May 01, 2009

エジプトいろいろ

方向が同じ旅行者にも顔見知りができて、旅行もいよいよ楽しくなってきました。
やはり日本人は、とにかく安く!というバックパッカーの皆さんが多いですね…予算よりスケジュールを重視する僕とは旅のスタイルが異なるのですが、一緒に食事をしたり情報交換をしたり、旅人同士楽しいひと時です。
特に急いでいるつもりは無いのですが、毎日が非常に濃密で、もう何週間も旅行しているような気分です。

今日は思いついたことを適当に…

SANY0642.jpg●ルクソールからアスワンまでも、鉄道で来ちゃいました。やっぱり列車は歩き回れるのでバスに比べて楽!
何故かルクソールでは駅で切符を売ってくれないので(多分、理由は「面倒くさい」です。)無券で乗車し車内で清算しました。全席指定の一等車ですが、乗客はガラガラで何の問題もなく座れました。運賃は41EP+車内清算手数料6EPなり、3時間も乗って840円です。一等車は横3列のゆとりある座席配置で、広さ的にはJALの“不快ラックス”シートと同程度です、って書いて分かるかな。

アスワンはエジプト国鉄の南端の終着駅でして、社会科で習った「アスワンハイダム」のある町ですね。さして見所も無いため、今日は洗濯や両替や飛行機のリコンファームなど旅の雑用を片付けます。ここで一泊し、さらに南のアブ・シンベルまでバスで移動となります。


SANY0651.JPG●遺跡以外のエジプトも色々と体験しましたが、興味深いのは町のあちこちにあるマクハー。これはシャーイ(お茶)やアフワ(コーヒー)を飲みながらご近所さんとおしゃべりするような場所で、まぁエジプトの喫茶店のようなものです。
今日はあまりの暑さに思わず飛び込んだところ、ここでヌビア人のおじさん達からシーシャ(水タバコ)をすすめられて、吸ってみました。街中でも男達が路肩に並んで大きな水タバコを抱えてポコポコやっているのを見て興味はあったのですが、まさかタバコを吸わない僕が水タバコとは!上に炭を載せ、パイプから強く息を吸い込むと、下のフラスコの水を通して煙が吸える仕組みのようです。初心者のためアップルフレーバーの軽いものを準備してもらい、プハーっとやってみました!げほげほ
気分はすっかりエジプトのジェントルマンですが、お客さんは基本的にエジプト人の男性のみで、当然外国人の僕は周りから浮きまくっていたことは間違いありません…
しかしマクハーはエジプトの男の社交場。言葉は通じなくとも皆とても親切で、楽しく過ごすことができました。写真はマクハーの吸い方を教えてくれたおじさん。お茶は20円、水タバコは40円くらいが、現地人価格です。


SANY0629.JPG●エジプトは南に行けば行く程ますます暑くなり、ルクソール以降は日中出歩くのはかなりしんどいです。現地の人も日が沈んでから外に繰り出すため、すっかり宵っ張りで、深夜12時だというのに広場に人が集まり夕涼み。子供も走り回り、ピクニックしている家族まで…
僕もホテルに戻るのが12時過ぎという日が続いています。


●結構悩むのが食事で、ガイドブックが全くアテにならない!それでも1日1食は現地の食事を食べてみるようにしており、適当な店に飛び込んだり、現地の人の食事に混ぜてもらったり…しかしお味的には微妙なところ。


SANY0658.JPGそんな中、エジプトで毎日必ず行くのが、なんとマクドナルド。
現地の物価水準からするとかなり高額(安飯3ポンドの国で、コーヒー1杯が8ポンド!安宿1泊20ポンドの国で、セットが25ポンド!)ですが、何もかもボロボロで滅茶苦茶なエジプトとは思えない圧倒的な安定感。また、無料でWiFi(無線LAN)が使えるためメール送受信に便利でして、エジプトではホテル選定の条件が「駅近&マック近」というくらい重要視してたりします。
早朝から深夜まで(6am~2am)営業していて、コンセントの借電もみんな普通にしているのも、ありがたい所。「マック・アラビーヤ」なるエジプト限定メニューが結構いけます。

で、今はどこで何しているかというと、アスワンのナイル川に面したマクドナルドにて、いつものようにネットでメールのチェック。さっき、昨日ツアーで一緒だった人にばったり出会ったり…。現地時間23時30分だというのに、マックは人でいっぱいです。
明日はエジプト旅行のハイライト、アブシンベル神殿に向かいます。

エジプト旅行インデックス