October 18, 2010

シェラトン ソフィア バルカン Sheraton Sofia Hotel Balkan

ベッドKitagawa@ブルガリアです。
首都ソフィアでは シェラトン・ソフィア・ホテル・バルカン に滞在しました。
このホテルには色々と良くしていただき、短い滞在で充実した観光ができました。ホテルのお部屋・ラウンジ・併設のカジノについて記録を残しておきます。


シェラトン ソフィア バルカン Sheraton Sofia Hotel Balkan

シェラトンソフィアホテルバルカン

ホテルは町の中心部にあるスヴェタ・ネデリャ広場に面しており、観光に便利な立地です。ソフィアでは最もロケーションの良いホテルかと思います。

ホテル前駐車場ホテルの前を見下ろしてみました。エントランスの前はパーキングになっています。

目の前がトラムの停留所…なんですが、道路工事のためこの路線は2010年9月現在 運休中。交差点の下は地下鉄の駅です。道路を挟んで向かい側にはデパートがあります。

レストランブカレストからの夜行列車でソフィアに来たためホテルには早朝に到着ですが、すぐにお部屋を用意してもらえることに。SPGメンバーになって以来、スターウッド系ホテルではほぼアーリーチェックインを受け入れていただけるので、大変助かっています。準備が整うまで、カフェでしばし休憩。ロビーの写真は…撮り忘れました。

廊下今回もアップグレードをしていただけたそうです。お部屋に向かうこの瞬間は胸が高鳴りますね!しかも廊下の突き当たり…これは結構良いお部屋をアサインしてもらえたのかも。

ところでこのホテル、廊下などのスペースがやたら広く作られています。それでいて、日中は節電?のためか照明がついておらず、ちょっと薄暗く感じることもありました。

フロアプランは以下のようになっています。

フロアプラン

ホテルの建物はかなり巨大ですが、どうやら建物の西側のみがシェラトンのようです。一方、同じ建物の東側は、なんと大統領官邸!と地図に出ています。
ヨーロッパでよくあるように、この建物は“回”の字形になっているため、お部屋のうち半数は中庭に面しています。この中庭には「聖ゲオルギ教会」という4世紀にローマ帝国によって作られた建造物が残っており、ソフィアの見所の一つです。これはホテルの地下1階から見に行けますよ。

ソファさて、お部屋ですが…

入ってみると、まずは玄関スペースがあり、その先にソファーが見えました。レセプションで広いお部屋を用意したとは言っていたけど、これは広い!天井も高いので、ちょっと落ち着かないくらいです。
ソファはなかなか快適でした。残念ながら、フルーツやスナックなどのサービスはありません。

デスクデスク周り。
専用の電話回線が来ているため、お部屋でFAXの送信・受信が行なえるのは便利です。プリンタやコピーとしても自由に使えます。
インターネットは有線で来ており有料です。ただし今回はチェックインの際にパスワードをもらったため、Wi-Fi(無線LAN)を無料で利用することができました。

ミニバーコーヒーや紅茶、ポットなどはベッドサイドに置かれていました。

下の写真はミニバーの様子です。

フリッジ

バスローブ臙脂色のカバーがかかったベッド。
僕はこのシェラトンのゴテゴテ感がどうにも好きになれないのですが…

ターンダウンもちろん夕方お部屋に帰ってくるまでに、ベッドはターンダウンしておいてくれます。

テレビ部屋が広いので、テレビが小さく見えますね。

このお部屋はWEB上に出てこないので正確な名前や面積が分からないのですが、他のお部屋の2.5倍くらいのスペースがあるようです。ただしカテゴリとしてはスイートでは無いはずです。

