Ｗホテルの遊び心溢れるサービス
Kitagawa＠Thailand です。
秋のバカンスではサムイ島のリゾートを巡ってきました。その中でも非常に印象に残ったホテルが、Ｗ（ダブリュー）です。
日本国内には未だ無いため、馴染みのない方が多いかも知れません。ユニークなサービスとエキセントリックな演出は、スターウッド系ホテルの中でも異色を放っており、ビリビリと感性を刺激されること請け合いです！
今日は、Wホテルの遊び心溢れるサービスの一部をご紹介いたします。
なお、ホテルについては別ページでご紹介します。これからお泊りになる方は、より楽しまれるために、本稿はご覧にならずにご訪問されることをおすすめします。
Ｗリトリートコーサムイ
贅沢な空間の使い方と、ビビッドな色使いが、斬新な印象を与えてくれるホテルです。
お部屋は白や赤のソリッドなカラースキームに加えて、バスタオルやブローシャーなどの青系のアクセントが、絶妙なコントラストを放っています。
そうそう、チェックインの際のウェルカム・ドリンクも、紫色でした。
ラベンダーの味、とでも言うのでしょうか。この時点からワクワクしてきますね。
ロビーのデザインも、W的な手法で“自然”が取り入れられており、椰子の実はギンギンに光っています。う～む！
さて、どんどん紹介していきましょう。
お部屋のテーブルには、ウェルカムアメニティとしてスイーツが用意されています。
どういう訳か、秤の上に乗せられており、きっかり 100g。
さらに「your weight in chocolate」のカード！あなたはこれを、何と訳しますか？（笑
いくつか食べて、お部屋に戻ってくると…
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どーん。
重さが戻ってるよ…。
食べても食べても減らないので、これは WからKitagawaへの挑戦に違いないぜ！と、ある日全部食べてやりました。
どうだ、まいったか！と勝ち誇ったつもりで外出し、帰ってくると…
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秤ごと増えてるし。（爆
滞在中、これを繰り返し…最終的にどうなったかって？
それは…
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結局、ニキビができちゃいました。（涙
添えられたカードに書かれた文字は、そう your weight in chocolate。
なんか、完敗ですね。
はい、次！
ベッドのど真ん中には、真っ赤なクマさんが座っています。
お部屋は全体的に遊び心溢れるデザインなので、この位はどうということはありません。
話は続きまして、Wホテルはターンダウンも一味違います。というか、もう無意味過ぎです…
ターンダウンというのは、夜ゲストが寝やすいようにハウスキーピングがベッドを整えてくれるサービス。ところが、お外から帰ってくるとどういう訳かベッドだけ変化がありません。まさか忘れるとは思えず、よくよく見てみると…
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こ、これは！？
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クマさん、パジャマに着替えてなくね？
服が変わっていると気付いた時は、もう果てしなく無意味なサービスに呆気にとられ、冗談ではなく「手に持っていたチョコレート」を床に落としたほど ですから。ゲストをくすっと笑わせるために、よくもまぁこんなことを思いつくものです。
ちなみにネクタイはご丁寧にもクローゼットに収納されていました。
で、翌日はというと…またちゃんとネクタイをし、パジャマはきちんとハンガーにかかっているという…どれだけ礼儀正しいんだよ（笑
ブッ飛んだ演出はまだまだ続きますよ。
次はバスルームを見てみましょう。
シンクはダブルでテレビ付きと、申し分の無いバスルーム。
トイレは独立しており、シャワーもレインシャワーとハンドシャワーの併設で、屋外にもシャワーが設置されている力の入れようです。
アメニティも、Bliss Spa のもので、他の Wと違いは無いように思えるのですが…
ご注目は、黒いカウンターの一番手前の部分。
グラスには、歯ブラシと一緒に、歯磨き粉とマウスウォッシュが用意されています。
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拡大してみましょう。
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こちらはホテルオリジナルのものっぽいですね。色が派手なのは Wならではでしょうか。
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わざわざグラスに歯ブラシと一緒に突っ込まれていたら、普通はデンタルケアのアメニティだと思いますよね？歯磨き粉とマウスウォッシュと考えるのが常識的です。
まさかこいつが一発かましてくれるとは…これは驚いた、腰を抜かしましたよ。
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チョコレートだし。
歯ブラシと一緒に、チューブ入りのチョコレートクリームを置いてあるし。
もちろん、マウスウォッシュと思った方は、シロップでした。（爆
ちなみに、パッケージには「Ｗ」の文字しか入っておらず…実際に使うまでホテルの罠に気が付かないという念の入れよう。
ここまでされると、もう脱力…完敗です。
他にもいくつか面白い演出がありましたが、この辺で。
ぜひご自身で、Wow ! を感じて欲しいと思います。
本稿のレイアウトは、ちょっとおふざけが過ぎましたでしょうか？
Kitagawaはメキシコで泊まって以来となりましたが、ますます Wを好きになってしまいました。他の地で泊まるのが楽しみで、できれば年末にモルディブでも Wに足を延ばせればと考えています。このＷリトリートコーサムイは、Wホテルの中でもかなり遊び的な演出が強い方だと思いますが、サービスの方は徹底されており、間違いなく高級ホテルのそれです。Ｗリトリート コーサムイについては別のページでもご紹介していますので、参考にしてください。普通のホテルに飽きてしまった方は、おすすめですよ！ぜひ候補にしてみてくださいね。