August 03, 2011

ブルネイまでの飛行機は、片道27円!

Kitagawa@クアラルンプールです。
タイのバンコクから、マレーシアのクアラルンプールを経由し、ブルネイまで向かいます。
今回乗るのはLCCのAirAsia、昨年のキャンペーンで激安に予約したチケットの最終4区間です。
結局のところ、僕はブルネイに行きたいというより 27円で飛んでみたかったのかもしれません。(笑

Air Asia

まずはバンコクのスワンナプーム国際空港へ。
1発目のフライトは BKK 15:15発→KUL 18:20着 のAK743便。この区間の運賃は 100バーツ(270円)で、空港税などを入れると 850バーツ(2,295円)となります。
しかし…出発時刻になっても飛行機が現れません。初っ端から かましてくれますね~(笑

まぁ良くあることなので、のんびり待つことに。
結局、出発地の天候不順とのことで、1時間遅れでシップが到着しました。
後ろに見えるメガキャリアのロゴを遠目に見つつ、果たして大丈夫なのかエアアジア?と一抹の不安もよぎります。

スワンナプーム空港

ずるずる遅れて、マレーシアには 105分遅れで到着です。この日はクアラルンプールで宿泊のため遅延による日程への影響はありませんが、ホテル到着が予定より2時間遅れの22時になり、慌ただしい夕食になってしまいました。

複数の便がある路線に乗る時は、今回のように少し早目の便を選択しておくと、リカバリしやすく多少は安心かと思います。というのも、もし欠航してしまった場合、後発の他社便を買って旅程に復帰することもできますので。

エアーアジアの発着するクアラルンプールのローコストキャリアターミナルからの移動については、別ページでご紹介します。翌朝は、同じクアラルンプール国際空港からブルネイに向かいます。
この路線は1日1往復で、行きは KUL 13:10発→BWN 15:30着 となります。

マレーシア クアラルンプール国際空港

この区間の運賃は、なんと 1リンギット…日本円にして 27円です!
本当にキャンペーン広告の謳い文句の値段で飛べてしまいました…。いくら物価の安いマレーシアでも、タクシーの初乗りやマクドナルドのシェイクですら 3リンギット以上しますので、狂っているとしか思えない価格設定です。ちなみに空港税などを入れると RM 31(837円)となります。

天候がやや心配でしたが、ほぼ定刻にブルネイに到着しました。
所要時間は2時間20分です。

ブルネイ国際空港

下の写真はお隣のスポットに駐機するブルネイのフラッグキャリア、ロイヤルブルネイ航空です。

ロイヤルブルネイ航空

ブルネイ観光空港に掲出されている観光局のパネルは旅情を誘いますね~。
観光客は皆無なのか、写真の前で足を止めているのは僕らくらいのもの。皆さん慣れた調子でイミグレに向かっていきます。

ブルネイ旅行記

ブルネイ国際空港ブルネイの空港は飛行機の発着が少なく、出入国の手続きもあっという間に終わります。空港内には数台のATMの他、両替のできる銀行窓口も出発フロアにありますが、ブルネイドルはシンガポールドルと連動しており、シンガポールドル紙幣をそのまま使うこともできます。

空港からバンダルスリブガワンの街までは車で15分もかかりませんが、タクシーはなんと 25ブルネイドル(約1,700円)もします。

空港バス一方、路線バスに乗ると 1ブルネイドルですが、本数が少なく全くやって来ません。しかも、空港駐車場の脇にある所定のバス停は写真のように荒れ放題で、ほとんどバスはここを通らない!という酷いお話。禁止の看板が出ていますが、出発フロアの車寄せでバスに乗り込むのが一般化しているようです。

異常な暑さで屋外にいると倒れそう…という訳で、Kitagawaは早々に諦めてタクシーにしてしまいました。料金は目的地ごとに掲出されているため、交渉する手間はありません。

後日、ブルネイからクアラルンプールへの戻りは BWN 15:55発→KUL 18:20着。
スケジュールによると、なんと25分で折り返して飛んでいくんですね…恐るべしエアーアジア。

エアーアジア

こちらのチケットも 1リンギット、日本円にして 27円です。
空港税などを入れると RM 22(594円)ですが、出国の際に別途 出国税 12ブルネイドルを現金で徴収されました。

ブルネイ旅行記

最後のフライトは、クアラルンプールからバンコクへの戻り便。
行きと同じく運賃は 100バーツ(270円)、空港税などを入れると 425バーツ(1,148円)です。

最終日はお買い物などを楽しむために遅めのフライトにし、ホテルもレイトチェックアウトを依頼。帰りの FD3576便は KUL 21:20発→BKK 22:20着 の定刻通りに飛んでくれて助かりました。所要時間は 2時間で、両国には1時間の時差があります。

まとめ

クアラルンプールにLCCで来るのは実に6年ぶり!自前のターミナルまで持って、エアーアジアも航空業界の一角を成すまで成長しました。最近のKitagawaはもっぱらタイ航空の翼ですが、たまにはこういったチープなフライトも楽しいものです。
LCCはタイトなスケジュールで機材を回しているため、一度乱れると連鎖式に影響が大きくなりますので、エアーアジアに乗る時は「最終便より前の便にする」「同日の乗り継ぎを避ける」「早めに空港に行く」を徹底されることをおすすめします。また、荷物にも料金がかかりますので、機内持込みサイズに荷造りをするのもポイント。空港に向かう前のセルフチェックインも忘れてはいけません。
今回は1本目のフライトが天候により遅れましたが、その他はおおむね予定通りの発着でした。慎重を期して4本を4日に分けたため、各地で観光ができたものの、毎日空港を往復して連日飛行機に乗るのは結構疲れるものです。直行便があるなら、それに乗るに越したことはありませんね…来年のバリ行はバンコクからデンパサールの直行便で取ってみております

今回は 国際線に4回乗って、チケット代が1人当たり 594円 、AirAsiaに感謝!です。

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