トルコ旅行記: イスタンブール市内観光 (写真19枚・動画5本)
トルコの首都、イスタンブールの市内観光について。
見どころは旧市街のスルタンアフメット地区に集まっているので、徒歩でも一通り観光することができます。訪れたのは2009年のゴールデンウィーク。日中は結構暑く、どこも多くの観光客で賑わっていました。
ブルーモスク(スルタンアフメットジャーミィ)
まず向かったのはイスタンブール最大の見どころ、「ブルーモスク」です。1616年造のイスラーム寺院で、多数の巨大なドームと、その周りの小窓、そして内部を飾る青いタイルが特徴です。
中庭から見たブルーモスク
入場は無料です。中に入るには靴を脱ぐことと、女性はスカーフで髪を隠す必要があります。
スルタンアフメット1世廟
ブルーモスクのお隣には、モスクを作らせた張本人、スルタンアフメット1世の墓所があります。こちらも無料で内部を観覧できます。
スルタンアフメット1世の銘
棺だらけの内部
アヤソフィア博物館
近くにあるこちらの大きな建物は、「アヤソフィア博物館」。
月曜休館で入場料は 20TL(2009年~2012年 現在)でした。
こちらも内部は大きな吹き抜けになっています。
見所は内部に残る数々のモザイク画。元は何とギリシア正教の教会!という歴史的な背景により、イスラーム寺院の内部にイエスの聖画が残っているそうです。これは一度塗りつぶされた壁画を修復したものだそうで、損傷の激しさに壮大な歴史を感じずにはいられません。
時々聞こえる大きな声は、「No flash, Please !」という係員の注意。何度言われてもフラッシュを焚いて写真を撮る人が絶えないため、常時連呼されています。こういうのも、動画だからこそ伝わりますね…(苦笑
地下宮殿
こちらは4世紀~6世紀にかけて作られた地下貯水池。
内部は 140m×70m、高さは8m。体育館くらいの大きさでしょうか?住宅街の真下にあるのが驚きです。
冷えて薄暗く、少なめの照明に怪しげな音楽まで流れ、おどろおどろしい演出となっています。映像が暗く良く見えないかもしれませんが、実際かなり暗めです。
年中無休、入場料は 10TL(2009年~2012年 現在)なり。
トプカプ宮殿
オスマン朝を支配したスルタンの居城。
ここは観光に時間がかかるため、日を改めてやって来ました。
スルタンの大広間
トプカプ宮殿は小高い丘の上にあり、イスタンブールの街並みを見渡せます。
冒頭の映像は宮殿の一番奥から撮ったもの。こちらは火曜休みで、入場料は 20TL(2009年~2012年 現在)。
グランドバザール
市場にも足を延ばしてみました。数千件のお店が軒を連ねるグランドバザール。
品質はともかく、旅行者の関心を惹きそうなものもごちゃごちゃと売っており、覗いてみる価値はあるかと。
歩き疲れていただいたのが、エルマ・チャユ(Elma Çayı)というトルコの飲み物。トルコ風アップルティーとでも言いましょうか、ホットりんごジュースのような感じです。割といけますよ、これ。
トラムヴァイ(路面電車)
最後に、イスタンブールの観光で便利な乗り物のトラムヴァイをご紹介。ヨーロッパの各都市にあるトラムと同様のもの。車内でお金を払えないので、ジェトンとか言うメダルを買って乗り込みます。全区間一律料金で使いやすいのですが、値段は年々値上がりしている模様。
感想
イスラム教国ですが観光客慣れしていて旅行しやすいと思います。値札も出ているし、良い意味で西欧化されていると感じました。ホテルやレストランの選択肢も多く、スタイルに合った旅行が出来そうです。