ブカレスト市内観光(ルーマニア)
ルーマニアに到着した翌日は、さっそく首都ブカレストの市内観光です。
在住の日本人曰く、「首都には見所は少ないですよ」とのことですが…旧共産党の巨大な建物が珍しそうなので、それを見て回ることにしました。ガイドブックで紹介されている見所は割と狭い地域(地下鉄で2駅分、2km強)に点在しているので、歩いても半日くらいで一通り回れそうです。
統一広場 周辺
ホテルの前の大通りを南下します。まず目についたのはこちら…何かな?と思ったら、地図には「オデオン劇場」とあります。建物の外観が可愛らしいですね。
ルーマニア国立歴史博物館
次に現れた大きな建物。博物館だそうです。ルーマニア語で歴史のお勉強をするのは…かなり辛そう。幸か不幸か?この日はお休みでした。
これは名所かな?と思ったら、銀行でした。ちょっと立派すぎだと思います。
なんとこの銀行、夜は綺麗にライトアップされていました…やっぱり何か有名な建物なのかも。
国民の館
こちらはブカレスト最大の見所、チャウシェスク大統領が作らせた宮殿です。周りに建物が無いため、その巨大さが分かりにくいのですが…中には3000室以上を擁し、この手の建造物としては米ペンタゴンに次ぐ世界No.2の規模だとか。宮殿の前は大通りになっていたので、下の写真はかなり手前から撮りました…正面から一枚の写真に収めるのは大変です。
ウニリャ百貨店 UNIREA
歩き疲れたので、デパートへ。結構大きいのですが、ちょっと薄暗い感じ。日本のそれと比較してはいけませんね。ちなみに、お手洗いを見つけるのに、相当苦労しました…こんなに巨大なのに、トイレはとっても分かりにくいです。
統一広場
デパートの前の大きな広場。下には地下鉄の駅があります。ここからさらに南に向かっても見所は無いので、地下鉄に乗り、歩いてきた道を戻りました。
こちらはホテルのそばにあった、古いカフェの集まったアーケード。お客さん、全然いませんね…
そもそもルーマニアでは外国人観光客をほとんど見かけませんでした。
革命広場 周辺
その他の見所は革命広場の周辺に集まっており、ホテルから歩いてスグの距離です。
ブカレストは灰色の四角い無機質な建物が多く、さらに落書きだらけ…というイメージですが、路地裏にはちょっとおしゃれな雰囲気もありました。
国立美術館
共和国宮殿が国立美術館になっています。
アテネ音楽堂
教会かな?と思ったら、こちらはクラシックを中心としたコンサートホールのようです。
旧共産党本部
この大きな建物もブカレストの主要な見所となっていますが…現在は官庁なので、外から見てガイドブックで歴史的背景を確認するだけですね。
クレツレスク教会
こちらはブカレストで最もKitagawaの印象に残った、ルーマニア正教の教会です。これも革命広場のそばにあり、ホテルから歩いて僅か5分の距離。天井のフレスコ画は美しく、建造された18世紀のものがそのまま残っているそうで、必見です。
あまりパッとしない天気でしたが、雨が降ることもなく、ぶらぶらのんびり街歩きを楽しみました。でも、一日で充分です(笑
やっぱりルーマニアの見所は地方にあり!と思っていたところ、非常にタイミングよく郊外のお城や教会巡りに行けることになりました。
凱旋門
最後に凱旋門です。これだけは町の外れにあるので、郊外の観光に行く際に寄っていただきました。
余談
ヴィクトリア百貨店
泊まっているホテルのそばにあったこのデパートですが…
前を通ったとき、とってもレゴっぽい気がしました(笑