10.04
糖朝 (香港)
Kitagawa@Hong Kongです。
今日は香港で有名なスイーツのお店、糖朝 (トンジウ、The Sweet Dynasty)を取り上げます。ここは甜品だけでなくお粥や点心、広東料理など観光客が食べたいと思うものは一通り揃っており、とりあえず行っとけ系レストランの一つ。実は僕が海外で一人で入った初めてのお店がこちら糖朝であり、かれこれ20年近い付き合いになります。口コミでは賛否両論あるレストランですが、その内容やいかに?
以前は広東道(カントンロード)にお店があってショッピングの後に寄るのが定番でしたが、いつの間にかに無くなってしまいました。先日ツイッターで糖朝に行ったという方のツイートを見かけて調べてみたところ、漢口道(ハンコウロード)に移転したことが分かり久しぶりに行ってみました。
場所は九龍のメインストリートである彌敦道(ネイザンロード)から2ブロック西、尖沙咀(チムサーチョイ)の駅からも歩いてスグです。お店は地下にあり、エスカレーターで下りて入店します。
店内は細長く、黒を基調としたモダンなデザインではありますがちょっと薄暗く感じました。個人的には以前のアンティークな内装の方が好きだったかな。席は半分以上が埋まっていたので今回は店内の撮影を遠慮させていただいています。ガラス越しに厨房が見えるようになったんですね。
コンセプトは医食同源。
メニューは写真付きで分かりやすく、日本語の表記もあります。中級店よりちょっと高め、という料金設定はまずまずリーズナブルと言えましょう。別途、お茶代とサービス料が必要です。
さて、スイーツで有名なお店ですが僕の場合はほとんど食事目当てで訪れています。
今年初めてオーダーしてみたのは 燒味三拼 (160香港ドル、約2,200円)。
ローストダック、ローストチキン、チャーシューの三種盛りです。この辺りのヘビーなお料理が充実してきたのは、オーナーが変わった影響でしょうか?
一品料理も多く、いずれも及第点。
何を注文しても大きく外すことは無いかと思います。
糖朝は甘味処として創業していますから、締めはやっぱり糖水で。
マンゴープリンが人気のようですが、せっかく香港まで来たのならぜひ暖かいものをデザートに。
おすすめは 熱山水豆腐花 (22香港ドル、約300円)です。
暖かいお豆腐にシラップをかけただけのシンプルなものですが、甘さ控えめの優しい口当たりは昔から変わらない味。ぜひお試しを!お味はただのお豆腐です。(笑
口コミサイトではサービスが悪いという感想も。ちょっとガサツな部分はありますが、香港ではいたって平均的な対応のお店かと思います。人気店ながら、うまく外国人観光客も捌いているのではないでしょうか。メニューの品数・日本語表記・価格帯などはツーリストにも取っつきやすく、営業時間が長いのも嬉しいところ。結構並ぶという話も聞きますが、僕は昼の中途半端な時間帯や夜遅くに訪れるせいか待たされたことは一度もありません。もっとも、並んだり予約してまで入るほどのお店ではありませんので、小腹が空いたときにふらっと訪れるくらいの利用が良さそうです。お会計は入口のキャッシャーで。
糖朝は日本にも出店していますので、以下に店舗の一覧を。
ちなみに国内の店舗は高島屋の100%出資子会社が運営していますので、日本的なサービスをお求めでしたら香港ではなく日本の糖朝のご利用をおすすめしておきます。
The Sweet Dynasty
【住所】 香港 九龍尖沙咀漢口道28號 亞太中心地庫
【TEL】 +852 2199 7799
【URL】 www.sweetdynasty.com/
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