セントレジススイート@セントレジス・バリ リゾート
Kitagawa@インドネシアです。バリ島で滞在した セントレジス・バリ リゾート The St. Regis Bali Resort のお部屋をご紹介します。
セントレジスはスターウッド系ホテルの最高級ブランドで、セントレジスバリは2008年9月にアジア初のリゾートとしてオープンしました。ゲストルームは、スイート 79室の他、戸建てのヴィラも42室あります。
ホテル全体については セントレジス・バリ リゾート The St. Regis Bali Resort のページにまとめましたのでご覧ください。本稿では2012年のバカンスで泊まった セントレジススイート の記録を残しておきます。
アサインされたのは宿泊棟の最上階である6階のお部屋。今回は予算の都合もあり…実はホテル内でもっとも狭いタイプのお部屋なんですが、セントレジスバリは全室がスイートとなっているため、広さはなんと 92㎡!一般的なホテルの部屋の 2~3倍もの広さがあります。
クラシックセントレジススイート@セントレジス・バリ
お部屋に入るとまず独立したホワイエ(玄関、写真右奥)があります。
ここは扉を閉めることができるので、バトラーとのやり取りの際もプライバシーを守れて良い構成です。
ミニバーもホワイエに置かれています。
缶ジュースは 6万(約500円)、ローカルビールが 6.5万、ハイネケンが 9万、ワインが 120万IDR ってところでした。上に乗っているお水はガス入り・ガス無しともに何本でも無料。このホテルは プールやビーチでお水のサービスが無いので、皆さんお部屋から自分で持って行くようです。
紅茶は見ての通り TWG…おうちで飲んでいる紅茶と同じものです。ちなみにグラスもKitagawa宅と同じで、ここのセレクションには嬉しくなってしまいます。
ショットツヴィーゼル は高級ホテルやレストランで多く使われていますが、経済性が高くご家庭用にもおすすめなので、ドイツ旅行記のところで項目を立ててご紹介しようと思います。そしてカップは…何と 鳴海製陶!いったい誰が選んでくれているんだろう?
そうそう、コーヒーや紅茶は、自分で淹れなくても24時間いつでもバトラーにお願いすればお部屋まで持って来てくれます。また、ウェイクアップを頼んでおけば、バトラーが目覚めのコーヒーと新聞をもってお部屋まで起こしに来てくれますよ♪
お部屋はこんな感じ。
リビングとベッドのスペースをカーテンで軽く仕切るの、良いですね~!
どこを見ても品質や状態は非常に良く、ホテルのお部屋としてはトップエンドの作りです。
写真だと広さを感じにくいかもしれませんが…90㎡を超える面積があります。
日本だと 3LDKのマンションで 70~80㎡くらいなので、贅沢な空間の使い方です。
カーペットの模様は、四葉のクローバー。ホテル内では、ロビーの階段やエレベータのドアなど、要所要所で四葉のクローバーをモチーフにした装飾を目にすることができます。
こちらはライティングデスク。
こういう高機能電話は使いにくく苦手ですが、ベッドサイドには普通の電話も置かれていました。
ベッド
大きくて豪華なベッド、リネン類の質も申し分なし。
天井にはファンが付けられています。
ターンダウン後。
こちらはテレビ周り。右はウォークインクローゼット、左がバスルームの入り口。
テレビの前は、滞在中に次々とホテルからギフトが届きます。SPGのプラチナ会員向けアメニティでしょうか?中身は…お泊りになってからのお楽しみ!ということで。
(1つは食べ物、もう1つはバスアメニティでした。)
ウォークインクローゼットは、壁の片面が鏡になっていて使いやすい作りです。セーフティボックスが標準的なサイズだったのが残念かな。
ちなみに荷解き&荷造りもバトラーにお願いできるので、着いてから帰るまで一度もスーツケースに触れずに過ごすことも可能です。
バスルーム
ガラスが2面に入っており、大変明るいビューバスです。素晴らしいですね~
ベッドを置けば、ここに泊まれそう?(笑
ベイシンはもちろんダブルになっており、シャワーはレインシャワー。
こういうちょっとした物の質感も非常に高く、置かれているものもまったく隙がありません。
セントレジスと言えば、アメニティはもちろんルメードゥ。
ここセントレジス・バリは、スパも「ルメードゥ・スパ」 です。
お部屋からの眺め
お隣はゴルフコース。
良い雰囲気なんですが…外はとても暑くて、残念ながらここで寛ぐ機会はあまりありませんでした。
露出オーバーで飛んでしまいましたが、遠方にはビーチが見えています。
ここにもシーリングファンが付けられています。
感想
バリ島の中でも高級リゾート地区とされるヌサドゥアですが、その中のオンザビーチなホテルとしては間違いなく最高級です。他のリゾートと比べても、作りやサービスは頭ひとつ抜けていると思います。次回は是非ヴィラの方に泊まってみようと思います。
ただし…宿泊料だけでなく食事やスパなど全体的に高めのホテルですし、最高級=誰でも満足できるという訳でもありません。こちらからリクエストしたことに対しては完璧に応えてくれますが、このクラスのホテルはあまりスタッフの方からは係わって来ませんので、サービスを引き出すには英語であれこれお願いできるコミュニケーション力が必要となります。海外のリゾートに慣れていないと、「ただの高いホテル」になってしまう可能性もありそうです。という訳で、Kitagawaはここをハネムーンやバカンスでの滞在におすすめします。徒歩で行ける見どころや、無料のアクティヴィティの類が無いので、滞在の短い観光客の方はもう少しカジュアルなホテルの方が全体として楽しめるのではないかと思います。
ちなみにヌサドゥアでここを超えるか?と思われるのは、オンザビーチではありませんがアマンの「アマヌサ Amanusa」くらいかも知れません。アマンリゾーツはバリ島に 3か所ありますので、いずれ“アマン巡り”をするときにアマヌサもご紹介できればと思います。
最後に余談ですが…ここ「セントレジス・バリ」は、ヌサドゥアの割とお値打ちで人気のあるホテル「ザ・ラグーナ」と同じ経営です。泊まり比べは精神衛生上良くありませんのでおすすめしませんが、両方に泊まると色々と違いや共通点が見えて、ホテルファンとしては興味深いところだったりします。(笑
→ ホテル全体については セントレジス・バリ リゾート The St. Regis Bali Resort をご覧ください。