エジプトの長距離バス(アスワン→アブシンベル)
Kitagawa@Egyptです。
アスワンからアブシンベルまで、長距離バスのアッパーエジプトバスで向かいます。朝8時発、所要4時間(途中の休憩1回)、運賃は 25EP(444円)。
バスターミナルの窓口(これが滅茶苦茶しょぼい!)に出発1時間前くらいに行ってチケットを購入しました。このシーズンはまず満席にはならないとのことで、当日にしか売ってくれないようです。
町を出てすぐに、道路はアスワンダムの上を通りますが、その際に左手遠方にアスワンハイダムが見えます。幅3.6キロ、高さ100m強という巨大な規模で、このダムによりナイル川の上流側には琵琶湖の8倍ほどあるナセル湖が広がっています。
ダムを過ぎると、周りはひたすら砂漠、見えるのは鉄塔と送電線くらいです。
(この区間は朝夕一回ずつ、コンボイという護衛付き車列隊を組んで走るのが一般的ですが、長距離バスやミニバスは無関係に日中走ります。襲撃事件が起きたという話は聞きませんが、砂漠の中の一本道なので治安が気になる人はご注意を。)
車内はエアコンが効いて寒いくらいですが、一歩外へ出ると灼熱の地獄。日陰でも38度、陽の当たる場所は45度という凄まじい気温!
大げさではなく、肌がジリジリ焼けていくのが分かるほどの暑さ。風もありますが熱風なのでドライヤーの中にいるようなものです。むしろ砂が吹き付けて痛いくらい。
宿泊先は「セティ・ファースト・アブシンベル・ホテル」、アブシンベル唯一の高級ホテルで、客室はコテージタイプ、全室レイクビューとなっています。プールの向こうに、ナセル湖と砂丘が続いています。
今はオフシーズンですが、ホテルではツアー客や個人手配の観光客も見受けられ、しかも全員が日本人というのには驚きました。皆さんとはルクソールの遺跡からずっと一緒です…笑
このホテルを個人で安く予約するのは難しいのですが、agodaというサイトが取り扱っており、夕食・朝食付で 99USD(約1万円)にて宿泊できました。