06.22
混浴露天風呂のある、宝川温泉 汪泉閣(日本・水上温泉郷)
群馬県の水上温泉郷のさらに奥地にある秘境、宝川温泉。ここは大自然に囲まれた露天風呂が海外のインスタグラマーから注目を集めており、昔ながらの渋い造りの汪泉閣に宿泊してみました!
【住所】 群馬県 利根郡みなかみ町藤原1899
【TEL】 0278-75-2611
【FAX】 0278-75-2038
【URL】 www.takaragawa.com/
事前決済でお得なプラン
じゃらん予約: 汪泉閣
行き方
上越新幹線「とき319号」(東京駅11:40発)または「とき323号」(同13:40発)に乗車し、上毛高原駅から汪泉閣の宿泊客向け無料送迎バスを利用するのが手軽です。大型の観光バスによる送迎ですが満席になっていたので、宿泊が決まったら早めにホテルへ電話してバスも予約した方が良さそうです。
目指す「宝川温泉 汪泉閣」は水上温泉郷から15km上流に位置し、人里離れた山奥にひっそりと建っていました。日帰り入浴も受け入れているので、水上高原スキー場や宝台樹スキー場などウィンタースポーツと合わせて立ち寄るのも良さそうです。
見たところ宿泊客の9割以上が外国人。
チェックインも英語はもちろん中国語など、外国語が堪能なスタッフが対応しており、大勢が一度に到着しても慣れた様子で案内を行なっていました。
混浴露天温泉
宝川温泉は4つの源泉を持ち、毎分1800リットルという日本でも有数の総湯量を誇ります。温泉は源泉かけ流しの露天風呂。しかも宝川沿いの離れになっていて、混浴になっているのも特徴です。
屋外にある露天風呂は「麻耶の湯」「般若の湯」「子宝の湯」「摩耶の湯」の4つの湯船があり、延べ面積は470畳にも及びます。源泉は40~68℃と湯温が高く、真冬に訪れましたが場所によっては日本人の肌にも熱めに感じました。子宝の湯と麻耶の湯は夏の間、温度調節のために加水されているそうで、麻耶の湯のみ女湯です。
温泉の隣を流れる宝川が風情あり、紅葉のシーズンや雪が積もったら絶景でしょう。実は雪景色を期待して年の瀬に来たのですが、この年は暖冬のため空振りでした。とは言え、ホテルから温泉まで、また脱衣所から湯船まで、つり橋を渡ったり苔むした道を歩いたりと変化や情緒に富んだ造りを楽しむことができました。
訪日客に人気のつり橋。
聞こえてくるのは英語、スペイン語、中国語、タイ語、韓国語、フランス語など、インバウンド客の量に圧倒されます。Kitagawaもそれっぽい写真を撮ってみました(笑
客層は8割がカップル、2割がファミリーという感じ。
近年は“湯浴み着”が男女とも用意されているので、女性や外国人観光客でも体験しやすい混浴温泉です。
お部屋
泊まったのは昭和30年に建てられた本館のお部屋。室内は日本人の目線では昔ながらの旅館といった趣ですが、畳や布団など外国人には絵に描いたような温泉宿の作りがウケているようで、近年改装もされています。
内風呂はありませんがトイレ付き。また、使わなかったものの冷蔵庫やテレビも置かれていました。本館のお部屋は全室が宝川に面しており、汪泉閣は全館が禁煙となっています。
夕食
夕食はハーフバイキングの形式ですが、落ち着いて過ごしたかったので予約の際に「竹庭」で食事ができるプランを選びました。こちらは半個室になっていて、季節の山里料理を楽しめます。
驚くことに食事の際も料理の説明などが英語で行なわれて、純日本風の着物や食事処とのギャップに一瞬混乱しました…どこに行っても僕らは外国人に間違われますね(笑
英会話には困らないのでそのまま対応しましたが、もちろんスタッフの皆さんは日本人なので日本語も通じるハズです。
朝食
朝食はバッフェとなり7:30~9:00のサービス。
チェックアウトの時刻が10:00なので朝は少しバタバタしますが、頑張って早起きして朝風呂も入れました。
まとめ
温泉なので当然“撮影はご遠慮ください”という建前になっているのですが、客層がはるばる海外から来ている訪日客ばかりなので、周りのゲストと上手くコミュニケーションを取れば…という感じですね。大自然を背景とした混浴の露天風呂なのでジャパナフィルの間では人気が高く、その様子は インスタグラムのロケーションタグ が参考になるでしょう。
純ジャパには景色と客層のギャップにかえって居心地の悪さを覚えるかも知れませんが、今回は外国人に知られたインスタグラマブルな温泉宿をご紹介してみました。今後も海外目線でのお宿を少しずつ取り上げていきたいと思います。
なお、宿泊費は二名一室で42,000円(税サ込み)でした。
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