェスティンに続いていました。一方で 観光には便利なロケーション であり、最大の見どころ サン・マルコ広場 Piazza San Marco は徒歩数分の距離。夜遅くまでバールで飲んでも人通りがあるので安心です。
高級ホテルらしく、チェックインを担当したレセプショニストがそのままお部屋まで案内してくれました。17~18世紀に建てられた5つの建物をつなげた作りであり、棟ごとにリフトが分かれているようです。
ウェスティンの裏はグランドカナル。
むしろベネチアにおいてはこちらが正面と言えるかも知れませんね。ゴンドラに乗ればいっそう“水の都”の魅力を体感できるのでぜひ!
フロアマップ
ホテルのエントランス側の広場に面するお部屋をアサインしていただきました。
ワンベッドルームスイート
スイートとあってリビングとベッドルームが完全に独立しています。
同じルームカテゴリーでも建物によってレイアウトや面積の差が大きく、39~60㎡という違いがあるようです。泊まったこちらのスイートは横に細長い作りで最も広いお部屋の一つ、落ち着かないくらいの奥行きです。
お部屋からの眺め
せっかくグランドカナルに面するホテルにも関わらずお部屋から大運河は見えず。
どうやらスイートの中でも運河が見えるのは「ラグジュアリースイート」と「デラックステラススイート」に限られるようで(さすがに予算オーバーです)眺望にこだわるならスタンダードなお部屋のうち「プレミアムヴェネツィアンビュールーム」や「スタニンググランドカナル」を指定するのが良さそう。
ワークデスク
ワークデスクも実にクラシカル。
Wi-Fiによるインターネット接続は3デバイスまで1日12ユーロかかりますが、プラチナ会員ということで無料になりました。卓上のミニバーにはエスプレッソマシーンがあり無料のカプセルが3つ用意されていました。
また、ホテルからお部屋にローカルギフトが届いていました。
これは ブッソラ・ブラーノ Bussolà Burano というお菓子で、ブラーノ島が発祥のビスケット。ヴェネツィア名物とされており島内でもよく売られていますね。いただいたのはブラーノ島きっての名店、パルミサーノ・カルメリーナ Palmisano Carmelina のものでした。
ベッドルーム
続くベッドルーム。
お部屋の両側が外壁にあたり計4つも窓があって日中は明るい!
カーテンやフットベンチもエレガント、上等なベッドでぐっすり眠れました。
夕方にはもちろんターンダウンのサービスが入りました。毎日補充されるお水は無料です。
クローゼット
スイートでは共通してウォークインクローゼットが付くようです。
ベッドルームとバスの間に位置し、ここにも窓があるので日中は明るく使いやすいスペースでした。
バス
床と壁に大理石が張り巡らされたバスルーム。
水回りはリノベーションされているようで古いホテルの割にしっかりしています。バスローブも用意されベイシンはダブル。独立したシャワーブースこそありませんが、バスタブにはハンドシャワーとレインシャワーが備え付けられていました。ベネチアンガラスでしょうか、ランプシェードも美しいですね。
アメニティ
大きめのボトルで用意されたバスアメニティはカラフルでお洒落!
ETRO はイタリアのブランドのようで、ホテルの近くにもブティックを見つけたので覗いてみました。バスソルトは使い切れず、残りは帰国後にお家で楽しむことに。
改めてお部屋の一番奥から振り返ったスイートの全景。この長さ!
バス、クローゼット、ベッドルーム、リビングと続いています。
朝食
ここウェスティンヨーロッパ&レジーナは大運河に面したレストランの口コミが好評で、朝食の際は窓側のお席に案内していただけました。朝からスパークリングワインも用意され、当然プロセッコです。スムージーの種類の多さと生ハムの美味しさが印象に残り、品数こそ多くありませんがイタリアらしさを感じられる最高の朝食でした。
バー
バーは天井が低くキラキラ輝いていました。もはや古いのか新しいのか判断が付きません。
ジム
館内にプールは無いものの小さなジムを見つけました。
まとめ
石材をふんだんに使った館内は古くも艶やかで、17~18世紀に造られたという建物にマッチしています。到着した時は少し寒かったものの、広いお部屋でも暖房の効きが良くベッドの素晴らしさもあって熟睡できました。サンマルコ広場に近いので観光やショッピングに気軽に出かけられるのも良いですね!運河を眺めながらいただく朝食はベネチアらしさを感じるひと時。最終日もレイトチェックアウトをご提案いただき、ヨーロッパ8か国に渡る長旅の最終日まで快適なホテルライフを楽しむことができました。
周辺の様子を知っていたので今回は歩いて来ましたが、それでも結構迷いました。荷物を持って歩ける距離ではありませんしヴァポレットからも離れており、ホテルの格を考えれば水上タクシーでのチェックインが常識的だと思います。次回の旅行では、いよいよ最高級にあたる ホテル・ダニエリ Hotel Danieli, a Luxury Collection Hotel Venice に滞在します。
更新履歴
2017年10月13日 作成
2018年02月04日 写真2枚追加
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。