夜のお部屋の写真を、ナカアイランドから。

Kitagawa＠Thailandです、サワディーカップ！
出発直前にTwitterでつぶやいたところ、今回プーケットにはお友達も数名一緒に来ることに。そこでお部屋の写真の撮り方が話題になりまして。特に夜は綺麗に撮るのが難しいですよね。今夜はリクエストにお応えして、僕が何枚かシャッターを切らせていただきました。

場所は、ナカアイランド ラグジュアリーコレクションリゾート＆スパ プーケット。
こういう大人のリゾートはマジックアワー、すなわち日没の直後に撮影すると幻想的ですが、シャッター速度が遅くなるため僕のような素人が綺麗に撮るのは至難の業。そこで頼るのは機材でして、解放値の明るいレンズを付け、三脚を立て、手ブレを避けるためタイマーでシャッターを切ります。

さらにお部屋が明るく写るように、ターンダウンで降ろしていただいたブラインドを改めて全開にし、屋外の照明は一部を意図的に切っています。撮影には超広角レンズを使用し、演出としてプールサイドにキャンドルを配置して見ました。さらにキャンドルの灯りが地面に反射するよう、プールサイドに水まで撒いております。

ひと手間かけると写真のインプレッションがぐっと増しますが、準備はなかなか大変。ここまで来ると記録写真じゃなくて、ほとんど作品作りですね。実際に撮影を見ていた連中は絶句していましたが、それほど実物と写りが異なるのです。ちなみにここではカメラの設定だけでどこまで綺麗に写せるかが分かるよう、後処理（画像の補正）は一切していません。

今夜はこんな感じで旅仲間がフェイスブックに載せるための写真を何枚か撮影させていただきました。このリゾートやヴィラについては別ページで詳しくご紹介します。そちらは普段のスタイルで撮影していますので、ナカアイランドプーケットのトロピカルプールヴィラのページをご覧ください。

なお、当サイトではこういった作り込んだ写真ってほとんど掲載していません。というのも、ホテル名で検索してご旅行の参考にされる方がいらっしゃるので、あまり狙い過ぎると実際に訪れた時とのギャップが広がってしまいます。とは言え、ちょっとした演出を加え、露出とホワイトバランスを変えるだけでも随分と写真の印象は変わりますので、たまには凝って撮ってみるのも面白いものです。

2014年, '14 タイ