December 08, 2009

イースター島のモアイたち

イースター島のモアイたちKitagawa@ラパ・ヌイ です。
太平洋のど真ん中にポツーンと存在するイースター島…ここは一番近い島が1900キロも離れているという絶海の孤島。
さっそく、スキューバ・ダイビングをしました!海流が強く島には産業も無いため、恐らく70~80mというすごい透明度です。ボートから海底が見えますからね!水中モアイも見ました。
で、さっそく陸上にある本物のモアイを見て回ります。

イースター島のモアイたち島は思ったより大きいのですが、全島民はハンガロア村に住んでおり、ホテルや商店も村にしかありません。
そこでレンタカーでモアイを見て回ります。
今年は南仏のコートダジュールを走って以来の左ハンドル車です。しかもマニュアル!


イースター島のモアイたちモアイが生えている丘。
ここでモアイは作られ、そして自らアフ(台座)まで歩いていったのです。その跡は“モアイの道”として今も残り、途中で力尽きて倒れている可愛そうなモアイも見られます。


イースター島のモアイたちKitagawaの一番のお気に入り、ラノ・ララクのモアイたち。
397体のモアイが散らばっています。
目からレーザー光線でも出そうで怖い…

ちなみにモアイは思った以上に大きいです。
イースター島には鉄器や車輪が無かったのに、どうやってモアイを切り出して運んだんでしょう?


イースター島のモアイたちはるか遠方にアフ・トンガリキのモアイを望む。

しかし人が全くおらず、したがって街灯も商店もトイレも一切無く、道も舗装されていません。自転車やバイクで回るという冒険好きな旅行者も多いようですが、あまり現実的な選択肢とは思えません。
なお案内表示がほとんど無いので、モアイを探してオフロードをひた走ります。iPhoneで音楽をかけながらご機嫌なドライブです!


イースター島のモアイたちアフ・トンガリキの15体のモアイ。
日本の援助で修復されたそうです。これが見たかった!

しかし冗談抜きで誰もいない、写真のシャッターを頼める人すらおらず…
警備員もチケット売り場も無く、ただ忽然とモアイが立っており、その放置っぷりに驚愕。勝手に行って勝手に見てくる、って感じです。地元民も観光客もここまでいないとは!


イースター島のモアイたちモアイの頭に載っているのはプカオというのですが、帽子ではなく髷らしいですね。このプカオ、その辺にたくさん転がっています。

途中から雨が降ってきちゃいました。それでもモアイは悠然と佇んでいますが、バイクで来ている人はどうするんだろうか…
まだまだ見たいモアイはたくさんあるので、フライトを延期してもう少し島を探索してみようと思います。