04.17
ムンク美術館 (ノルウェー・オスロ)
Kitagawa@オスロです。
海外旅行では、その地にゆかりのある有名な作品を鑑賞するのも楽しみの一つです。ノルウェーの生んだ世界的な画家と言えば、エドヴァルド・ムンク Edvard Munch でしょう。
代表的な作品は、愛や死をテーマにした「叫び Skrit」や「マドンナ Madonna」などの連作です。
ムンクは死後、作品をオスロ市に寄贈しているそうで、やってきたのはノルウェーの首都オスロにある ムンク美術館 Munch-museet です。
ムンク美術館
このページ先頭の写真は、入ってスグの正面に展示されていたムンクの絵で、1899~1900年制作のFertility。
2013年4月現在は「from Munch to Slettemark」と称した企画を行なっており、リーフレットなどの写真はAsger Jornというデンマーク人の作家によるFalbo II, The Cry of the Wildという作品でした。
ムンクの絵は、主に入って左手の一室に集められています。
作品のスケールが分かりやすいように、Kitagawaの写っている写真をアップしておきます。
個々の絵については、ぜひ実際に訪れてお楽しみください。
僕の知識が足りないだけかも知れませんが、名前を冠している割には演出が低い気がします。警備上の理由でしょうか、全体数に対するムンクの割合が思ったより少なく、時代を追った展示などもされていません。個々の作品は楽しめても、全体の鑑賞を通じてムンクに対する理解が大きく深まることはありませんでした。
アムステルダムにある「ゴッホ美術館」なんて、本当に面白かったんですけどねぇ…
Munch-museet
【住所】 53 Tøyengata, Oslo, NORWAY
【TEL】 +47 23 49 3500
【URL】 www.munch.museum.no/
2013年4月現在、入場料は 95NOK。オスロ・パスがあれば無料で入れます。
開館時間や休館日は時期によって変わるので公式サイトにて確認を。
ムンク美術館はオスロ中央駅から地下鉄で2駅、トイエン駅Tøyenで降りて徒歩5分です。
それではと、オスロの中心部にある国立美術館 Nasjonalmuseet も訪れてみました。
確か、ムンクの叫びが収蔵されていたはずです。
国立美術館
こちらはなんと、特別展の準備のため展示室がクローズ!
ムンクの叫びよろしく、思わず僕の方が叫びたくなってしまいますね…
お後がよろしいようで。
Nasjonalmuseet
【住所】 13 Universitetsgata, Oslo, NORWAY
【TEL】 +47 21 98 2000
【URL】 www.nasjonalmuseet.no/
2013年4月現在、入場料は 50NOK。オスロ・パスがあれば無料で入れます。
Munch 150について
今年はムンク生誕150周年だそうで、オスロでは2013年6月2日~10月13日の間、記念展覧会「Munch 150(ムンク150)」が開催されます。ムンクの全ての活動期間から主要なテーマの作品250点が展示され、過去最大規模となるそうなので、タイミングが合う方は是非チェックしてみてください。
今回は残念ながら「叫び」を見られませんでしたが、ノルウェーには今後もフィヨルドを見に来る予定がありますので、その際にまた覗いてみたいと思います。
コメント
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私どもは、切手の趣味誌や単行本を編集・発行している出版社です。このたび、19世紀末から20世紀の絵画作品を題材とした切手を掲載した、「モダニズム切手絵画館」という単行本を制作しております(既刊に「印象派切手美術館」という書籍があります)。その記事中で、切手になった絵画を所蔵している海外の美術館を紹介するページがあり、小さく美術館外観の写真を掲載したいと考えております。
そちら様のブログにて、オスロのムンク美術館の写真を拝見いたしました。ぜひ転載のご許可をいただきたく、ご連絡さし上げた次第です。詳細をご説明をしたいので、メールにてご連絡をいただければ幸いです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
松永様、こんにちは。欧州に旅行中のため返答が遅くなり失礼しました。
さて、旅行中に撮影した写真や当ブログ上に掲載の画像について、もしお使いになりたいものがありましたら指定広告代理店の営業部よりご連絡を差し上げますのでお知らせください。ご使用目的(掲載サイズ、発行部数など)に沿ってお見積をお出しいたします。恐れ入りますが私自身では直接対応しておらず、利用許諾は有料となりますこと予めご了承ください。
(コメントに会社名・個人名が入っていましたので一部編集させていただきました。)