02.28
マングローブ林をカヌーで探検!(西アフリカ・ギニアビサウ)
どこだよ!って感じですが、ギニアビサウという訳の分からない国のジャングルを地図も持たずにひとりカヌーで探検してみました。まさか来ようと思ったり辿り着ける人も少ないと思いますが、プライスレスな体験だったのでブログに旅行記を残します。
西アフリカのギニアビサウ共和国。北をセネガル、南はギニアに国境を接する小国です。
毎度のように“地図を見て興味が湧いたので向かってみた”という軽いノリですが、入国にビザが必要、その申請のためのギニアビサウ大使館は周辺国にしか無く、公用語はポルトガル語、現地にツアー会社も存在せず、検索しても日本語の旅行記はほとんどヒットしない…おおよそ観光で来る国では無いでしょう(笑
ダカール滞在中にビザ申請 を行ない エアセネガルの飛行機 で飛んでみました。
首都ビサウ観光 は一日で終わってしまい、ガイドブック Lonely Planet を参考に週末のエクスカーションに選んだデスティネーションは キニャーメウ Quinhámel。それほど首都から離れていないのに町の人は行き方が良く分からないようで辿り着くのに時間がかかりました。相変わらずロンプラの提案は難易度が高い(汗
キニャーメウには Mar Azul というホテルが一軒だけあったのですが、何らかの事情で2019年12月現在は休業。現地で得た口コミをもとに Indum Mar というレストランに来ました。宿泊も可能で、キニャーメウで唯一のホテルだと思います。
着いてみると水辺に面しており、大西洋に注ぐ川の河口から17kmほど上流に位置します。
カヤックが置かれていて、マネージャーのZeco氏から自由に使って良いと言われたので周辺を探索してみました。
広がる手付かずの大自然、掛け値なしのアドベンチャー!
動画も撮ってみたので YouTube にアップしたものを以下に掲載します。
ギニアビサウは平たんな地形で、大西洋に点在する島もこちら大陸側も潮の満ち引きによって作られた沼沢地が広がり、マングローブ林が発達。特にビジャゴ諸島のそれはユネスコの生物圏保護区にも指定されるほどですが、船が週一便しか出ていないのでタイミングが合わず今回は断念しました。
その代わりにここキニャーメウにて野生動物の鳴き声響く美しいマングローブ林をひとりで探検することができ、貴重な体験になりました。沼沢地はギニアビサウの地理的な特徴で、ビサウから日帰りもできる距離なので来てみて良かったと思います。ホテルの様子とアクセスは キニャーメウの行き方とホテル&レストラン Indum Mar の宿泊記 のページをご覧ください。
さすがにカヌー遊びにギニアビサウまで来る人はいないと思いますが、もし大規模なマングローブ林を体験したいならアメリカにある エバーグレーズ国立公園 が世界でも有数の規模でおすすめ。
多くの人と会話を交わしながら情報を集めて繋ぐ旅こそ記憶に強く残るもの。行き当たりばったりの週末ではありましたが、ギニアビサウの自然や人たちにも触れ合えたかな?と思います。
Quinhámel, GUINEA-BISSAU
ビサウ市内から40km(車で約1時間)
ミニバスでBelémの乗り場からQuinhámelまで500フラン(約92円)
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