マヤ maya （バンコクのインド料理レストラン）

Kitagawa＠Thailand です、サワディーカップ！
今日はバンコクにあるインド料理レストラン マヤ maya をご紹介します。ホリデイインバンコクスクンビットの最上階にあり、夜景も楽しみながら本格的なカレーをいただける穴場です。

場所はスクンヴィット通りSoi 22の角、とても分かりやすいロケーションですね。
見上げるとフールトップ部分が三角形に突き出していて怖ろしげですが、あの中がインド料理レストランになっています。

ホテルに入りリフトで29階へ、フロア全体が マヤ maya という作り。
知らないと入りにくいキラキラ具合のインテリアですが実勢のドレスコードは緩く、カジュアルでもまったく問題ないお店です。

店内はそれほど広くはありません。
窓側に２人用のお席がいくつか、人数が多い場合は一段高い場所のテーブルを案内していただけます。全体的に高級感をまとっていますが、インド人はよく賑やかにしているのでグループで来てワイワイとカレーを食べ比べるのも面白そう。

ドリンクメニューにはカクテルがズラリ、頼めばワインリストも出てきます。
もっともインド料理レストランなのでノンアルコールカクテルが充実しており、こちらは店名を冠した Maya Colada です。

マヤの一品料理は油が乗っていて美味しい。
ケバブ、マサラ、ティッカなどは素材を重視した品揃えでどれも試す価値ありです。冷めない配慮も嬉しいですね。

オススメは Seabass Moilee、お魚のモイリーことココナッツカレー。
一見タイ料理かと見紛いますが、しっかり香辛料が効いた紛れもないインド料理。シーバスは別にグリルしているのでしょう、表面のカリッとした食感が上品、その内側はお魚本来の持つ旨みで勝負。一方で細切りのオニオンは溶けかかるほどにしっかりココナッツミルクを吸っており、一緒に口にすると絶妙なバランスを味わえます。

Nali Rogan Josh、こちらはいかにも日本人がイメージするカレーの姿でカシミール風仕上げとのこと。
骨ごと放り込まれたすね肉はフェンネルとジンジャーとともに一晩じっくりと調理されたもの。口の中ではらはらと解れるラム肉が絶品です。スパイスの遠慮ないパンチが後から効いてくるので思わずご飯が欲しくなりますね、もちろん注文すればインド産バスマティライスが用意されます。

ナン Naan は６種類のバリエーション。
Zatar、Cheese Chili、Mushroom Olive、Garlic、Plain、Saffron Sesame からお好みに応じて。僕はプレーンとガーリックが好みです。

そしてトッピングも個性的。真ん中の白いものはペアーの気がするのですが、スタッフはパパイヤだと言います…本当かな？少し載せるだけでガラリと味が変化するので料理の奥深さを感じさせてくれます。

こちらは昨年、仕込みをしているのを見かけたのでお店に了承をもらって撮影させていただきました。
この鍋から出てくるカレーはメニューでも分かるように分けて記載されています。一つずつ手の込んだ贅沢カレーばかりなので、基本的には何を注文しても外すことは無いハズ。ベジタリアンカレーだけでも13種類あります。

予算は（ドリンク１杯を含めて）ひとり 1,500THB 前後が目安、２名なら１万円くらい。ちょっとお値段が…という場合は週末のバッフェを狙ってみるのも良いかも知れません。
夜景を見ながら洗練されたインド料理が楽しめるのも、やはり国際都市バンコクならでは。マヤ maya のラストオーダーは夜11時半まで、その後はバーとして深夜1時まで営業している夜の遅さも魅力です。

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