03.21
ギニアビサウ旅行記 ビサウ観光
西アフリカの大西洋に面する小国、ギニアビサウ共和国。
首都ビサウを観光した旅行記です、市内の主な見どころを写真でご紹介します。
行き方
セネガルのダカールから空路で往復しました。
フライトの様子や空港から市内までの行き方を エアセネガル搭乗記 としてまとめています。入国にはビザが必要ですが、日本には大使館が無く周辺国で取得しなければなりません。ギニアビサウ共和国の観光ビザ申請 のページをご覧ください。
中心部はおよそ1km四方で、通りは碁盤の目状。
見どころは少なく市内観光は徒歩で半日もあれば終わるスケールです。ギニアビサウについて日本語のガイドブックは出ていないので、和文の名称は Lonely Planet を参考にポルトガル語から訳しました。旅行記や口コミも少ない国なので、Kitagawaが見つけた ビサウのおすすめホテルとレストラン も参考にしてください。
マルティレス公園
Praça dos Martires
ホテルの近くにあった公園、売り物なのか個展なのか?絵を展示していました。
げんこつのようなモニュメントは“Timbaの手”と呼ばれ、Pidjiguiti の虐殺に対する慰霊塔とのこと。
アミルカルカブラル通り
Avenida Amílcar Cabral
独立広場や大統領府に続くメインストリート。
銅像のアミルカル・ロペス・カブラルはギニアビサウとカーボベルデの独立を主導したそうです。
独立英雄記念碑
Monumento aos Heróis da Independência
通りの突き当たりにある広場。
古さはありますが綺麗に整備されていました。
ギニアビサウ大統領官邸
Palácio Presidencial da Guiné-Bissau
独立英雄記念碑に面して建つ大統領官邸。
まったく無風なのでギニアビサウの国旗もなびかず…とにかく陽射しが強くて肌がヒリヒリします。
法務省議会
Assembleia Ministério da Justiça
ロンプラに見どころとして載っていたので覗いてみました。
再建されて近代的な外観ですが、ギニアビサウの民主化を象徴する建物だそうです。
ビサウ港
Porto de Bissau
ビジャゴ諸島へのフェリーもこの辺りから出るはず。
島に向かうボートを見つけたのですが、沈没する恐れがあり危ないので必ず週一便ある定期船に乗るように船長さんから言われてしまいました。
アムラ要塞
Fortaleza de São José da Amura
町の東にある大きな砦。
博物館などに整備されれば観光名所になりそうですが、中の見学はできないとのこと。
ビサウ大聖堂
Bissau Cathedral
フランコビサウギニア文化センター
Centro Cultural Franco-Bissau-Guineense
町の中心部にあるカルチャーセンター。
ここでは図書室やインターネットが使えるという口コミですが、残念ながらお休みでした。
祖国の自由の戦士 大通り
Avenida dos Combatentes da Liberdade da Pátria
ビサウ中心部からオズヴァルド・ヴィエイラ国際空港へと続く国一番の幹線道路。
通りの両側は露店の並ぶ市場になっていて、日没後は大混雑&大渋滞していました。
コーヒースタンド
街角にあるコーヒー屋さん。
一杯50フラン、わずか9円でした。
青空市場
早朝のお散歩で出会ったボーイズ。
市中の人たちは声を掛けても撮影を断られてしまうことが多いのですが、彼らの方から写真を撮ってくれと言われて印象に残った二人です。
ビサウ市内の様子、信号も無くノンビリしています。
観光客はまったくと言って良いほど来ない国で、日本人がふらふら歩いていても話し掛けられたり積極的に絡まれることはありませんが、皆さんあれこれ尋ねるときちんと対応してくれます。
陽射しが強烈で日中はとにかく暑い!
しかし半袖やハーフパンツで歩いている男性も普通に見かけるので薄着で過ごせて助かりました。西アフリカはイスラム教が浸透している地域ですが、ここギニアビサウは原始宗教が強く服装に関してはかなり開放的。女性が華やかな服を着て市場を出歩いていたり、周辺国とは異なるゆるい空気を感じました。
セネガル滞在中に“地図を見て興味が湧いたので向かってみた”という軽いノリですが、短期間で多くを感じられ来て良かったと思います。特に週末のエクスカーションとして出掛けた カヌーで探検したマングローブ林 が貴重な体験となりました。近年すっかり東南アジアでは味わうことが難しくなった出たとこ勝負の面白さがまだまだアフリカの西岸には残っていますね!ビザ取得には苦労しますが、今後もまだ見ぬ世界を少しずつ旅して行きたいと思います。
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