パーク・ハイアット・サイゴン Park Hyatt Saigon
ベトナム旅行で訪れたホーチミンシティでの滞在先はこちら、パーク・ハイアット・サイゴン Park Hyatt Saigon です。ハイアット系に泊まるのは半年ぶり!トリップアドバイザーの口コミ評価が非常に良く、ランキングも1位になっていたため選んで見ました。
パーク・ハイアット・サイゴン Park Hyatt Saigon
バンコクを飛び立った飛行機は朝早くタンソンニャット国際空港に到着。料金交渉に苦労すると聞いていた空港タクシーですが、VINASUN社はあっさり 7USDでOK、朝の渋滞の中をホテルに向かいます。英語の通用度は微妙ですが、滞在中はずっと同社のTAXIを利用することになりました。
予定より早い到着…というかまだ早朝にも関わらず、30分ほどでお部屋をご用意いただけることに。ひとまず天井が高く開放的なロビーで朝のコーヒーを楽しむことにしました。
チェックインを担当したスタッフがテーブルまで迎えに来てくれて、そのままお部屋までアテンドです。
パーク・キング ルーム
お部屋は天井が高いためでしょうか、それとも2つのコロニアルな窓のせいでしょうか、34㎡という数字より広く感じます。程よい高級感と新しく爽やかな印象を同時に与えてくれるのは、いかにもハイアット。天井にシーリングファンがあるのも僕好みです。
お部屋はベッドのタイプにより「パーク・キング」と「パーク・ツイン」があり、プールに出られるテラスの付いた3階のお部屋は名称に「デラックス」が付きます。カテゴリはシンプルで、この他はスイートとなるようです。
不足なく、かつスッキリとまとめられています。
インターネットの利用は無料で、LANケーブルはデスクの中に。
ユニークなのはクローゼット。
エントランス側とバスルーム側の両方が開くようになっています。ちょうど今、自宅のバスルームとベッドルームの間にビルドインクローゼットの施工を依頼しているところなので、これはかなり参考になりました!
バスルームも、エントランスとベッドルームの両方から入れるようになっています。
これは便利なだけでなく面積以上の解放感がある作りでいいですね!
バスルーム
バスタブは小さ目ですが、大理石作りのバスルームにはレインシャワーもあり水圧も充分です。
アメニティはイタリアのスパブランド、[comfort zone] のものが置かれていました。
日本ではウェスティン東京のスパで見かける程度で、ホテルのお部屋に置かれるアメニティとして採用されるのは珍しいと思います。これは持って帰って、アメリカで使わせていただきました。
こまごまとしたものは木箱に入れられています。パッケージも統一されており、徹底されたブランディングが窺えますね。
ミニバー
テレビの下に整然と収められています。缶ジュース 8万ドン、ビール 10万ドン。
桁が多くて訳が分からなくなりますが、確か 1USD が 2万ドンくらいだったかと。
ホテルから借りることの多いワインオープナーもちゃんとお部屋に用意されていました。
今回のように短期の旅行では飛行機で荷物を預けないため、刃物にあたるソムリエナイフは持って来れません。ワイン音痴のくせに栓を抜くことが多い僕には助かります。
ベトナムコーヒーがあるのも嬉しいですね!
どこかのホテルと違い、コーヒーの淹れ方のインストラクションも用意されています。
窓からの眺め。
このホテルを シェラトンサイゴンと比べた時に唯一劣っているのは、お部屋からの眺望でしょう。ハイアットは9階建て、シェラトンは23階建てです。
ホテルの前の通り。
ドンコイ通りをはじめ繁華街には徒歩ですぐ。観光にもビジネスにも便利な立地です。
プール
あまりに暑いため、昼下がりはプールで涼を取りました。バイクの走り回る喧騒を遠くに聞きながら、本を読んだりお昼寝したり。
デッキチェアにはタオルが張られており、座るとすぐにお水やバスタオルも提供されます。おやつ?にホテルからサービスで提供されたフルーツの串刺しは、多くのゲストから好評だったようです。
ロッカールームの奥にはサウナやジャクージもあり、設備は充実しています。
高級ホテルであってもフィットネスエリアの管理は甘くなりがちですが、ここは常にスタッフが気を配っているようで、いつも快適に利用させていただけました。
外から帰ってくると、ホテルは夜の装いに。ターンダウンには細やかな気配りが見られました。一言で言えば、“過剰にならずに徹底的に”。パークハイアットは少ない客室数で充実したサービスを提供するのが旨ではありますが、それでも「よくぞここまで!」と思えるほど配慮がみられ、顔を合わせることのないハウスキーパーのレベルの高さに感心してしまいました。
素晴らしいホスピタリティと快適なファシリティで、とても満足な滞在となりました。特にスタッフのレベルは非常に高く、ここがベトナムであることが信じられません。ホーチミンでは最も宿泊料の高いホテルではありますが、次回も必ずこちらに泊まることと思います。他のホテルプログラムのメンバーであっても、ホーチミンシティではこちらを選ぶべきです!
ホテル公式ページはこちら
http://hyatt.com/hyatt/wwg/hotels/saiph/index.jsp?language=ja