ル メリディアン エンフィス ホテル宿泊記（モロッコ・マラケシュ）

モロッコで泊まった ル メリディアン エンフィス Le Méridien N'Fis のホテル宿泊記です。空港からのアクセスが良く安全で、広大な敷地を活かした庭園やプールも美しく、マラケシュの観光がてらリゾート気分も味わうことができました！

行き方

マラケシュ・メナラ空港（RAK）とメディナ（旧市街）の中間にあり、エアポートから4kmの距離。フランスのリヨンから乗った ロイヤルエアモロッコ搭乗記 のページでも書きましたが、前日にホテルへ電話をかけて送迎を頼んだらホテル手配だと300 Dhsだけど空港前にはいつもタクシーがいて100～150 Dhsだからそれに乗った方が良いと言われてしまいました（笑
※公定料金は150 Dhsですが距離が近いので交渉で値切れます

ロビー

ロビーは天井にモダンな透かし彫りのドームがあって異国情緒を感じさせます。レセプションは小さくまとまっており、イスラム圏なのでスタッフは男性が中心で、英語も良く通じました。

ビジネスコーナー

パスポートはお部屋のセーフティボックスに入れておくのが安全ですが、観光の際は警察に提示を求められても良いようにパスポートと入国印のコピーを持ち歩くようにアドバイスを受けました。

フロアマップ

３つの棟に分かれていてATLASという建物の客室がアサインされました。チェックインの際はベルがお部屋までエスコートしてくれます。

客室

築年数が経っており建付けの古さが否めないものの、室内はリノベーションしたのか壁など割と綺麗でした。床はタイル張りで、水回りも含めてしっかり掃除されています。特にベッドは大きくて質が良くぐっすり眠ることができました。

ベッド

クローゼット

セーフティボックスや使い捨てのスリッパ、アイロンも用意されていてヨーロッパのメリディアンと同程度のものが揃っています。

バス

アメニティ

バスアメニティはアラブっぽく香りがかなり強めですね。

ウェルカムギフト

マリオットの会員プログラム Marriott Bonvoy のプラチナ以上のメンバー向けローカルギフトはポットでした。今回のモロッコ旅行はフランス滞在中に大学のクラスメイトの思い付きで来ており、その子が筆立てか何かにしたいというのでベネフィットとしてローカルギフトを選んでみました。

お部屋からの眺め

プール

ルメリディアンエンフィスは敷地が広くヤシの木に囲まれてゆったりとした造りのプールが贅沢です。特に夜はライトアップされ、周りに高い建物も無く映画の中に迷い込んだかのようなエキゾチックな眺め。

アンダルシア様式の庭園も立派です。
旧市街の見どころであるバヒア宮殿もそうですが、モロッコは庭園とイスラム建築の融和が様になりますね！

朝食

オーソドックスなホテルの朝ごはん。
エッグステーションが出ていて卵料理は注文を受けてから作ってもらえました。春はいちごが出回る時期で、モロッコのそれは日本の倍くらい大きさがあります。

周辺の様子と観光

ホテル前は交通量の多い通りで、厳重に門が閉ざされておりセキュリティも高め。

通りを挟んで向かい側にある Menara Mall は近代的なショッピングモールで、スーパー、ファストフード店、お土産物屋さんなどが入っていて便利です。

マラケシュ旧市街であるメディナはユネスコ世界遺産にも登録されており、バヒア宮殿は必見。メリディアンホテルからはおよそ2.5kmなのでタクシーで気軽に観光に出掛けられます。

なお、ホテルの南側の ムーレイラシード王子通り Av. Prince Moulay Rachid には市バスも走っており、交差点から旧市街方面に向かう適当なバスに飛び乗ってみたらメディナまで 4 Dhs（約50円）と激安でした！周りの乗客の皆さんが降りる場所など親切に教えてくれて、ほんとイスラム圏は人が親切。時間や気持ちに余裕があればバスに乗ってみるのも面白いと思います。

感想

宿泊費は１泊当たり 1,000 Dhs（別途、税金57.20 Dhs）で 13,275円/泊。古いホテルですが広大な敷地に快適なベッドと英語の通じるスタッフ、空港からのアクセスも良く向かいにはショッピングモールもあって、料金から考えれば文句なしの Le Méridien N'Fis でした。

マラケシュ観光は気軽にメディナを散策することにし、ジャマエルフナ広場 Place Djemaa el Fna から迷路のようなスークを気ままに歩き回りました。クスクスなど本場のモロッコ料理も美味しくて大満足。また、現地発ツアーを利用して大西洋に面する世界遺産の町 エッサウィラ へも足を延ばしました。今回は 航空券が一万円以下で安かった のでクラスメイトとの思い付きでふらっとマラケシュにやって来ましたが、次回はたっぷり日数を取ってサハラ砂漠にも遠征してみたいと思います。

2022年, '22 モロッコ