December 16, 2009

ガラパゴス諸島クルーズ:3日目(午後)ノース・セイモアー島

ガラパゴス諸島クルーズ3日目の午後は ノース・セイモアー島 です。
ここは鳥たちの楽園のような島でした。

手前に見えている船首は、我らがサンタクルス号。

ノース・セイモアー島

ガラパゴス諸島クルーズ波打ち際は岩場になっており、それを登ると平地にでます。
平坦な砂地やブッシュを歩くだけですが、この日は非常に暑く、陽を遮るものが無いため、体調を崩す人が出る始末です。

ガラパゴス諸島クルーズこの島はアメリカグンカンドリのコロニーになっていて、巣がたくさんあります。
グンカンドリは英語でフリーゲート frigatebirdと言いますが、今回のクルーズで私達のグループの愛称がフリーゲートとなっており愛着がわきます。
(サンタクルス号ではグループごとに動物の名前が付けられています。)

ガラパゴス アメリカ グンカンドリ

ガラパゴス諸島クルーズオスは喉にある赤い皮膚に空気を送り込んで膨らまして、メスを待ちます。メスは上空を旋回していますが、近くに飛んで来るとオスは喉を見せて羽根を振って啼き、メスを呼びます。このような求愛行動は至るところで見られ、その鮮やかさに目を奪われます。

ガラパゴス諸島クルーズグンカンドリのヒナも見ることが出来ました。

アカメカモメ

ガラパゴス諸島クルーズ均整の取れたフォルムが美しい!目の周りが真っ赤に縁取られているのが特徴です。近寄っても全く逃げません。夫婦で一緒にいることが多いようです。

ガラパゴス キイロ アメリカ ムシクイ

ガラパゴス諸島クルーズ鮮やかな黄色が目立つ小鳥で、ちょろちょろと落ち着きなく虫を探し回っている姿を複数の島で見ました。
動きが早く警戒心も強いせいか、なかなかシャッターチャンスに恵まれません。今回は向こうから寄ってきて、ようやく写真に収めることが出来ました。

ガラパゴス アオアシ カツオドリ

ガラパゴス諸島クルーズコバルトブルーの足が目立つカツオドリ。英語でブービー boobyと言い、他のグループの愛称になっていました。ペタペタと歩き回っており、見ているとこちらに寄ってきます。眼つきが結構鋭いのですが、あまりに動きが愚鈍なために憎めないやつです。

ガラパゴス諸島クルーズこの鳥の求愛行動も面白いのですが、小枝を口にくわえほんの少しの距離を運ぶ行動が印象的でした。
巣を作るわけではないのに、何故小枝を動かす仕草がメスへのアピールになるのでしょうか?

アオメ バト

ガラパゴス諸島クルーズ目の周りのマリンブルーの縁取りが美しいです。

ガラパゴス諸島クルーズもちろん、アシカやイグアナもたくさんいました。

写真の左端に写っている白と黒の棒は、これより外側に出てはいけないという標識です。

ガラパゴス諸島クルーズまもなく日没。

空を見上げると、すごい数の鳥たちが旋回しています。
まるでお見送りをしてくれているかのよう!

ガラパゴス諸島クルーズデッキに出て夕涼みです。
今日はたくさんの鳥を見ましたので、名前や生態を復習しました。図鑑に出てくる鳥を片っ端から全部見れた感じです。

ガラパゴス諸島クルーズこの日はデッキでカクテルパーティーが催されました。
ギターを弾いているのは船長!歌が上手い!
しかしこういうときの歌って乗客もみんな歌えるからすごいですね、私にはいつの時代の誰の曲なのかサッパリわかりません。
リクエストを受けてすぐに歌える船長もすごいです。

食後はデッキで「星を見る会」が開かれました。
今日は天気が良く、満点の星空…もう落ちてきそうなくらいの星屑です。空をレーザーポインターで指し示して、プラネタリウムよろしく星座を説明してくれます。

今日の人達

今回のクルーズの3分の1はドイツからの参加者で、今日はドイツ人のご夫妻と食事をご一緒しました。英語はもとよりスペイン語も話せるからすごいですね…
日本には来年の10月に旅行されるそうです。

また昨日ご一緒したUSAからのファミリーと改めてお話をしました。
私が最も良かった国としてフランスを挙げたところ、娘さんも私と同様に車でコートダジュールを回ったことがあるとのことで、話が弾みました。
このクルーズに参加しているメンバーといったら、もう世界中を回った人ばかりで刺激的です。

2009年エクアドル旅行インデックス