メキシコの地下鉄
Kitagawa@Mexico Cityです。
市内観光のため地下鉄に乗ってみましたよ。外国の公共交通機関は面白いですね、乗るだけで一大イベントです。運賃が22円と激安でした。
地下鉄は メトロ Metro といい、1~9号線と A~B線の計11路線も走っています。市中のツーリストインフォメーションで予め路線図を貰っておくと便利。
切符は駅の窓口で購入します。どこまで乗っても(途中で乗換えも可)、1回3ペソ(22円)です。
切符はこんな感じ:
改札口。
入場するときに切符は回収されてしまいます。
駅の構内は一方通行になっていることが多々あるのですが、他の人と一緒に適当に流れていればそのうちホームや出口にたどり着けます。駅によっては、相当歩かされますが…
ホームの様子。
メキシコの地下鉄は、庶民の乗り物と言うより、低所得者の乗り物という雰囲気です。主要な駅では警察が警備しているので危険は感じませんが、リュックやスーツケースを持って乗るというのは論外でしょう。
ちなみにメキシコの地下鉄はレールの上を走るのにゴムタイヤの車輪なのが特徴です。(A線を除いて)
車内の様子。
車両は古く、冷房の代わりに扇風機、電灯は一部が消え、そのうえ車内は大混雑です。さらに、走行中に乗客を掻き分けて、色々な物売りが歩いてきます…ガムとか洗剤とかを売っているようですね。面白いのは、背中にスピーカーを背負って爆音を鳴らし、CDを売りに来るおじさん。挙句には、LCDまで抱えてDVDを売るお兄さんまで…バッテリー重そう。車内ではスリにご用心!
路線図。
メキシコの地下鉄のサインシステムは非常に完成度が高く、驚きました。路線によって色が分けられていて分かりやすく、初めてでも問題なく使えます。
また、各駅には目印として個別にアイコンが付けられています。このアイデア、実はメキシコの地下鉄が世界で最初に始めたのですが、イラストが凝り過ぎていてちょっと覚え難いのが玉に瑕ですね。
少し新しい車両で、空いていると、こんな感じです。
【メキシコシティの市内交通について】
リブレと呼ばれる流しのタクシーは安全性に問題がある(強盗に遭う恐れがある)らしいので、ちょっとした市内観光であれば地下鉄の方が安全そうです。
人数がいるなら、ホテルでシティオという無線タクシーを呼んでもらうのが良いでしょう。