09.05
シェラトン都ホテル大阪
大阪にある シェラトン都ホテル大阪 Sheraton Miyako Hotel Osaka に滞在しました。
スターウッドの会員さんが上本町(うえほんまち)と称する通り鉄道の駅に隣接しています。口コミが冴えないホテルですが、朝食やラウンジを上手く使えばパフォーマンスの高い宿泊になりそうです。
Sheraton Miyako Hotel Osaka
【住所】 大阪府 大阪市天王寺区上本町6-1-55
【TEL】 06-6773-1111
【FAX】 06-6773-3322
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エクスペディア予約: Sheraton Miyako Hotel Osaka
大阪上本町駅および近鉄百貨店上本町店と隣り合っており、シェラトン大阪を運営する都ホテルズ&リゾーツが近鉄100%資本であることを感じさせます。荷物が多いので出入りにはタクシーを利用し、大阪駅・梅田駅からホテルまで片道2,400円でした。ホテル正面にリムジンバスが発着しているので関西国際空港とのアクセスも良好ですが、観光客目線では利便性や面白味のあるロケーションではありません。
正面の車寄せからエスカレーターで2階のレセプションへ。
大阪上本町駅の奈良線・難波線は地下ホームなのでホテルの地下1階レストランアベニューで接続しています。
ロビーは見通しが良く初めてでも迷いにくい作り。
リフトは乗換え無しにすべてのフロアにアクセスできるので、地下や地上階の車寄せからロビーを通らずにお部屋へ出入り可能です。
系列の シェラトン都ホテル東京 と同様、レセプション周りに新人のホテルマンが何人も待機しています。実効的なスタッフィングとは思えず、荷物はベルに任せてもっと他のサービスに人手を割けばよいのに…と思うのは僕だけでしょうか。
さて、SPGのプラチナメンバーということで様々なベネフィットをいただきました。
ポイントは既に多過ぎて使い切れない状態なのでここではローカルギフトを選択、缶入りの紅茶を貰いました。
地図代わりにホテル周辺の案内図。
裏面にはジャンル別に飲食店の電話番号や営業時間がリストになっているので飲み食いに困ることは無さそうです。
一方で車寄せのベルデスクで観光地へのアクセスを尋ねたところ明確な回答を得られず、ここはビジネス客がメインなのかもしれません。交通情報は自分で調べた方が良いでしょう。周辺の見どころでは 大阪城 が近くて行きやすいと思います。
ルームカテゴリーとフロアマップ
21階建てのシェラトン都ホテル大阪、お部屋のタイプが非常に多い。
安い方から列挙すると、レギュラーフロア の「スタンダードダブル(24㎡)」「スタンダードツイン(24㎡)」「スーペリアツイン(31㎡)」、コンフォートフロア に「コンフォートダブル(18~22㎡)」「コンフォートツイン(24㎡)」「コンフォートプレミアムツイン(31㎡)」「コンフォートプレミアムトリプル(31㎡)」、シェラトンフロア は「プレミアムシングル(18㎡)」「プレミアムダブル(24㎡)」「プレミアムキング(27㎡)」「プレミアムツイン(31㎡)」「プレミアムシェラトンスーパーキング(31㎡)」「シェラトンジュニアスイート(45㎡)」、さらに62~133㎡の スイートルーム が3タイプとなっています。
プレミアムシェラトン スーパーキング
Premium Sheraton Super King
スーパーキングのお部屋をアサインしていただきました。
一見普通のインテリアですが、シェラトン都ホテル大阪では14階と16階の北側のみに位置するお部屋でスイートルームの一つ下のカテゴリーに当たるようです。スーパーキングは全室禁煙となっており広さ31㎡、もっとも良いゲストルームのはずが窓が小さく梁の圧迫感も否めません。
ベッドは200cm×200cmのサイズでゆとりがありました。
シンプルなワークデスク、ライトやコンセントも設けられていて使い勝手に問題なし。ただしWi-Fiによるインターネット接続は明らかに速度が遅く感じました。
電話でのリクエストに対しての動きはスムーズでした。
クローゼット
スリッパやアイロンなど。ハンガーの数も充分です。
バスルーム
清掃されていますが北米のシェラトンを思わせる地味な作り。
換気能力が低く、カランの温度調整の目盛りも不正確、水回りには古さを感じました。
アメニティ
アメニティはシェラトンの標準品、バスソルトが置かれていました。
ミニバー
フリッジの中身はスナックとソフトドリンクが310円、ビール510円といったところ。
ミニバーの下のドロワーにセーフティボックスが収められており、金庫内にコンセントもありました。
お部屋からの眺め
サンセットが綺麗だったので広角レンズで撮影、9月の大阪です。
窓が小さいので実際は室内から日没を眺めるのは困難でしょう。
窓側にカウチやテーブルも置かれています。
お花のある暮らしをしていると安っぽく見える造花はいただけませんね、生花を用意できないなら何も無い方が良いくらい。クッションの汚れも目立ち、スイートの手前のお部屋でこの状態は問題だと思います。
朝食
朝食は午前6時半~10時、2階にあるレストラン eu(ゆう)でバッフェをいただけます。
ひとり300円の追加で和定食に変更できると聞いて、僕らは3階にある 日本料理うえまち を利用しました。
チェックインの際は館内の各レストランで使える10%引きクーポン(最大4名・何度でも)を貰えました。中華料理の四川もうえまちと同じ3階に並んでいます。
シェラトンクラブラウンジ
Sheraton Club Lounge
シェラトン都ホテル大阪には18階にクラブラウンジが設けられています。
テーブルが9席のみで規模は国内最小でしょう、夕方は座れないほど混むと口コミを聞いて来ました。
かつて平日は午後5時~のみだったものが、現在は曜日を問わず午前11時~午後9時のオープンになっています。ただしチェックイン・チェックアウトの機能は無く、月曜~木曜の午後5時まではスタッフも常駐していないのでセルフサービスです。
毎日、午後5時~8時にはカクテルサービスを実施。
午後6時頃にフラッと立寄ったところ半分は空席で、幸い和やかな雰囲気で小鉢も美味しく楽しめました。スパークリングワインは Pol Messer Brut、万人受けする味と手ごろな価格で堅実なチョイスだと思います。その後は続々とゲストがやって来たので、一杯楽しんだら早めに席を立った方が良いかもしれませんね。
最後に、チェックインの際に受取った2枚のキーカードのうち1枚は使用不能でした。
滞在中、他のゲストもお部屋の前からレセプションに電話をかけている光景を見かけたので、設備の信頼性はあまり高くないホテルのようです。全体的に古さや汚れを感じますがここは鉄道資本の都ホテル、あちらこちらが壊れ果てるまで根本的な改善やリノベーションはされないものと推察します。
問題点ばかり出してしまいましたが、出会ったスタッフの皆さんはどなたもその場で最大限に親身な対応をしてくださりました。中華系観光客の増加で上昇傾向にありますが、大阪のホテルとしては宿泊費もリーズナブルなので、ちょっと立派なビジネスホテルの感覚で泊まると良いでしょう。混雑するラウンジや不具合で館内を走り回るホテルマンには頭が下がります。大阪でもっとゆったり快適に過ごしたいなら、同じスターウッド系ホテルとして セントレジスホテル大阪 や ウェスティンホテル大阪 を選ぶと間違いがありません。
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