カンタス航空(QF)バンコク→ロンドン
Kitagawa@QF1便です。
前回の旅行がロンドンで止まっていましたので、BKK(タイ・バンコク)から LHR(ロンドン・ヒースロー)まで、カンタス航空で飛びます。
出発は00:45、同日6:45着と、ちょうど13時間のフライトでした。
今回のシートです。
やや傾斜がありますが、ほぼ平面になりよく眠れます。形状はJALのシェルフラットによく似ていますが、カンタスでは「スカイベッド」と呼ぶそうです。ホームページでは「まゆ型」という表現が使われています。
便利なのが、隣の席との間にあるペットボトルホルダー。乾燥した機内では水が欠かせませんが、ペットボトルは結構邪魔になるので、置き場所があるのは良いですね!お水は離陸して程なく、ボトルでエビアンが配られます。また、機内誌などは水と反対側に差し込まれています。ビジネスクラスだと前の座席まで手が届かないので、これも取りやすくてGood。カンタスは収納がよく考えられています。
シートコントローラー。
細かく調整でき、マッサージ機能もあって、過不足は無いのですが、ボタンが光らないので夜は手探りで操作しなくてはいけませんでした…。
個人用TVは10.8インチ、機内エンターテイメントは日本語メニューもあり、ヘッドフォンはノイズキャンセラー付きと、申し分ありません。
今回は「Transformers: Revenge」と「The Time Traveler's Wife」の2本の映画を見ました。いずれも今年の新作で、日本語吹き替え版も入っていました。
映画を見ているとワインやチーズ、チョコレートやコーヒーを持ってきてくれます。今回の担当は男性のキャビンクルーでしたが、よく気が利く人でした。
離陸前にはウェルカム・シャンパンのサービスがありました。嬉しいですね!
しかし、おしぼりが来ませんでした…朝食前も来なかったので、カンタスには無いのかも。
夕食は4種類くらいありましたが、お魚にしました。これが非常に美味しい!
デザートの種類も豊富です。何にしますか?と言われても困るのですが、チーズやフルーツはリフレッシュメントとしていつでも頼めるので、タルトにしました。またグラスのお酒は、かなり濃く甘いリキュールで、是非にとおすすめいただいたので飲んでみました。
朝食については、オーダーを紙に書き込んで渡しておくと、リクエスト通りにセットアップされて出てきます。ホテルのルームサービスの朝食みたいですね。
アッパーデッキへの階段。
上もビジネスクラスでシートは2-2配列の22席です。2階は天井が低いのが難点ですね。
階段の横にはギャレーやバーカウンターがあり、通りがかるたびに色々と声をかけてくれました。僕はTOBLERONE(トブラローネ)の三角チョコが好きなので、いっぱい貰いました。
この後ろはCコンでプレミアム・エコノミーが32席続いています。
ビジネスクラスの全景。
28席、今夜は満席です。僕の席は写真の左下、23Jです。Yクラスからのインボラで乗っていますが、かなり早く空港に着いたせいか、バルクヘッド(最前列、前が壁の席)をアサインされるという幸運に恵まれ、横を人が通ることも無く熟睡できました。インボラの場合はあくまで航空会社の好意のため座席のリクエストはしないのですが、今回のシートは正規にお金を払って乗っている人に申し訳ない位の良席でした。
同、後ろから。
カンタスは機内エンターテイメントが映画やラジオやCDなど、訳の分からないくらいたくさんチャンネルがあります。一方、ゲームはかなりしょぼい。
ちなみに僕が最前列を好むのは、個人用TVが前席に埋込みではなく肘掛に付くタイプという理由もあります。手元のほうが見やすいし、手が届かないとタッチパネルの意味無いですからね。
また、今回いただいたアメニティはブック型のハードケースに入っており、このタイプは初めて見ました。日本人的にはできれば靴下よりスリッパが欲しいところです。中身の紹介は機会があれば…
あと、機内着まで配られたビジネスクラスはカンタスが初めてです。着替えると全然違いますね、すごくよく眠れることを発見しました。この機内着は今回の旅行のパジャマにしようと思います。
さらに、トイレのタオルがディスポ(使い捨て)なのに布製というのも、ビックリ。昨今のエコ志向からするとどうなんでしょう、カンタスやりすぎじゃない?
こちらはエコノミークラス。
DコンとEコンで、総勢242席、満席でございます。
今回は本来、こちらに乗る予定だったため、後方まで出張して取材してまいりました。
カンタスのB747のエコノミーは比較的座り易いほうだと思います。
同、後方から。
機内エンターテイメントは日本語メニューや日本語吹替え版が用意されており、楽しめます。
またカンタスはエコノミークラスでもアメニティが配られるのも良いところです。
これも写真は後日。
さて、BA(ブリティッシュ・エアウェイズ)とQF(カンタス航空)のビジネスクラスを比較しますと、
座席はフルフラットになりプライベート感も高いBAの圧勝です。
ただし食事やアメニティなどはカンタスの方が勝っていると思います。
機内でぐっすり眠りたいならBA、起きて遊んでいるならQF、ってところでしょうか。
この路線のBA(ブリティッシュ・エアウェイズ)のビジネスクラス搭乗記はこちら
しかし今回のカンタスの搭乗は「おもてなし」を感じることが多く、非常に心地よい一晩を過ごすことができました。両社はコードシェアしていることが多いので、狙ってみるのも良いかもしれません。
余談ですが、Aコンのファーストクラスの方はスーパーモデルみたいなクルーだったので、今度はFに乗ってみたいものです。