09.05
漁夫の砦からの眺め (ハンガリー・ブダペスト)
Kitagawa@Budapestです、Szervusz!
ここはハンガリーの首都ブダペストにある、Fisherman’s Bastion(漁夫の砦)。ドナウ川や対岸ペストの街並み、観光名所の「くさり橋」を一望できます。ここブダの丘とドナウ川沿岸は、ユネスコ世界遺産 にも登録されています。
漁夫の砦 Halászbástya は、ブダ側にそびえる 王宮の丘 Vár(ヴァール)の上にあります。
僕らはデアーク広場のルメリディアンブダペストホテルの前から路線バスに乗って来ました。詳しくはブダペストの市バスのページをご覧ください。
こちらが漁夫の砦がある広場。回廊のところどころに、とんがり帽子の尖塔が建っています。
おや、上を歩いている人がいますね。
どうやら右端の塔からテラスの上に登れるようです。
さっそくチケットを買って上がってみました。
漁夫の砦
王宮の丘の上に、なにゆえ漁夫の砦?と思っていたのですが、かつてここに魚市が立っていたことに因んで名付けられたそう。入場料が必要なせいかテラスの上は観光客もまばら。左手に見えているのはマーチャーシュ教会です。
白い石造りで、砦というよりお城みたいですね。
無駄な装飾が無く無骨な作りながら、アーチ型の窓はどこか可愛らしい印象も。
王宮の丘の高さは約70メートルもあります。
おぉ、これは凄い眺め!ブダペストの町を一望できます。
国会議事堂
対岸にはゴシック様式の立派な建物が目に留まります。
1902年に作られたハンガリーの国会議事堂。内部はガイドツアーで見学できます。
くさり橋
南に目を向けると、遥か彼方までドナウ川が続いています。
ドナウ川に架かる大きな橋はくさり橋。
19世紀に造られたブダとペストを結ぶ初めての橋。
くさり橋のライトアップは美しく、ぜひ夜の姿も一目見たいブダペストを代表する見どころです。
ハンガリーには過去にも来ていますが、実はブダ側に渡ったのは今回が初めてだったり。
くさり橋と一緒に記念写真!
マーチャーシュ教会
一方、砦の真後ろにあるのは マーチャーシュ教会 Mátyás-templom。
砦の尖塔の窓から教会を見上げてみました。この教会の美しさは目を見張るものがあり、ブダペストでも一押しの見所です。内部の様子はマーチャーシュ教会のページをご覧ください。
聖イシュトヴァーンの騎馬像
そして最後にご紹介するのは広場の真ん中に建つ銅像。
聖イシュトヴァーンの騎馬像 Szent István-szobor で、ハンガリーの初代国王だそうです。十字架の横棒が二本あるのが珍しいですね。
周りには観光客もいっぱい!
大人がほとんどで、若い人は少なめでした。
王宮の丘の長さは約1.5キロ。ブダ側の見どころはほとんどこの丘の上に集まっています。
僕らはデアーク広場から16番の路線バスで来ましたが、地下鉄2号線(赤色)のモスクワ広場 Moszkva tér駅からは丘の上を一周するバス、Vár(ヴァール)線も走っているので、うまく利用すると良いかと思います。
Halászbástya
【所在地】 ハンガリーの首都ブダペストのブダ側、王宮の丘の上
【入場料】 700 Ft(2013年)、700 Ft(2014年)
【WEB】 www.fishermansbastion.com/
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