October 13, 2009

パン パシフィック ホテル シンガポール

パン・パシフィック・シンガポールKitagawa@Singaporeです。
これまでシンガポールには24時間以上滞在したことが無く、今回は当地で初めての宿泊。
とりあえずマリーナエリアのおすすめホテルを何人かに聞いたところ、リッツカールトンとパンパシフィックが良いらしく、今回は口コミサイトのトリップアドバイザーでランキングが1位になっていたパンパシフィックホテルの方に泊まることにしました。


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パン パシフィック シンガポール(Pan Pacific Singapore)はマリーナベイにある35階建てのホテル。周辺にはコンラッド、リッツカールトン、マンダリンなど似たような5☆ホテルが林立しているエリアの真ん中に建っています。

パンパシフィックホテルせっかくなので、予約の際にベイサイドが見渡せる高層階をリクエストしたところ、前夜の予約にもかかわらず28階の角部屋を用意していただけました。金融街の摩天楼や、その先端にマーライオンも見えて、シンガポールらしさを味わえるなかなかの景観です。
高層階行きのエレベーターがホテルの外壁から突き出ていたり、ホテル内が30フロア以上の吹き抜けになっていたり(写真)、高所恐怖症の人は目を回しそうです。


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パン・パシフィック・シンガポール↑お部屋からの夜景

ここは高層ホテルでありながらバルコニーがあるのも特徴で、ベイサイドのお部屋ではなんと外に出られます。かなり気持ちが良いのですが、フェンスなどは無くちょっと怖かったりします。
なおシンガポールでは法律によりホテル内は客室も含め禁煙なので、バルコニーはタバコを吸う人には特に嬉しいかと。

パンパシフィックホテルお部屋の広さは40.5平米。天井も高く快適です。
ファシリティとしては、ベッドサイドにクローゼットがあるのが便利。僕は短期の滞在でも衣類をクローゼットに移すので、収納の位置や清潔さは結構重要です。(スーツケースはホテルに預けてしまうと、お部屋を広く使えて良いですよ!)
その他、ドライヤーやバスローブや使い捨てスリッパ、アイロン、ノートPCが丸ごと入り中で充電もできるセーフティ・ボックスなど、標準的な装備品が一通り揃っています。先日のウェスティンと比較すると、DVDプレーヤーが無いくらいですかねぇ。
バスルームはバスタブとシャワーブースが分かれており便利。最近のホテルはもはやこのパターンが標準ですね。バスソルトがあるのは気が利いててGoodです。

パン・パシフィック・シンガポールホテルでのサービスは気持ちよく、プールでは冷たいおしぼりやお水のほか果物までサービスで持ってきてくれるほどで、口コミサイトで1位になっているのも頷けます。シンガポールのホテルマンは笑顔が無く事務的だ、などの噂を聞いていたのに、ホスピタリティに溢れ至極快適です。
朝には日本語の新聞が届き、ホテル内のほとんどの案内には日本語も併記されているので、英語アレルギーのある人にも快適に過ごせるホテルだと思います。

お部屋でのインターネットは有料ですが、市内通話は無料。海外旅行中は携帯電話を使いまくるのですが、ローカルの通話が無料というのは助かります。
また、細々としたリクエストは電話機についている「Service One」というボタンで24時間即座に対応してもらえます。この手のボタンも最近増えてますね。食事の手配やツアーの予約など、非常に迅速です。
円高のお陰で、今回泊まった高層階のバルコニールームは1泊2万円を僅かに切る金額となりました。

DSC_0494.JPGホテルの最上階(37階)には「海天楼」という中華料理のレストランが入っており、現地で友人と食事をしました。このレストラン、ホテルの天辺に円形で乗っかっており、下から見ると一部空に飛び出していて、なかなか怖ろしげな佇まいです。

DSC_0456.jpgシンガポールのレストランには不案内なので、単に宿泊先というだけで訪れたレストランですが、賞なども取っている本格的な広東料理のお店のようで、味についても言わずもがな。ソースが非常に凝っており、フレンチを思わせる繊細なお食事でした。中華なのに1人ずつお皿でサーブされ、フォークとナイフで食べる感じ。人数に合わせたコース料理があるのが便利で、予算は1人1万円程度です。

ちなみに、この日は週末で既に予約でいっぱいにも関わらず、お昼ごろ知らずに寄って、“マーライオンの見える席”をリクエストしたところ、夜訪れた際にはわざわざテーブルを移動してベイサイドが見える席が準備されていたりと、非常に嬉しい対応に感激です。円形のレストランなので、方角によって景色がまったく違います。余裕があれば下見してお席のリクエストをすると良さそうです。