09.12
おすすめ夜景スポット、くさり橋 (ハンガリー・ブダペスト)
今日はハンガリーのおすすめ夜景スポット、ブダペストのドナウ川に架かる くさり橋(セーチェーニ鎖橋) とその周辺の写真をアップします。ここはシンプルなライトアップで浮かび上がる歴史的な建物が幻想的!ヨーロッパでも指折りの夜景の名所で、個人的にはプラハの夜より気に入っています♪
日中のドナウ河岸の様子。この一帯は後ろに見えているブダの丘と合わせて、ユネスコ世界遺産 にも指定されています。
夜になるとこの通り!くさり橋や対岸の王宮・教会が照らし出されます。
セーチェーニ鎖橋
くさり橋、こと セーチェーニ鎖橋 Széchenyi Lánchíd はブダとペストを結ぶ初めての橋で、10年の歳月をかけて1849年に完成しました。長さ380m、幅16m、高さ48mの吊り橋です。
くさり橋にて、2013年。
逆光になっちゃうので、ペスト側から写真を撮るなら午前中の方が良さそうですね。
くさり橋にて、2013年。
なんとくさり橋に登っている人がいました!
僕もエジプトで夜こっそりピラミッドに登ったり(注:禁止されています)世界のあちこちで“盗頂”していますが、捕まると面倒なのでくれぐれも真似しないように…さて、登っているのはいったい誰なんでしょう?(笑
夜の橋の上の様子。
周辺には大型の高級ホテルが多いので、夜も割と観光客が見物に来ています。
このくさり橋、第二次世界大戦で一度破壊されています。
1949年に元の姿に再建されました。
夜はチェーンと欄干に取り付けられた無数の照明でライトアップされます。
チェーンと言っても輪っかが連なる鎖ではなく、細長い鉄板をピンでつないだ「アイバーチェーン」を用いた吊り橋です。
くさり橋の上からの眺め。
ブダの丘の上にそびえるのは王宮です。
同、橋の下からの眺め。
絞り解放、シャッター速度1秒で撮影しています。
同じ場所でコンパクトカメラにて撮影すると、下の写真のようになります。
コンパクトカメラの方がシャッター速度が速いので手ブレしにくいものの、やはり夜景は一眼レフの方が細部まで潰れず美しく写りますね。
ヨーロッパは、ポルトガルとリヒテンシュタインを除きすべての国を訪問していますが、くさり橋の夜景は首都で見られるものとしてヨーロッパでも五本の指に入る美しさ。色に頼らず、無数の電球によるシンプルなライトアップがかえって印象的です!
王宮
ブダの丘にある王宮。
王宮の夜のライトアップ。
32mm、1.8秒 F5 で撮影です。
実はまだ王宮には行ったことないんですよね…ハンガリーには今後も何度か来ますので、次回はこの周辺を改めて観光する予定です。
このページの夜景はすべて露出をオーバー目で撮影しています。
実際の見た目に近い明るさで露出すると下の写真のような感じです。
マーチャーシュ教会
続いてブダペストきっての見どころ、マーチャーシュ教会のライトアップ。
こちらはシャッター速度の速いコンデジの方が綺麗に撮れました。
日中に近くで見ても美しいけど、夜の遠景も素晴らしいですね!
下は一眼レフによる撮影、三脚無しだとズームは厳しい…
エルジェーベト橋
ついでに、ドナウ川の一つ下流(南側)に架かる大橋はエルジェーベト橋。
こちらも第二次世界大戦で破壊されていますが、くさり橋とは異なり近代的な橋として1964年に再建されています。
後ろに見えているのはゲッレールトの丘。
同、夜景はこちらです。
ドナウ川クルーズ
ブダペストでは船上からドナウ河岸を眺めるクルーズが運行されています。
夕方に乗船し、生演奏を聴きながらバッフェのディナー。日没後はデッキから眺めを楽しみ帰着…という流れです。
食事は特筆するほどの内容ではなく、また写真を撮りたいなら揺れる船上から夜景の撮影はかえって困難。あくまで船上から優雅に日没やドナウ河岸の眺めを楽しむ…という目的で乗るのが良いかと思います。くさり橋とエルジェーベト橋の間にある桟橋にチケットオフィスがあるので、日中にでも立ち寄って購入すればOKです。もちろんホテルのコンシェルジュに頼んで予約してもらっても良いでしょう。
ちなみにこの桟橋には隣国オーストリアのウィーンからの船も発着しています。
以前当ブログで記事にしていますので、その様子はウィーンからブダペストまでの水中翼船のページをご覧ください。また、ブダペストとウィーンの間はRailJetだと2時間46分です。鉄道で行く場合の様子はブダペストからウィーンまでRailJetの鉄道旅行のページをご覧ください。
最後に、くさり橋の手前にあるインターコンチネンタル・ブダペストを改めて。
ホテルからくさり橋やブダの丘が見えるホテルとしては、ここがおすすめです。
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