バスルーム・クローゼット

バスルームは一昔前の作りで、バスタブとシャワーは分かれていません。
ドライヤー、体重計、アイロン、アイロン台など、標準的なものは不足なく揃っています。

洗面台

バスルームクローゼット

ラウンジ

今回はラウンジを利用することができました。
スターウッド系ホテルで宿泊プランに付帯しないラウンジ・アクセスをホテル側から上級会員向けベネフィットとして無料で提供していただくのは今回が初めてです。
ソファは2組しかありませんが、いつもどちらかが空いており、座れないことは一度もありませんでした。

ラウンジ

コーヒーメーカー数種類のドリンクが常時用意されていました。カプセル式のマシーンでいつでもコーヒーを淹れられるのは、とてもありがたいです。

朝食午前中はこちらで簡単な朝食を取れます。今回は朝食なしの予約のため、これは助かりました。
ブルガリアなので何か凄いヨーグルトがあるかな?と思ったのですが…普通のカップ入りのヨーグルトでした(笑

ここもWi-Fiが飛んでおり、お部屋と同じアカウントでインターネットを使用できます。

軽食午後も時間帯によってカナッペなどが用意されています。ワインもボトルが景気よく並んでいるので、随分と空けました。もちろん無料です、毎日1本以上は飲んだかな。
時々、フリッジのビールだけを取りに来るゲストも見かけましたよ…持って帰ってお部屋で飲むんでしょうねぇ。

フリッジ

カジノ

カジノ東欧の他のホテルと同様に、ここシェラトンにもカジノがあります。ホテルの左側に独立した入口がありますが、ロビーのバーを通り抜けても行けます。入場は無料、ドリンクも無料、24時間営業とのことです。
ルーマニアやギリシアで行ったカジノに比べると設備がくたびれておりディーラーの愛想もイマイチであまり印象に残りませんでしたが、それでも山あり谷ありと興奮のひと時を楽しませていただきました。このカジノは現地通貨のレヴァ建となっており、ユーロの台はありません。
なお、カジノのキャッシャーでは公定レート(1ユーロ=1.95レバ の固定、2010年9月現在)で両替ができます。つまり、ブルガリアではカジノで両替・再両替をすると全くロスを生じません。

Sheraton Sofia Hotel Balkan

ブルガリアにあるスターウッド系のホテルはシェラトンソフィアバルカンのみのため、必然的にこちらへの滞在になりました。SPGのカテゴリー4、ラグジュアリーコレクションのホテルですが、料金は比較的安い方ではないでしょうか。
設備には新しさや派手さはありませんが、こういうどっしりとした重厚な雰囲気も悪くありませんね。

ロビーはこじんまりとしており、レセプションの人数は2~3人。スタッフにより多少の温度差がありますが、みな英語が通じますし対応にも問題はありませんでした。
今回のブルガリアの観光はホテルに頼った部分が大きく、おすすめレストランの紹介や席の予約、タクシーの呼出し、遠方へのツアーの手配、鉄道のダイヤの調査など、あらゆることをお願いしました。すべて概ねスムーズに対応してもらい、短い日程を有効に使うことができました。あまりサービスに期待していなかっただけに、一生懸命サポートしていただけて感謝しています。

口コミサイトでは、特に立地に対する評価が高いようです。一方、マイナスのコメントは大半が「現地の物価に対してミニバーの料金が高すぎ」というものです、ご参考まで。
(今回僕らはホテルからラウンジ・アクセスを提供してもらったので、幸い?にもお部屋のフリッジは利用することはありませんでした。)

ソフィアの見所は、ほとんどホテルから歩いて行くことができます。また、タクシーも非常に安価で便利です。ただしタクシーを利用するときは流しを拾ったりせず、必ずホテルやレストランに呼んでもらうようにします。
シェラトンでは空港との間に無料のシャトルサービスも出しているので、飛行機を利用する人はこれを利用すると良いかと思います。

余談ですが、滞在中にVIPが来ていてロビーですれ違いました。すごい警備体制なので誰かと思ったら、なんと一昨日まで僕らが旅行をしていた隣国ルーマニアの大統領だそうで…夕方のニュースで知ってビックリでした(笑

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