March 10, 2012

ホットストーンマッサージ@バンヤンツリー・スパ

Kitagawa@Thailand です、サワディーカップ。
日中は電話に出たり会議に出たり、基本的にず~っと座りっぱなし。普段の運動不足もたたり、すぐに肩や腰に来てしまいます。

バンヤンツリースパ

疲労が溜まったら訪れるのが、以前もご紹介した バンヤンツリー・スパ Banyan Tree Spa です。普段より疲れが激しく、またいつものトリートメントにも飽きてしまい、今回はホットストーンマッサージなるものを体験してみました。

ホットストーンマッサージ

こんなのがホットストーンマッサージの典型的なイメージでしょうか?
(写真はプロのモデルさん、業務用の写真集からのイメージ写真です、念のため。)
実は今まで一度もやったことがなく、実際どんなものか全く分かりません。

しかも、メニューに書かれている効能も少し怪しげ。そのまま引用しますと、
the Hot Stones Massage works to discharge toxins from your body...
訳せば「体から毒素を取り除く」って?うーん、石ころ並べて解毒っていうのは非科学的です。

さて、バンヤンツリーの男性向けメニューでホットストーンが含まれるものは、タイ・エッセンス Thai Essence のみ。内容はココナッツによるボディスクラブに始まり、クラリティーオイルを使ったホットストーンによるボディマッサージ、そして最後にフェイスマッサージと、休息を含めて3時間のコースです。

いつもは21階で受付を済ませて階段を下りるのですが、今回はエレベーターで19階へ。
まさかホテルのクラブラウンジの奥にもトリートメントルームが隠されているとは…今まで知りませんでした。いつも使っているお部屋に比べると狭いのですが、石を温める道具がこっちにしか無いのか、あるいは毎度の様に行く直前に無理やり予約を押し込んだからなのかは、不明です。

バンヤンツリー・スパ

で、肝心のホットストーンマッサージの内容ですが…
















実際に僕のイメージのように背中に熱い石を4コ並べて、3時間に渡り放置プレイ!

ホットストーンマッサージ
















…なんてことは全く無く。(笑

普通のマッサージは手で全身を揉み解すところ、ホットストーンマッサージでは温めた2つの石で挟むようにしてマッサージが進んでいきます。使うのは保温性に優れた玄武岩。熱かったり痛かったりするのかと思っていたのですが、さすが世界でも屈指のレベルを誇るバンヤンツリー、そのようなことは全くありませんでした。
指で点を突いてくる普通のマッサージに比べると、石という面での施術になるため、やや物足りなさを感じましたが、進むにつれて体が芯から火照ってきて、なるほど確かに新陳代謝が促進されそうな感じではあります。もう最後にはのぼせてしまい…これは普段のスパでは絶対に無いこと。まぁ代謝を高めて体内の老廃物の排出を促進する、ってことでデトックス detoxification という表現ならギリギリ許容範囲?どちらかというと冷え性に効果がありそうですが。

しかし僕には、普通のトリートメントの方が合っているかな、というのが正直なところ。石が冷えてくると温かいものに替えるのですが、これがマッサージの流れに“間”を作ってしまうのが最大の難点です。多少は微睡むものの、眠りに落ちることは無く、この流れの中断は残念だなぁ。あとホットストーンマッサージは汗をかいてしまうのも好みに合わず。せっかくのオイルトリートメントなのに、汗をかいてすぐに洗い流しちゃうのもどうよ?という感じ。(オイルトリートメントの後は軽く拭くに留めて、体に残ったオイルはしばらく落とさないのが一般的。もちろんホットストーンの後にシャワーを浴びないという選択もOKではありますが。)
もし汗をかきたいなら、サウナの方が効率よく、何も無理にマッサージと組み合わせなくても、と感じちゃいました。まぁ普通のトリートメントに飽きたら一度くらいはやってみても面白いですけどね。

バンヤンツリースパ

バンヤンツリー・スパ バンコク
 3時間(150分)のコースは 7,000バーツ++(約22,000円)です。

タイ滞在記&ホテル情報 (バンコク・サムイ・プーケット) 2012年